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Mon
2010.02.08
00:11
 
本日届いたハガレン@めいるによれば、4月に発売されるフェスDVDには26話ラストシーンの生アフレコを「完全収録」するとのこと。ということは、他は完全収録じゃないのか?と天邪鬼なことを考えてしまった。おまけ映像特典とかあればいいのにと贅沢なことを言ってみる。

今回から原作20巻相当分です。ちなみに20巻初版には「TVアニメ新シリーズ始動」というアオリ文句のついた帯がついてました。それが今アニメになってると思うととても感慨深い。いろんな意味で今があると誰が予想しただろう。

ということで以下感想。
原作ネタバレあり。
 

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終わってみればサブタイトル「蟻のひと噛み」相当分は展開が早く過ぎ去ってしまった印象。


今回もまた絵が濃かった。4クール目最初の39話の作画が悪かったけれど、最近は良い絵が続いてます。なによりもウィンリィが非常に可愛い。エンディングのトリシャも可愛いがウィンリィも可愛い。
モブもよく動くほど作画が良かったんだが、Aパートで小屋の前を歩いていた薪(?)を持ったの女性と布を持った女性がBパートでエンヴィーとのケリがついた後でも全く同じ姿(色違いのコート)で歩いていたのを見逃さなかった。ここでBパートで逆方向から歩いてきて持ち物が違うとかだったら芸の細かさに盛大に拍手したのに。

アバンは先週のドラクマとの決着。圧倒的な戦力差、ていうか一方的にドラクマの負け。弱すぎだろうドラクマ。前回あれだけものものしく登場したくせにあっさり血の紋の礎となるとは、なんと哀れなことか。ブリッグズの鉄壁を打ち破るにはブリッグズ内部との内通が不可欠なわけだが、それ自体がなかったので成すすべがなかった、と。仮にアメストリス側の内部事情が全て解決したとしても、隣国ドラクマ相手にこーんなことやってりゃ後で大変なことになりそうな気もするけど、そんなのおかまいなしにめでたしめでたしで物語が終わりそうな気もする(戦争がメインじゃないから)。
それはともかく、白黒漫画の原作と違って雪の中に赤い血が目だっていて、キンブリーの言う「血の紋」がとても分かりやすかった。同時に嫌な場面(この場合は褒め言葉)だなあってのも感じられる。
何気にブリッグズ側にオリヴィエの代わりにきたセントラルの軍人がいませんでした。この描写だけをみるとマイルズとバッカニアの手柄だ。

「こちらも助かってるし」
ウィンリィだけかよとはちょっと思ったが、マルコーの見せ場は後でしっかりあることを考えると、ちらっとでもウィンリィの見せ場を作ったのかな。

イシュヴァール人たちが暮らすスラムは、原作と違ってマルコーやジェルソ側の視点でした。<不気味さ>や<ザンパノ(名前覚えた!)の裏切り>に比重を置くのならザンパノと変身エンヴィーを描いた原作かもしれない。でもFAでは真逆で、もう最初から全部マルコー側が仕組んだことですよ~というのが、「山へ薪を取りに行って来ると、ザンパノにそう伝えてくれ」という暗号のような台詞や彼らの表情や態度にとても表れていた。非常にわざとらしい。
原作においてどちらつかずの曖昧に表現されていたものについては、後から出てくる設定で答えが分かっていれば、FAは最初から答えが分かるように描写されています。例えば人体錬成され者は母ではなかったと20話で分かるので、5話時点で既に母ではないと描写する。それが私的に面白さを殺いでいる訳だが、今回はむしろ原作の裏側を描写したみたいで面白かった。原作ではザンパノ側、FAではマルコー側。もっともアニメではザンパノと変身エンヴィーは居住区の外で出会っているので原作とは描写自体変わってはいるものの、視点の違いを提示されるとアニメで面白さが広がったような気がした。

ちなみにヨキは「皆働いてるっつーのに、ザンパノの野郎はどこに行きやがったんだよ!」なんて言ってる。この時点でエンヴィーを騙す計画をヨキだけ知らないという伏線。


「家族ごっこです」
原作読んだ感じではブラッドレイに対する抵抗の表れでわざと「ごっこ」呼ばわりしたんだと思ってたんだが。アニメでは完全にリザは本心から家族ごっこと憂いているようだった。リザの家庭環境を思えば理想を演じる大総統一家に思うところがあるのかもしれない。妻だけは自分で選んだという大総統の台詞でリザは何を想ったんだろう。全てが虚構ではなかった。妻は本物の家族だった。茶が上手いというのも本当なんだろう。虚構だけでなく、本当の事も持ち合わせているのが大総統だ。

