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Mon
2010.07.05
00:52
 
以下感想。
原作ネタバレあり。 

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まず、劇場版決定。
まだハガネで搾り取る気かというのが第一印象。主人公の決着はしっかりついたにも関わらず、終わらせてもらえなかったか。ファンサービスの映画かな?

気になったのは、劇場版決定の報に「FULLMETAL ALCHEMIST」の文字がないこと。なんで?
ちゃんと「FA」って付けて欲しいなあ。ああ、前作を上書きしちゃうの?また?もううんざりだ。

楽しみデスヨネ!

たぶん見に行きます。都会と違って映画館なんておいそれと簡単に行ける距離にないんだから・・・内容は正直どんなんでもいいです。ただ問題は、新幹線を使わずに見に行ける劇場があるか否かにつきる。そうじゃなかったら、ちょっと考えるかな。

さて。

主人公たちは別として、群像劇とか言われた割に他のキャラの描写があっさり終わってとても物足りなかった原作を補完しているじゃないですか。むしろなんで原作が描けなかったのかが不思議でならない。無理やり7月号で終わらせた感があるんだよね。ああ、アニメ版が先に終わるのがまずいとか?
もしかして今回ネタとしてできなかったさまざまなこと(520センズとか)を映画化に向けて外伝連載とかやらないよね(苦笑)。あ、それこそ0巻か!



先週と同じく原作よりも面白かったです。

イシュヴァールの問題を解決するというマスタング。そこにノックスが訪れる件はとても良かった。
目が見えなくても何かが出来る、それがイシュヴァールについて知識を得ること、および復興を目指すことだった。「けじめ」だからこそ。ここの描写は清々しくていいですね。

ただし、30話のイシュヴァール戦の描写が物足りなかったのが惜しい。FAではどちらかというと、強制的に戦争に参加させられた可哀そうな人という扱いにしかみえなかった。あえて<軍人だからこそ>泥をかぶって戦わざるを得ず、だからこそ、こうやってある種責務として復興に取り組まなければならない、そういうのが欲しかった。
軍人というのは、何よりも人の命を左右する職種だからだ。何かがあれば民を護る。だが、理由あらば人を殺さなければならないのだ。ましてやドラクマとドンパチやらかしたばかりなんだし(これ、どうなったんだろ。むしろ国をあげての大問題なんじゃ・・・?大総統キングブラッドレイ政権下の負の遺産ですよ。だが国の新上層部はイシュヴァールなどあくまでも内にだけ向かう)。そういう印象がまるっと完全にない。なので、爽やかな決意表明に見える。

繰り返すけれど、ここだけ見れば とても良い場面でした。ここだけ見て30話を一切考えず原作15巻を読んでいれば、と限定して。

ていうか、せっかくファルマンがいるなら知識を試すのはブレダじゃなくてファルマンの方が良かったんじゃ?FAはとにかく主要キャラ(=人気キャラ)以外の脇キャラの特徴を生かせなかった印象があります。

そして賢者の石でマスタングは視力を戻す。
さんざん主人公が使わないと言った割と簡単に使っちゃうんだね。

ここは、正直えええ?と。納得いかないのはそれを聞いていた横で微笑んでいた中尉。この場合、自身とは全く関係の無い第三者の命(しかも理不尽に殺されてしまった)によって生かされることで、やっぱりイシュヴァールを復興させないといけないという責務が出来たわけだ。ホーエンハイムのように中で何年もかけて説得したわけじゃない、ただこの一瞬で決めてしまうことの迂闊さ、青さを考えると、これから先どんな苦難が待ち構えていることだろう。華やかな未来ばかりではないだろう。第三者の命を使うということは、たとえそれが生きていようが賢者の石である以上死んでいようが責任がともなってくる。それは賢者の石を使うことを許した周りの者も同じことだ。ここは中尉もまた決意の表情であって欲しかった。

ハボックもまた賢者の石で足を治療する。
なぜハボックも?他の負傷者もまた全員を賢者の石で治療するつもりなんだろうか。ある意味皆共犯者というか・・・自分の手で、足で、努力する、たとえ時間がかかってもという選択肢はないのか。ハボックの足を戻すのならば、ラストシーンの写真でマスタングの近くにでもいれば良かったのでは。あの写真だと何してるかわからない(笑)

マスタングさん、アイザックのことをちっともさっぱり毛ほども思い出さなかったねw
がっかり。
チャーリーさんたちの補完もスルーですか・・・いったい誰だったんだアノ人たち(棒読み)。
やっぱり脇キャラを上手く扱えなかった印象。

