感想置場。たまにひとりごと。
http://kagirinakumugen.blog107.fc2.com/
Sun
2009.09.27
22:47
 
明日は10日ぶりのお休みっ!

リゼンブールの女豹w役が小山茉美さんとのこと。(出演情報に記載あり)
原作では台詞あったっけ?なんにせよホーエンハイム関連だと思うのですが、とてもとてもとても!楽しみです!私の中ではシャイナさんだっ 

というときの25話感想です。
以下ネタバレ。原作ネタバレあり。 

more

それにしても、エドはヨック島でサバイバル経験がある割に体力温存も考えず全力疾走で結果的にバテてしまうってどうよ(笑)
そういうキャラなんだよなあ。いつも全力疾走!そして躓いて、その時になって初めて考える。その繰り返し。最初はわかんなくても、後から考えてみたら躓いたことがいつの間にやら実になってた、そういうキャラ。12話「一は全、全は一」にて精神的に追い詰められた結果蟻を喰ってしまうような経験が、追い詰められる「前に」革靴を喰うという形で生かされていると思ってます。いろいろ脱出を試してダメで、あげく革靴を喰わなければならない状況であっても悲観してないもんね。逆に、だから12話で蟻を喰わせたのかな。

まあ、「いつも全力疾走!」というのはエドだけじゃなくてリンも、ロイ・マスタングですら一緒なんだけど。


とにかく面白いの一言。
どうしたんだ最近のFAは(と思うのも本来アレだ)。

一つの話の中で盛り上がるべきところは盛り上がり、場面転換においても前の場面で使用されたキーワードを受けて後の場面でも同じキーワードを使って繋げている。前者においてはエンヴィーの真の姿を見たエドとリン・部下を各司令部に飛ばされることを大総統に告げられたマスタング、後者はエドのセリフ「出口だって見つかるはずだ!!」を受けてメイ・チャンのセリフ「見つかりませんでした」が続くところ。
1クールではひたすらひたすら淡々と状況が進みなんだか盛り上がらず、場面と場面がぶつ切りだった(1クール目の感想でくどいほど書いた記憶あり)ことを思えば全然違う印象を持ってしまいます。正直別番組のようです。最初からこういうやり方やっとけば・・・

2クールから面白くなったとよく言われていますが、私的には19話から本番でした。20話(特にアルの「涙」の演出は変の一言)はビミョーだったが21話からはずっと面白い。とはいえ、今の面白さは1クールからずっと頑張って見続けた結果の等価交換だと本気で思っていたり。



徐々にキャラが追い詰められていく。

エドワード・エルリックとリン・ヤオは出口のない場所・・・グラトニーの腹の中に閉じ込められ、あげくエンヴィーの本来の姿に圧倒される。
ロイ・マスタングは軍の真相を知ることと引き換えに<軍上層部からの命令>という名目のもと仲間を次々奪われていく。彼の表情からにじみ出る悔しさは、ただただ自らの迂闊さに対してだ。

状況が、彼らを飲み込もうとしていく。目の前に広がるのは闇。扉がありそうなのに、開いてくれない。ならば彼らはどうあがくのか。

解決時期的に、エドとリンは短期決戦で、マスタングは長期決戦となる。こういう物語の構造はさすが原作だと思います。すぐに解決させて読者を安心させるやり方と、後までひきずって読者のモチベーションの持続を図るやり方を同時進行で行う。解決そのものによってひとつのカタルシスが生まれ、それ故に解決が後回しにされた問題提起によってモチベーションが持続する。もう一度カタルシスが味わいたい、と。・・・エドワード・エルリックとロイ・マスタングというキャラは<子供と大人>というキャラの対比でもあれば、物語の構造としても面白く魅せる要因なんじゃないかなあ(たぶん)。もしかしたら、エドだけの、あるいはロイだけの漫画だったならばここまで面白いとは思わなったかもしれない。

今作FAは割と分かりやすく原作エピソードをまとめていた印象があります。ウィンリィメインの回ではマスタング描写はほとんどなし、逆もまたしかり。
でも今回はエド側とマスタング側を同時進行で絡めています。しかもアル側、スカー&メイ・チャン(ついでにヨキ)の二つもまた一緒に描いた。4つの視点で物語が語られるのはFAではなんだか珍しい気がする。別視点が描かれていても、サブエピソードにすぎなかった(と思う)。

それは「収束」を意味する。
大総統の元にいるマスタング、グラトニーに連れられてアルはセントラルに向かうことになり、グラトニーの腹の中でエンヴィーと戦うエド・リンは自ずとセントラルへ。
彼らは自分で望んだわけではなかった。でも、行かなければならない訳・・・物語の核心部分がそこにあった。

今までのFAでは複数視点があまり描かれていないからこそ、全部メインとして同時進行で4つの視点が描かれ、それらが全て集結しようとする様は・・・原作を読んでいるからこその楽しみ方かもしれませんが・・・非常に燃えるものがあります!!ひとつのクライマックスを予想させてくれる!
でも繰り返しますが、未解決の問題提起が残ったまま(マスタングの部下の動向とか)なのでモチベーションが持続する。そこが良い。

とにかく面白かったです!