「部下が何人かいただけだよ。皆今頃どうしているだろうか」
この台詞があったおかげで部下が賢者の石にされたと分かって憤るマルコーが自然に感じられた。今回は台詞回しが丁寧です。

エンヴィーが変身を解いたシーン。マルコーがそんなに驚いておらず、まったくもって「三文芝居」というのが分かりやすい。この台詞を生かす形なのかな。で、それに騙されるエンヴィーがとても愚か。
元の姿に戻るエンヴィーがとても迫力ありました。涙と唾でぐちょぐちょだった。戦闘シーンも盛り上がった!高山さんの叫び声こそコナン君だったけれど、泣き叫ぶエンヴィーの演技には鳥肌が立ちました。すごい!

「そうだ。私は多くの人を犠牲にして賢者の石を作った」
マルコーの腕に絡みついて泣く子供の魂は、マルコーを責めているようだった。マルコーはそうやって泣き叫ぶ人々の姿を見ながら賢者の石を作ったんだろう。彼が長年感じてきた良心の呵責をこうやって描写したのは上手い。

「君のご両親のように」
「偽善で結構、やらない善よりやる偽善だ!」って台詞、聞きたかった。原作で描写されたロックベル夫妻の医療活動は確かに凄いことだ。だからといって、彼らに「粛清があるから逃げろ」といったアメストリス人エッジは責められない。言ってることはイシュヴァール人を見捨てろということになるわけだが、夫妻を想って逃げろと言ってるんだよね。だけど逃げずに医療活動に励んだ夫妻は自分たちの行動に責任を持って意思を貫きとおした。その行動の善し悪しを判断するのは第3者であり、「倫理なんていうものは時代や個人で変わって」くる曖昧なもの。
正解かどうかは別にして普遍的に良いとされるものはあると思うが。黒を白に変えるための言い訳にもなるだろう
考えるだけじゃ不十分だと思うんだよね。そのあとに責任持った行動が伴わないといけない。「君のご両親のように」の後に台詞が続くとすれば、自分の意思に従って責任持って行動した、だと思う。ウィンリィの両親がなぜ凄いのかというと、自分たちの信念に従って実行したからだ。たとえ誰かから心配されて、誰かの障害になったとしても。

「自分で考えて、自分で決めて、君のご両親のように」という台詞をここで持ってくるのなら、ウィンリィの両親の「やらない善よりやる偽善」という台詞と彼らの描写は不可欠だと思うんだがなあ。この場合のマルコーの行動は同行者であるウィンリィを心配させたんだし。今回は台詞は描写がものすごく丁寧なんだけど、ことウィンリィの両親のくだりになると曖昧。
後でしっかり描写してくれればいいんだが、タイミング的にどこか入るところはあったかな・・・?

それはともかく、ヨキとちっさいエンヴィーがコミカルで面白かったです。ギャグでもヨキだから許される。スカーが目をそらしたところは間が絶妙だった。ヨキの人柄を十分に把握して、彼がこの場合どういう行動をとるか~というのを理解してないとこの作戦は成功していなかったんじゃないかな。

エンヴィーが場を緊張させようとふっかけた鋼が行方不明だというところは、原作ではエドがどうなったか分からない緊張感だったのに、ウィンリィの動揺をおとなしめに、国土錬成陣と逆転の錬成陣を見せてむしろ希望を導き出していたのが面白かった。皆エドを信じてる。同時に前回の設定を忘れさせない配慮でもあるんでしょうか。
で、スカーとマルコー、メイ・チャン、アルを始めとした他のメンツとが別行動をとるというのを分かりやすく提示してました。原作はこれがなかったものだから、誰がどこにいるのやら分からなくなったので。音声が二重になっていて、よく聞けばアルがやろうとしていることを喋ってます。分かりやすいわ~。

「圧倒的で!完璧な敗北を与えてやらねばならん!」
ドラクマを、であり、軍上層部を、でもある。
関係ないですが、こういうオリヴィエの台詞だの態度だのを荒川さんと重ねてたので、余計にご結婚されていたことにびっくりしたのです。オリヴィエが子を産んだんじゃないかと思うくらい衝撃的だった。

今回はアバンとCパートと、なんだか多かった。まあCパートは北からあっさりリオールに到着したわけで、しっかりパート分けしとかないと瞬間移動に見えなくもないし・・・。

そこでアルと父親が対面!
でぶつ切りのように終わるとは思ってなかった。



今週も面白くて何よりです。毎週面白かったことにほっとしてるんだが(苦笑)
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