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Fri
2010.10.15
01:40
 
銀魂 シーズン其ノ弐 03 【通常版】 [DVD]銀魂 シーズン其ノ弐 03 【通常版】 [DVD]
(2007/09/26)
杉田 智和釘宮 理恵

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ここ最近ずっと、アニメ銀魂を1年目第1話から見返しておりました。
そして今日やっと紅桜篇(第58話~61話)を見終わりました。

確かにこれはこれ単体で見ても十分に面白い。
だけど、テレビシリーズを順番に見ているからこその面白さがある。特に2年目1クール目(実質5クール目)は紅桜篇第61話で終了することもあってか、それを軸にして原作話を再構成しているように思えてならない。

例えば。


以下深読み。(こういう作業が出来るのが楽しい) 

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銀魂シーズン其ノ弐01【通常版】 [DVD]銀魂シーズン其ノ弐01【通常版】 [DVD]
(2007/07/25)
杉田智和.釘宮理恵

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第51話「ミルクは人肌の温度で」
第52話「人に会うときはまずアポを」


6月頃のより魂で再放送されました。
紅桜篇のキーとなるキャラ似蔵が初登場する。
「獣の匂い・・・隠しきれない獣の匂いがするよ。あの人と同じ」
あの人、とは高杉のことであり、既に高杉の篝火にまとわりつく「蛾」となっているんだろう。原作は第七十八訓で、紅桜篇が第八十九訓から始まる事を思えばアニメ版がいかに近くで構成されていることが分かる。「あの人」とは一体誰か、そこを分かりやすくしてるんじゃないかな。

同時に。
銀さんの隠し子騒動で始まるこの話は、まだ言葉も喋る事が出来ない赤ん坊勘七郎相手に銀さんがあれこれ喋る場面が妙に印象に残ってる。

「人生の80%は厳しさで出来てんだ。いやほんとに、俺なんかいっつもこんなんばっかりさ。でも悪いことばかりじゃねえよ。こういう一日の終わりに呑む酒は上手いんだよ」

紅桜篇第61話で桂曰く「この世界を一番憎んでいるはずの奴(銀時)が耐えている」。
家族というものを知らず、戦場で屍の追剥をして暮らしていた幼い銀時を思えば、何かしら憎むべき対象物が世界であっても不思議ではないかもしれない。世界・・・状況の理不尽さ。
とはいえ、助けてくれた松陽先生が死んだ後に、じゃあ銀時が「耐えている」ほどの重さで押しつぶされているのかと言われればそうじゃない。高杉のように破壊活動に走らない彼が何をしているのかというと、酒を呑むこと。理不尽さを酒の肴にしているのか、呑んで酔って一時的に忘れているのか・・・。なんにせよ、「あるがままを受け入れている」ように見える。破壊に走る高杉と、破壊活動から穏健派に路線変更した桂とともに、紅桜篇のメインキャラの現在の立ち位置がここに示されているのでは。

第53話「ストレスはハゲる原因になるがストレスをためないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできることなんて何もない」

「俺もこれよ。誰よりも空高く飛びてえシャボン玉」
風だけじゃなく誰かに吹かれることで空高く飛ぶことが出来る。誰かの後押しをすることが、言わば万事屋稼業なわけだけど、本当は銀時自身も空高く飛びたい・・・ここにほんのちょっぴり本音が出ているようで好きな台詞です。だからといって自主的に何かをするわけじゃないんだが(笑)やっぱりここも、高杉や桂を思えば彼らとのスタンスの違いがはっきりしてくると思う。

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第54話「どこの母ちゃんもだいたい同じ」
第55話「もの食べるときクチャクチャ音をたてない」


「うちの田舎じゃね、母ちゃんは皆の母ちゃん。子供は皆の子供」と豪語して母親のごとくふるまう、万事屋3人とは赤の他人の八郎の母ちゃん。この母ちゃんが発端となった騒動が、紅桜篇のセリフ「お母さんてのはなあ!なんかこう口煩くて横暴で一方的で人の話なんか聞かないで!あれ?あれミサイル撃ってもおかしくなくなァい?」につながる。聞いててコレ絶対八郎の母ちゃんのことだよなあ、と。原作は紅桜篇以降の話なんだが、順番が変わるだけで読みとり方が変わって面白い。

そして、銀時に「親がいない」(万事屋3人ともだが)設定をここではっきり描写している。1年目第40話~42話の星海坊主篇で親がいないことは語られているが、そこでは父親だった。ここで改めて母親も知らないということになっている。新訳紅桜篇では新たに師匠である松陽先生が追加されているおかげで、親がいない代わりに同じような存在として松陽先生がいるんじゃないかなと思う訳です。

第56話「一日局長に気をつけろッテンマイヤーさん」
真選組って、ホント出番ないんだなあと改めて。ある種ファンサービス的な挿入の仕方じゃないかなあ。
後に腐れ縁と語られるような真選組と万事屋との関わりは、幼馴染で攘夷志士である桂との交流も含めて、裏表のない姦計のない姿勢を感じられて好きだったり。裏で宇宙海賊春雨と関わろうとしていた高杉と実に対照的。だからこそ、桂は高杉に対しては虫のいどころを悪くしたとしても、銀時が真選組と関わっていたところで普通に接するんだろう。(もっとも勧誘をしたところで相手にされてない)

第57話「無くした物を探すときはその日の行動をさかのぼれ」

紅桜篇に登場しない、かつての攘夷戦争で共に戦ったもう一人の志士・坂本辰馬。彼が登場するこの話が、わざわざオリジナルで紅桜篇の前に挿入されています。松陽先生のもとで学んでいないが、かつての仲間。
立ち位置的には、攘夷戦争途中で戦争を放棄して宇宙に渡った人。対立する双方に利益をもたらすことが関係の調和を図る。それが坂本の国の護り方・・・というのは第23話「困った時は笑っとけ笑っとけ」で描写されています。
銀時と酒を呑んで酔っ払う姿は、どんなに悪態つこうが友達同士なんだなあと。
激しくツッコミながらもドラゴンボーズの単行本の貸し借りをする(第147話「全ての大人達は全ての子供達のインストラクター」)桂との関係は、桂が過激派から穏健派に切り替わった(ついでに電波化)からこそだろう。
高杉とは第17話「親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ」にしても紅桜篇ラストシーンにしても、剣を向ける向けられる関係となってしまった。
かつての攘夷志士4人は、戦争敗北を経て、変わらなかったり変わってしまったりだ。(ついでに言えば真選組メイン3人の過去からの変化のなさも浮き彫りになる)



こうして改めて見返して見ると、紅桜篇までの一連の流れは本当に面白いなと思った。
あくまでも紅桜篇に集約する流れにして、後に嘘予告まで作ってしまうほどに「紅桜篇」に力を入れていたんだなあ、なんて。実際、新訳として劇場化されたわけだし。

銀魂、(何度も繰り返しますが)好きだなあ。


ということで、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」のDVD発売が楽しみです!
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇【完全生産限定版】 [DVD]劇場版 銀魂 新訳紅桜篇【完全生産限定版】 [DVD]
(2010/12/15)
杉田 智和釘宮 理恵

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発売まで後2カ月!!
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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂
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