エンヴィーが本来の姿に戻るシーンと、それにともなうエド&リンとの戦闘は圧巻でした。音楽も良かったし高山みなみさんの演技も素晴らしかった。高山さんの声はいつも高山さんなんだけど、もうコナンには聞こえないんだ。

そして。
グラトニー可愛い!腹をアルに触られて頬を・・・なぜか(笑)・・・赤くそめたグラトニーがめちゃくちゃ可愛かった。
それにしても、ラストが殺されたと泣き喚いたり、人柱を飲み込んだとおろおろしてみたり、人柱をお父様のところに連れていくと喜んでみたり、喜怒哀楽が激しいなあ。そこが可愛らしい。今まさに血生臭い腹の中ではエンヴィーのオゾマシイ本来の姿が展開されているのに、外の世界での綺麗な朝日とアルの輝く鎧、頬を染めたグラトニーというギャップも面白かったです。

「あれ(セリム)は私にとっての弱点には成りえんよ」
原作読んで展開知ってるとニヤニヤしてしまいます。

マスタングの部下の離散。
音楽がカッコイイ!重厚感のある音楽が軍らしくて良いですね。
ここでしっかり描くならやっぱり1クールでいかに彼らが結束していたかをしっかり描くべきだと思った。が、リザ以外のキャラは「ロイ・マスタング」を魅せるツール(でしかない)と思えばいいのかな。だとすれば納得する。なぜってFAロイ・マスタングというキャラクターに原作や前作にはない魅力を感じるからだ。

次週26話は2クール目クライマックス。彼との邂逅ですか!確かに2クール目クライマックスにはふさわしいかもしれない。楽しみです!
スポンサーサイト
テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
Trackback(1) Comment(2) 編集[管理者用] このページのトップへ

 

 
Comment
 

最近ほんとうにストーリー運びが自然で見てて楽しいです♪
今回と前回が特にそう感じました。音楽の使い方も良くなってきたと思ったのも同感です!
いいな!と思ったら次でがっかりというのが何度もあってうかつにほめられないと疑心暗鬼状態でしたが(^^;どうかこのままこの調子でお願いだから続けてほしいです。
すごい力入ってる場面もありますが、たまに絵が崩れるときがあって悲しいので、これも早く安定していってほしいですー。
(前々回でしたか・・・これで絵がかわいければなーとつぶやいていらしたのは、私も全く同じ思いでしたーー。ほんとに惜しい~悔しい~と思いました。。)

NAME:もこ | 2009.09.28(月) 00:17 | URL | [Edit]

 

コメントありがとうございます。

>疑心暗鬼状態

分かりますよ。
私は、毎週日曜の鋼FA視聴直後から数日は気分的に盛り上がっているのですが、週の半ばあたりから盛り下がり、終わり頃には疑心暗鬼というのを繰り返しています(笑) 
だから余計に「意外と面白い!」と感じてしまうのかもしれません。

絵に関しては、もともとプロデューサーからアニメ誌を通して制作の参加を募っていたくらいなので最初から余裕がないんだろうと思います。正直これから先もあまり期待していなかったりして。完全な作画ミス(エドの右腕が生身だったとか)も制作に余裕があったはずの2話時点で既にあるくらいですからね・・・しかも後半に行けば行くほどアニメの制作というものは逼迫するのが常なので、よほど監督がスケジュールの管理を徹底しないと安定はしないんじゃないかと・・・

「動き」は良いと思うんですね。さすがアクションがお得意でアニメーター出身の入江さんが監督を務めているだけある。

が、肝心な一枚絵になると作画監督さんの個性がモロに出てしまう。昔のアニメに比べると作画監督補がつかないとは言っても十分にキャラデザに似せてあると思うんですが、いかんせん元のキャラデザが丸いせいか(苦笑)、描きにくいのかなと思ってしまいました。菅野さんのキャラデザは、男女関係なく丸いだけじゃなくてごついんです。なんだか骨自体が角があって太そうな感じが男女ともにする(笑) だもんで、ちょっと描き間違うとごつくなっちゃうのかもしれません。
リザやウィンリィをごつくしないでーと、何度画面につっこんだことか(苦笑)

で、作画と言えば掌とか指一本一本だとかキャラのラインだとか、そういうのはしっかり描いてほしいです!そういうのがおかしいとがっかりしてしまうので。

やっぱり良い話は良い絵でみたいですよね。

NAME:ともえあや | 2009.09.29(火) 23:41 | URL | [Edit]

 

 Secret?

 

 

 

Trackback

 

 

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

(アニメ感想) 鋼の錬金術師 -FULLMETAL ALCHEMIST- 第25話 「闇の扉」

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 3(完全生産限定版) [Blu-ray]クチコミを見る グラトニーに飲み込まれてしまったエド。気づいた所は、果てしない血の海と暗闇が広がる不思議な空間であった。なんとかリンと再会するも、脱出の手がかりはなく途方にくれる。やがて彼らは...
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人【2009/09/28 08:50】

 

このページのトップへ
 
Copyright © 2017 Blauer×Himmel, all rights reserved.