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Sat
2010.08.07
00:22
 
銀魂―ぎんたま― 35 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 35 (ジャンプコミックス)
(2010/08/04)
空知 英秋

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35巻のちょっとした感想。

以下最新WJ本誌のネタバレあり


 

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どんな強い人間でも、ふと弱くなるときだってあるさ。






第三百二訓「侠の鎖」を読んで。

「てめーらに生きててほしい」
というのは、描写にあったようにお登勢さんを次郎長の剣から護れなかったことだけを指しているわけじゃなくて、たぶんかつて参加した攘夷戦争時のトラウマもあったからだろう。
(アニメ銀魂のOPで本編で描写されないにも関わらずしつこく白夜叉時代の銀時の描写があるのは、そういうのを認知させるためでもあるだろう。辰馬の出番があるのと一緒の意味合い。だからこそアニメ版は<分かりやすい>)

その戦争で何かを失ったからこそ、お登勢さんの旦那の墓に一人佇んでいた。死の象徴である墓から、生の象徴であるまんじゅうを食って、銀時は再び立ち上がる。そのあと死んだ魚のような目をしていたわけだが、本人としては「いざっていうときに煌めく」つもりであり・・・つまり、自分の意思次第でやる気を出すと言っているようなものだ。

でも、ならばなんでやる気がでるのかと問われれば、そこに彼を慕う仲間がいたからだ。この場合万事屋であり、お登勢の店の者たちであり。

「もうこんなもん持たねェと何度思ったかしれねぇ。なのに・・・またいつの間にか背負いこんでんだ。いっそ捨てちまえば楽になれるんだろうが、どーにもそーゆ気になれねー。荷物(あいつら)がいねーと、歩いててもあんま面白くなくなっちまったからよォ
(銀魂第2巻P150~151から引用)

コミックス2巻から3巻に掲載されている新八と神楽を宇宙海賊春雨から奪還する話で銀時自身が言った台詞だ。今回、お登勢を護りきれなかったことで立ち位置として墓の前に佇んでいた頃に戻ってしまい、この台詞を銀時自身が再び振り返らなければならなくなった。それを気付かせるのが、2巻段階では自分で気づいていたハズなのに、今回は万事屋の神楽と新八だった。他ならない、銀時自身を慕う者であり、銀時曰く「荷物」の・・・。

「護り護られ」はシリアス銀魂のテーマだと思っているけれど、銀時自身も「荷物」として護られている、それを銀時(と読者)が改めて気付かせられるシリーズなのが35巻の話なんじゃないかな。

まんじゅうを食うというかつての墓と同じシチュエーションを、前は銀時だけだったのが今度は皆で食うというのが良いね。護り護られは、一人でやるもんじゃない。互いにやることだ。
前だって銀時ひとりでお登勢を護ると誓っているけれど、実際お登勢に護られてたという部分もあったんだし。

これを読んで最初に感じたのは、WJ35号に掲載された第三百十九訓「Z~~~~~」での、万事屋3人が結束したスタイリッシュなチャーハン作り(必殺仕事人のテーマをバックにさっちゃんを護るために全蔵の屋敷に侵入して小腹がすく時間だからとチャーハンをつくる)は、本当に楽しいんだろうということだった。ゴロゴロ転がって侵入するところとか、楽しそうだものw


全体的に。
いつもなら照れ隠しだかでギャグではぐらかしてしまう(あるいは煙に巻く)ような本音を、いつになく饒舌に語る長編でした。

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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂
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