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Sun
2009.08.16
22:22
 
来週は1回お休みです。残念。

ホーエンハイムは石塚運昇さん。どうもダブルオーのセルゲイの印象が強くて。あちらは厳格な軍人として実の息子には上手く接することが出来ず、戦場で出会った「乙女」を実の娘のように可愛がり養女にまでしようとした~という役柄でした。
こちらは原作にあったお茶目な部分がカットされていたので、なんだか<厳格な父>のように思えました。ダブルオーを引きずってしまってるのかな?


以下ネタバレ。
原作ネタバレを含みます。

 

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父ホーエンハイムに「逃げたな」と言われ、エドは<自分への戒めを込めた覚悟>という言葉でひたすら目をつぶっていた「逃げ」を意識。そして彼は逃げることをやめ、必死になって現実に目を向ける。たとえそれが彼にとってのトラウマであったとしても。

上にも書きましたが、ホーエンハイムのお茶目な部分がカットされています。それによって、ダイレクトにエド(と視聴者)に「逃げ」を責めたことになります。ギャグが入ると、そのギャグが効果的に配置されなかった場合、下手したら茶化してるように見えてしまうのです。
今まで誰もなしえなかった「エドを叱る」ということを、実の父であるホーエンハイムがやってのけているように見えた。ここは良い場面です。OPのエドとホーエンハイムの対峙につながるというものですね!

ホーエンハイムが寝ているエドに手を近づけてやめた、その場面の間がすごく良かったです!
たぶんホーエンハイムは自分の掌を見つめてこう思ったんだ・・・「化け物」だと。うわー「家族の肖像」楽しみ!
原作コマでは普通に父の足元にいる幼い兄弟、という形だったのが、可愛らしく笑いながら父を見上げる兄弟(ホーエンハイム視点)に変更されています。父は、トリシャもそうだけど兄弟も愛していたんだな。だからこそ出て行ったわけで。

「いつも兄さんやウィンリィが先に怒るから・・・」
そのウィンリィのアングルは危険だ!!

エドが錬成された者を掘り起こそうとする場面にいたる個所が少々唐突だったかな、と。原作にあった、ピナコに手伝ってくれと頼むシークエンスが欲しかったです。
それにしてもこの場面、ピナコ役の麻生さんで聞ける幸せと言ったら!!
エドが何度も吐きながら掘り起こし、そこにあったのはトリシャではないモノだった。ここのBGMの盛り上げ方が凄く良い。で、朴さんの演技も素敵!若干狂気がかった感じが入っていたのが、いかにもダークファンタジーで良かったんだけどアイキャッチの「フルメタール~」で現実に。アイキャッチは音を消すことにしよう。

もうちょっと放映期間に余裕があれば!せめて今回のAパートに1話分つかって欲しかった!!
Bパートで墓を作ってからセントラルに帰るまでが凄く早かった。

「アルをフったんだって?」「うん、フったフった」
なぜに原作だと「両方」だったのがアルに限定されてるんだ。ここはウィンリィがちょっと冷たいように感じてしまうなあ。後の経緯はともかくとして、エドもアルも<両方がふられた>ことで3人の関係のバランスが取れて、かえってフるという行為が幼いながらもウィンリィの優しさのように思えたのにー。
アルの優しさを当てにしていて、ウィンリィの優しさが薄くなってしまってるのが非常に残念です。
エドウィンを露骨に押してくるなあ。

「もう、一人の夜はいやだよ・・・!!」
BGMは盛り上がってる(もっとしっとりした音楽にして欲しかった。盛り上がりすぎ)。でも、画面が盛り上がってない!!とって付けたような涙のような光を表すくらいなら、背景描写を朝日にするとか、Aパートが暗い雨だったことを踏まえれば薄暗い曇り空が徐々に晴れてきて月光が差し込んできたとかそういう背景描写と連動すれば自然だったのに!そりゃ原作は蛍光灯なんでしょーけど。
でも蛍光灯の人工的な光と太陽や月光などの自然光とは全然意味合いが違うんだもの。ましてやアルは人工的に作られた鎧の身体に人間として涙を流している場面なのだから。5話のラストの光の描写は凄く良かったんだから、あんな感じでアニメならではの映像美を見せて欲しかった。原作読んでるときは、自分の中で月光をイメージしていました。モノクロの漫画と違ってアニメだとフルカラーだから気になってしまいます。

「真理の野郎をぶっとばして・・・」
軽快に階段をのぼるエドとアル。元の体に戻るんだというわくわくした感じがすごく出てた。もっと腹にすえた覚悟があるのかと思ったら意外でした。

「あれ、あいつ、あんなに背中おっきかったっけ」
比較対象として隣にでっかい鎧アルがいるので全然でかく見えなかった。いつもと一緒でちっちゃかったよ。
成長に応じた描き分けが出来ていないとかではなく、エドの背中を大きく見せて魅せる演出ができていないだけかと。物理的な成長ではなく精神的な成長だというのはよく分かっているんだけど、ここでこそFAお得意の(背中の)アップを使えば良かったのに!

エドやアルの決意のシーン。なんか、よく分からないけど原作と何かが違う。なんだろ。

今回エドが人体錬成によって出来た者の墓を作ると言い出す場面がカットされています。いきなり墓が作られていたので、正直ピナコが墓を作ろうと言いだしているとも読みとれます。
そして、イズミの「私たちがしでかしたことは許されるものじゃない」もまたカットされています。

私にとって原作鋼を単なる面白い漫画としてではなくはまりこんでいる理由に、エドやイズミの上記のセリフがあったからこそなので、なくてとても残念でした。「罪」の部分は前作でしっかり描いたから今作は排除ということなのかな。私にとってはそれがあるからこそ「鋼」だったんだけどな。本当に残念だな。許されたからといって、それでもなお本人が自ら背負っていくことを決意したもの、そこに<エドが作った>墓だったりイズミの言葉だったりがある。弟を鎧の身体にしてしまったこと、それと一緒で人体錬成した結果できたもののために墓を作ることで人間として認めて、彼(人体錬成された者)を<ひとつの存在>として尊重する。たとえ後で人体錬成された者のなかにいた魂がアルであったとしても、エドの「たった一瞬でも人間だった」「オレが作って死なせてしまった・・・・・・人間だ」が欲しかった。人体錬成されたものに対して、母親ではなかった、そもそも人ではなかったとあまりにも割り切りすぎる。
視聴後の後味をよくするためになくされたのでしょうか。

原作の「人間の定義が広い」というセリフがなかったのがちょっと面白いなと思いました。FAのエドにはそういう前提がなく、目の前のことをひとつずつ受け入れることしか出来ない。だからむやみに叫んでキレやすいのかな。


もっとも原作どおりの展開をしている以上、そっちを楽しもうと思ったら原作を読めばいいだけの話。原作鋼はFAよりももっと濃い話で多角的に考えることができます。FAはどちらかというと原作どおりの展開をしつつ原作の要素の一部分を抽出したような印象があります。
なのでアニメだけではなくぜひとも原作を合わせて読んでほしい。

次週スカー釣り作戦かな?
サブタイトルが「愚者の前進」。主人公チームを愚者と言いきってしまうあたりがすごくいい感じです。楽しみ!
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