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Sun
2009.09.20
23:53
 
一応正社員なんだが代休も有給も存在しないので今の楽しみはひたすらFA放送日とガンガン発売日、そんな毎日を送るときの感想その2。

原作ネタバレありです。 

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流れは原作どおり。でも違う。

特にマスタングはもう完全に原作と違うキャラクターに仕上がっています。一言でいえば軽い。浅はか。石橋を叩いて渡るどころか、石橋がないのにも気づかず石橋があると思いこんでそのまま直進してしまうだろう愚かさ(結果的に川に落ちたのが今回の話)。迂闊者。
おそらく、FAマスタングが「大佐」という階級にまで昇り詰めることができたのは、彼の軍人としての立ち居振る舞いそのもののの評価よりも、イシュヴァール内乱での戦果が大きかったんじゃないのかな。戦果、もっと言えば焔を操る錬金術の能力・・・人柱候補としての力だ。

FAマスタングは、とにかく兄弟のような<子供>を思いやる術を持たない者として何度も描写されている(4話ラスト参照)。
FAマスタングにイシュバールの英雄としての戦果と、焔の錬金術以外に彼の実力を示すものが何一つ語られていない。

語られていないのは、ただ省略されたのではなく、意味そのままに語るべき実力がなかったのだろう。

「戦場に子供たちだけ残してきた。ここで行動しなければ大人として示しがつかん」

「あれは君の言葉の受け売りだぞ」
えー、受け売りですか(笑) それでも今までならば受け売りすら言う術がなかったハズだ。お人好しと自分で言ってリザから強烈につっこまれたぐらいなのだから。
ちょっとした前進?彼が心から子供たちを思いやれるのはまだ先かもしれない。

そして、ヒューズの言う「理解して支えてくれる人間」を作ろうと、グラマンとの会話を胸にレイブンを味方に引き入れようとする。
レイブンがデキるマスタングのことを褒める原作とは違い、FAではレイブンの人となりを「ツメが甘い」「部下を想うことのできる」だと第3者たるグラマンに説明させてマスタングと似た人物だと描写することで一度マスタング(と視聴者)を安心させる(ミスリード)。しかもここでのレイブンの立居振る舞いがまた人が良さそうなんだよね。

ところがレイブンはおろか軍上層部までもが真っ黒だったという結論にいたる。
そしたら余計にレイブン以下軍上層部が悪そうに見えること見えること。不良が席を譲ったら良い人に思えるけれど、良い人と言われるような人が犯罪やったらものすっごい悪に見えるんだよね。そんなようなギャップ効果だなあとちょっと思いました。全体的に今回はギャップの激しさが目に付いた。

それにしてもマスタング大佐・・・リザに言われて受け売りで子供を思いやる発言をし、ヒューズの言葉を胸に仲間を探し、グラマンの言うことをそのまま信じてレイブンに近づいたりと、どこまで他人の言葉に従う気だ(笑) FA大佐は人の言うこと素直に信じる純粋な男と言えばいいのかなあ。青臭いというよりは、ガキっぽい。そのくせ負傷して離脱したハボックには置いていくから這い上がれと叱咤もする。大人なのか、子供なのか。

FA大佐という人物は、今の今まで(イシュヴァールを経て尚)純粋に従っていただけなのかもしれない。年齢や立場で言えば「大人」だけど、本人が気張って「大人」になるわけでもなく、ただそこにいた。子供を思いやることも出来ない彼は、ある意味で、意に反した命令でも従っていたイシュヴァール以降精神的に立ち止まったままだったとはいえないだろうか。

いや、むしろ軍の中で時が経つにつれて、ねずみとしての野望を忘れかけていた?だから10話で「くだらん思い出」と言いきってしまっていたのかも。


ヒューズの言うことが正しいからと言って、誰でもいいから味方にすればいいというわけではなかった。グラマンが尊敬できるとはいえ、彼のレイブンの評価が正しいとは限らなかった。全て裏目に出たことで、彼はこれから行動が慎重にならざるをえなくなる。リザいわく行動が大胆になってきたマスタング大佐ですが、少し立ち止まって予想しうる「結果」を吟味した上での行動が不可欠になってくる。大胆ということは、裏を返せば後先考えていないということなのだから。

今回のマスタングはとにもかくにも「迂闊な人物」というのがとても分かりやすかったです。

原作のこれから先を思えばどんどん裏目裏目にいくハズなんだが、この大佐なら仕方ないかなあとか、むしろ応援したくなっちゃうよというか、気張れよこのヤロウというか、不思議な気持ちです。ミキシンの声といい、つくづく面白いキャラだなあと思います。・・・結果的に最初に予想したような「原作らしい大佐」にも「(同人人気の出るような)カッコいい大佐」にもならなかったなあ(むしろ逆を行った)。もしかしたら、主人公たるエドではなくて、ロイ・マスタング大佐にこそ制作側による感じ方の違いが出てくるのかもしれない。原作も、水島版も、入江版も、マスタング大佐のイメージが違って見えるので。こういうのって凄く面白いと感じます。


本当に、心の底から本当に、最近の鋼FAは面白いよ!!


次回はグラトニーの腹の中での物語。
楽しみです。早く彼との邂逅が見たいなあ。
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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