エドと生身のアルの会話のシーン。
ああ、生身なんだ。元に戻ることが出来たんだ~と感慨深くなりました。
帰ってきた兄弟に対して、ウィンリィがゆっくりと進んでいく場面。
BGM「Trisha's Lullaby」を流しながら、背景に幼い日の幼馴染の姿を写した写真が貼ってある。先週が過去の家族の終わり(トリシャ込)だとしたら、ここはもう未来の家族が視野に入っているのでメインはあくまでも幼馴染となる。ここ、とても素敵でした。この「間」がいいのだ!FA初期にはとてもじゃなけど出来なかった(故に評判がた落ちした)芸当。

扉を開けた先には、兄弟の姿が。これ、ぶっちゃけシャンバララストに納得いかなかった激しく糾弾した主に原作ファンの方々が一番見たかった場面なんじゃないかな。
ウィンリィが兄弟に向かって抱きついた場面はとても堪能させていただきました。フールメタールアルケミストウの妙なナレーションの横やりが入らなかったのも良かった!こう、余韻があるのが素敵!!

さて、Bパート。アイキャッチが今思えばあまり結びつきの描写が無かった軍部。

2年後ですが、もう私の中ではエドもアルも声変わりしてるイメージ。前作では全く気にならなかったけれど、エドの声に朴さんの女性的な部分が出てしまってる気がするので(男性を意識すると帰って女性っぽくなる宝塚っぽいイメージというか)。
原作の「錬金術が使えりゃ」うんぬんのセリフを省いたのはとても良かったと思う。錬金術の存在自体がなくなったわけじゃない(多分他の人は使える)んだし、ならどうしてエドが錬金術を使えなくなったのかというと、自分自身の錬金術を使う術である扉を消滅させてしまったからだ。この場合、知識があれば出来るハズの錬成陣を書いても錬成は起こらないのかがよく分からないけど、FAではつまるところ手パンだと錬成が起こらないとだけ描写されているのでツッコミしにくくなってる(笑)

提供のテロップがグラマン(名前を思い出すのに一苦労した)と大総統夫人との会話の部分だったのを見て、ああ今週テロップを入れるスキがあまりないよなあと。
成長したセリムを見て、「ふまじめですよ」の台詞の前に間がおかれていて、それがホムンクルスセリムに対して完全に信じているわけじゃない、見守っているというよりは見張っているといった意味が込められていて良かった。

足が機械鎧のままでいいのは、自分への戒めといいつつ、実際のところウィンリィに機械鎧を治させる口実のほうが大きいんじゃないの?「戒め」とするという割にエド本人が戒めとするような描写がないんだよね。

「等価交換」という言葉はFAでは全く印象に残っていないというのはさておき。FAは印象付けが下手だったから。

10貰ったら11にして返す・・・それに対して、原作にあった「等価交換を否定する」という言葉がFAではなかったのが良かった。私がまあばかだから分からないんだろうが、等価交換を否定してるようには見えなかったので。10もらったうち10はしっかり返してるんならそれは等価交換の否定というより等価交換を超えた先にあるものなんじゃないのかなあ、と。もっとも、自分が10だと思って11返したら、相手してみたら5だよどうしてくれる!という相互不行き届きな場合もありうるわけで、そうならないために相手が満足してくれるまで何かをやり遂げる、という意味だろうとは想像できる。ていうか、所謂無償の愛というものに至らず、結局はどこまでも等価交換という錬金術の法則が付いて回るんだから、兄弟にとってはそれほど錬金術というものは大きな存在なんだろう。

そんなものに拘らなきゃいいだけで、自分が誰かに何かをしてあげたいから、だけでいいんじゃないのかな。

「RAY OF LIGHT」に乗せて、アルがやりたい事を嬉しそうに語る。
もちろんニーナみたいな子を救いたい、というのも根底にあるけれど、錬丹術を学びたい・いろんなものを見たい知りたい会いたい、世界の広さを見たいという好奇心が上回ってる。それでいいと思う。それこそが、兄弟らしいと思う。
ここのアルの表情がめちゃくちゃ良い!!

