感想置場。たまにひとりごと。
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Mon
2010.04.12
20:08
 
ごく簡単に感想だけ。
だったのを追記しました。

以下ネタバレ。
 

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第106話「傲慢の深淵」



賢者の石となったエドの右腕が生身だった(魂状態なんだからあって当たり前ではあるが)。
そしてお父様の攻撃で吹っ飛ぶ機械鎧。
これは普通に元に戻る伏線なんだろうか。あるいは。
ここあたりが見どころだった。

でも見た目じゃ皆さん肉体ごと吹っ飛ばされたように見えるが。
設定とか伏線とか地球スケールの命運だとかよりも、しかも合成獣軍人たちがいる中で、エドとアルが元に戻れるかだけがひたすら気になる。

それはそれとして。

大総統の死に顔を見て言い放つグリードの台詞なんて、これが大総統の<答え>なんだろう。曖昧だった大総統の最期の言葉とは裏腹に表情は雄弁に語っていたということか。


そして、鷹の目は文字通り<目>になるつもりなんでしょうかね。
マスタング大佐が活躍するのは今後あるのか(笑)



父が盾となる形のエルリック親子の連携は、セリムことプライドを助けるどころか一瞥すらしないお父様との対比になっていた。
「親子」というには大総統キング・ブラッドレイとセリムとのソレのほうがよほど「らしかった」・・・と。

自らを賢者の石としてプライドの中に入りこむエド。

つまりこれはATフィールドに入りこんだ使徒がアスカを襲って精神汚染したみたいに、エドがプライドのATフィールドを破って精神に入りこんで深淵・・・真実をさらけ出したということだろうか。ATフィールドとは他者の侵入を防ぐ心の壁の意味でもあり、それが破られてしまったアスカは精神が壊れたが(あげく弐号機の中で胎児のように蹲っていた。新劇はどうなるのか分からない)プライドはコアだけが残った。エドが掴んだのは小さな小さな、赤ん坊の形。

そして「ホムンクルスの矜持」(プライド)を持ち出してまで守りたかった本音。

アレは、もしかして母親の胎内にいる状態の姿(人間の姿にまで成長はしているけれど、まだ生まれるまでには至っていない)なのかな。

傲慢が欲しかったのは、ごく普通の父がいて母がいる家族?お父様から作られた彼には、決して永遠には手に入らないもの。だから大総統夫妻のフラッシュバックが差し込まれる。大総統夫妻といる空間は、本音では理想的な空間だったのかもしれない。
疑似的な母親である大総統夫人に対して「あれは好きです」と言い、そして小さな胎児に戻ったとき(今までお父様を呼んで従っていたのに)ココではあえて「ママ」と呼ぶ。

「思考停止」だとはエドも良く言ったもんだと思ったけど(自分の父親への態度もまた同じなのでは)、セリムとの対決がエドだったのはそこも含めてなんだろうか。エドもまた「傲慢」に見えた。

それにしても、たった1回の戦闘でキンブリーがエドのことを理解していたとは驚きだった。美学に基づいて行動する彼は、自分の損得関係なしに他人の行動を逐一細かく見てるんだろう。その人の生き方が首尾一貫しているかどうかにだけこだわる。
夫人に謝りに行くというエド。何をどうやって。大事な息子さんをこんなにちっさくしちゃってごめんなさい、ということ?見せるの?バカ正直に、敵のホムンクルスだったから倒しました、とでも?
でもあんなところに置いたら風で吹き飛ばされそう。





「ならば人を産もう」
軍上層部が作った同じ魂が入った人形兵は躊躇なく倒したのに、ココで戸惑うの?とはちょっと思った。
生きていた頃を知っているクセルクセス王など関係者の魂や、自身が失った赤ん坊と同じ姿だと、それは戸惑いの対象となるのだろう。

かつて人体錬成したときに、兄弟は母を望み、イズミは子供を求めた。もしソレが成功していたら・・・?こうなったかもしれない。
「こんなの・・・違う!!」

死者は甦らない。クセルクセスはかつての錬成で肉体は死亡している。前あたりでアメストリス国民が復活出来たのは肉体が生きていたからであり、鎧に定着されているアルが生きているのも扉の向こうに肉体が生きて存在しているから、同じく鎧に定着されていたバリーが生きていたのも肉体に別の魂が入って活動していたから・・・新たに肉体を得たところで元に戻る場所がない。

ホーエンハイムが産めないつったら腹から魂が一つしかないホムンクルスを生み、それを「産む」と表現する。それは単純にホーエンハイムの言うことに対する揚げ足取りで、人間の「産む」がどういうことなのか知らないわけはないだろう。

ここでもクセルクセス王の腕がボタボタ垂れるところは、妙にナウシカの甦りそこなった巨神兵を思い出してしまった。

見た目そっくりさんが敵として現れて主人公側がピンチに陥る~というシチュエーションはある種王道。

そして過去人体錬成で自分たちがやろうとした事そのもの。あの場では死者の魂がそこになかった&アルの魂がうまく定着しなかったから失敗したわけで、新しく器を作ろうとしたことは実際お父様とたいした違いはない。器が人じゃなかったから良かったね~で終わってしまった話だからか。
もっとも主人公側が冷静に倒す前にお父様がふっとばしちゃいました。
ここで主人公たちに決着をつけさせるべく葛藤させていたら、話がすぐに終わらないんだろうなあ。
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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