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Sat
2009.10.24
00:51
 
聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 VOL.3 [Blu-ray]聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 VOL.3 [Blu-ray]
(2009/10/21)
柿原徹也下野紘

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初めて感想を書くのが途中、しかも3巻という。
ロスキャンの中で一番の名勝負だと思うのがアルバフィカVSミーノスです。

ある意味滅びの美学を描いているのが今作だと思ってる。 

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後の展開を思えば、基本的にほとんど救いがないんだよね・・・
どこまで本編「星矢」に繋がるのかは分かりませんが(原作者もしっかりと「冥王神話」名義で描いてるし)、他はともかく、「前聖戦(ロスキャン時代)で生き残ったのは童虎とシオンのみ」という設定だけはしっかりと押さえといて欲しいと思ってる今作。


往年のテレビシリーズの魚座ピスケスのアフロディーテと言えば、特にアニメ版ではアフロ役の難波圭一さんの怪演もあり、良く言えば中性的、悪く言えば(笑)カマっぽいのが特徴でした。そして、とにかくナルシスト。自己陶酔の塊であり、故に彼は薔薇を用いて戦う。
ていうか、一番覚えているのが、とにかくアフロディーテ戦の全3話の作画が全部好みじゃなかったということにつきましょうか。薔薇=美しいっつー割にそろいもそろってコンチクショーって(笑)その代り劇場版「真紅の少年伝説」ではやっと荒木作画でバトルシーンを見れたのは良かったんだけど。

で、今回のアルバフィカの戦いの作画は綺麗でした。
その代りバトルシーンはあまり動かなかったけど・・・
風になびく髪やマント、花弁、そこはとてもよく動いていました。5話では風がふいて花弁も舞っているのにミーノスの髪の毛がまったく微動だにしないということはありましたが。

声は神谷浩史さん。神谷さんと言えば「冥王ハーデス編」(声優交代以降)では白銀聖闘士オルフェを演じていらっしゃいました。
私的に、アルバフィカはめちゃくちゃあってた!オルフェのときはミスキャストのような気がしていたが、こちらはドンピシャ。技名を叫ぶ声質が、若干難波さんに似ているような気がしてしまったり。
「クリムゾンソーン!」って、言いづらいだろうなとは思いました。

アルバフィカはかつてのアフロディーテとは違い、自己陶酔はしていない。むしろその逆で、美しさを忌み嫌ってさえいる。それは自分が毒への耐性を得る修業の結果、人にその毒をばらまいてしまうことを恐れたからだ。彼が人を寄せ付けないのは、自らの美しさからではなく、毒から人を守りたいという心があったから。毒とは、自分自身さえも含んでいるのだ。
ここらあたりの設定は、かつてのアフロディーテで決して描かれることがなかった(ていうか作者が考えてなかっただけに違いない)<なんで毒薔薇の中にいる当のアフロディーテは平気なの?>という疑問に答えるものだ。(私は黄金聖衣を纏っていれば問題ないのかなと思ってました。肌が露出する部分があるのにそこはどうなんだという些細なことは、この作品では考えてはイケナイ。超設定・小宇宙(コスモ)でどうとでもなるから)
ロスキャンを読んでいて、なるほどそういう理屈をくっつけたのかーと面白かったんだよね。

そして、何といってもアルバフィカに代表されるように、このロスキャンという作品は往年の星矢で他キャラと比べて不遇だった(でもキャラ立ちは美形キャラに負けないほどしっかりあった)聖闘士の活躍を描いているのが特徴だろう。この魚座のアルバフィカ、後には牡牛座アルデバラン(私にとって「牛」というのは荒川弘ではなくてアルデバランだったりする)、蟹座のデスマスクが活躍するのがなんだか嬉しかった。

で、本編です。

原作(?)ロスキャン通り。
原作コミックス3巻の内容をほぼアニメ化しています。
とにかく展開が早い。故に台詞回しも早い。
もうちょっと「間」が欲しかった。「ため」がないから、原作ロスキャンほどに感動できなかったのも正直なところです。渾身の「クリムゾンソーン」がミーノスの冥衣に防がれたことでアルバフィカが絶望の表情をする、そこのシーンをチャンピオンで読んだとき凄い迫力があったように感じたんだけど、なんだかあっさりでちょい拍子抜け。ミーノスの「コズミックマリオネーション」にかかったアルバフィカが自分で自分の目をつくように操られたときに腕を折って対処したところはちょっとわかりにくかったです。

そして、効果音が薄い!もっとこう、「星矢」なんだから、音を派手にガシャーン!!だとかドーーーン!!だとかゴオオオオオオオ!!だとか入れてくれ!とちょっと思いました。アルバフィカの足音なんて、まるでガラスを叩いているようで・・・繊細さを表現しているのかもしれないけれど、黄金聖衣ってめちゃくちゃ重くて装着者がコスモを燃やすことによって初めて戦えるシロモノじゃなかったっけ(星矢が初めて射手座を装着したときに最初は戦えなかったハズ)?そういうのを平気な顔をして悠然と闊歩するのが黄金聖闘士の特徴なのだと思ってた。ロスキャンだと設定違うのかなあ。音響効果がちょっぴり物足りない。

女人禁制で仮面をつけなくちゃならない掟が聖域にある以上女の子が教皇に花を届けるとかダメなんじゃね?とか、そもそも一般人の女の子が簡単に入りこめるような聖域って防御的にどうよとかはつっこんではいけない。

これは車田星矢ではなく手代木星矢である以上、あまり往年の作品に拘るのはおかしいかもしれません。スタッフも違うのだから、見ているこちら側もそこをしっかりとわきまえなければいけない。
これはこれで良いと思いました。
どちらかというと荒木作画以上に宝塚っぽい。少女漫画っぽい。妙な派手さがない演出や柔らかい音響効果がそうさせるんだと思う。女性作者のフィルターを通すと、同じ「聖闘士星矢」でもやっぱり女性らしさが出てくる。荒木作画の髪がなびく表現や草むらの風の描写も好きでしたが、今作の髪のなびき方も大好きです。手代木さん描くロスキャンっぽいと思いました。

とにかく今回良かったのはキャラの表情がはっきりしていること。ミーノスの冷酷さ(「狂気」を演じると櫻井さんはものすごく上手い!)、冷静だったアルヴァフィカが苦戦を強いられて焦りといった表情をむき出しにして戦うところ、アルバフィカにゆかりのある少女アガシャが泣きじゃくるところとか、キャラの表情と声優の演技がとてもあっていて、展開が早いながらも楽しめました。

・OP
ぶっちゃけ好きじゃない。さすがにタイトルは分かったけれど、基本的に何言ってるか分からないので(日本語じゃないから当たり前だ)あまり思い入れがないんだ・・・タイトルロゴのデザインといい、思いっきり海外展開を視野に入れているような気がします。

・ED
「花の鎖」は名曲だと思ってます。いい歌だ・・・切ないです。
内容的にテンマ・サーシャ・アローンの歌となっているのも良い。歌い方がチェリッシュを彷彿とさせる。

さて、今作の脚本が菅良幸さんです。かつての星矢で後半のシリーズ構成、劇場版では1作目「邪神エリス(←本来は無題だけどテレビ放送された時の新聞のラテ欄にはこう記載されていました)」3作目「真紅の少年伝説」4作目「最終聖戦の戦士たち」を担当されています。
菅脚本「星矢」の最終回(あるいは劇場版のラスト)はなぜか沙織さんの独白(モノローグ)で終了という形式があるわけですが、それが今作でもしっかり踏襲されてサーシャの独白があるのかが一番興味あることだったりします。


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