エドの告白シーンはこっぱずかしくて笑った。
やっぱり等価交換と口にして、錬金術に拘ってるんだよね。いともたやすく等価交換の法則をひっくり返したのは、一般人のウィンリィでしたとさ。
そのウィンリィのセリフの間も絶妙でした。今回はとても間が生かされていて、見ていてとても気持ちが良い!
BGMはたぶん「Lullaby of Resembool」(アレンジ?)今回は私の好きなBGMがたくさん使用されていて嬉しい限り。

「うん、いってらっしゃい!」と明るく言うウィンリィ。帰ってくると分かってるからね。
これは、もしかして(もしかしなくとも)家族の肖像のホーエンハイムとトリシャの別れのシーンと対になるんだろう。前回リゼンブールに帰ってきて亡くなった(トリシャと再会っぽく描写)ホーエンハイムをメインにしたのも、その対比を分かりやすく、かつじっくりと丁寧に描写するためだとしたら、とても素敵だ。
ここも原作よりも好き。
「じっとしてる男なんてつまんないもの!」・・・もっと、もっと可愛らしく描いてあげて・・・

「痛みを伴わない教訓には意義がない」とかなんとか列車に乗り込んだエドに言わせている。これはもしかして水島版テレビシリーズ最終話を意識してるんだろうか。ロックベル宅に貼られた写真とか。
前作ファンとして嬉しいというよりは、前作イベントかと思いきや蓋を開ければ今作のイベントだったという去年の春のイベントを思い出してしまった。苦い思い出だ・・・

エンディングの写真は微妙に笑いポイントですかw
マイルズとスカーの髪型がかぶっているのにまず笑った。おそろい~♪
そしてマスタングさんのちょびひげ。似合わなくて笑った。ていうか、なぜ生やしたww ない威厳を見た目からでも出したかったのかwww
ヨキのサーカス団が原作よりもはっちゃけている。
デンの旦那様は白い犬~
ランファンがまるで背後霊wあ、守護霊?
使用楽曲が「ホログラム」。こないだ職場の有線で流れたのでタイムリー。実に爽やかで後腐れの残らない感じがあってる。


ちったー死んだ親父にもふれてやれよ。マスタングとの520センズの約束の回収うんぬんよりも、そっちが気になった。なんでこう場面と場面がブツ切れなんだ。
元に戻りたいというキメラのおっさんたちは描いて、元に戻ることを選択せずありのまま生きているっぽいヨキのサーカス団にいるキメラのオッサン方の描写がないのは残念。



というわけで、鋼FA最終回でした。
この作品、思うところはいろいろいろいろいろいろいろいろいろあるんです。さっきちらっと触れたイベントのスライドだったりだとかがなければ、もっともっと素直に応援してたと思う。私が前作ファンだということは抜きにして、だ。
あと前作の錬成陣をそのまま使用してしまう制作スタッフの姿勢にはがっかりだった。

結局、メイスンも、アイザックも満足に描けなかったなあ。主要キャラ以外、それも脇の脇になると描写がかなりなおざりだった。上記二人しかり、イシュヴァール戦のチャーリーたちしかり。出したのならば、それだけ責任持って描写して欲しかった。正直マスタングチームの絆と言ってもそれほど描写があった記憶がない。とにかく1クール目の描写がダメダメだった。
そしてイシュヴァール戦は1話でやるには短すぎた。ただし長くやると鬱=駄目な視聴者が離れるだろうし難しいところではあるかもだが、最終回にああまで影響(悪い方)があるとは。


この枠はギアスR2からダブルオーと見続けてきましたが・・・痛みがなにもない(ホーエンハイムにふれなかったせいでもある)実にさわやかで後腐れの無い、心にキズを遺さない実に<少年の冒険譚>として終わった印象です。故に物足りなくもあるかな?記憶に残る、ギアスのように突然ハンマーで殴られたようなガツンとくる衝撃も、ダブルオーのように超展開で茫然wとすることもなかった。

とても綺麗な終わり方だったと思います。たぶん、そうであるからこそ全話、少なくとも新章の2クールからずっと見続けてこそ、物語の<重み>を感じることができるのかもしれない。なので1クール目やイシュヴァールをもっと丁寧に描写して欲しかった。最初から見続けたからこそ、粗が見えてしまう。
(主人公の持つ重みとは別に、物語としての重みという意味)。

主人公の重みは・・・どうかなあ。自分で乗り越えたのならともかく、そうじゃなくて状況的な設定からして一度取っ払われちゃったからなあ。主人公に全く思い入れがないので、あまり深く語れません。闇がない・ケチがつかない、それは裏を返せば都合が良い。後くされが残らない、安心して次に行ける、裏を返せば思い返す必要がない。そう見えてしまった時点で思い入れがないので、もうこれ以上はやめ。

たぶんもう見返すことはないと思う。


私にとって鋼FAとは、面白い物語だった。それだけ。


制作スタッフの方、お疲れ様でした。
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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