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Mon
2009.06.22
02:30
 
リアルタイムでは鋼FAをどうしても見れないので、本編を見てからシャンバラ(アニマックスで放送)を続けて見てました。

そんなときの12話感想。

トリシャ語りメインです。
(原作ネタバレ含みます)

 

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トリシャさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

しつこくしつこくしつこくしつこく、しつこく!!!(そこだけ)リピート!!!!!
鋼FAではトリシャさんに萌えて、シャンバラではエドに萌えて、どうしてくれよう・・・!!

ちびアルにこちょこちょこちょ~v ってもーもーもーもーもー!!可愛すぎる!!!
原作にない1シーンだけどこれがものすごく良かったです!!!

エドの「おかあさん おかあさん おかあさん」がようやく聞けた!
すごく可愛かったです・・・

*****

ちびアルにではなく、トリシャに萌えるのがさすが私って感じですが。


正直言っていつものアニメトリシャさんの定番の着たきりスズメな洋服はどうよって思ったけど。
で、もちょっと作画頑張ってくれても良かったんじゃね?って思ったけど。

これが!これが!これが見たかったんだーーー!!

できれば2話の回想シーンと一連でがっつり見たかった。やっぱりぶつ切りにされてしまった感がぬぐえないのです。このやり方もありなんですが、シーンが細かく分断されすぎててキャラに感情移入する前に別シーンに行く、その結果感情移入しにくくて話の流れを追うのに精いっぱいになってしまうような気がします。
でも今回はエドの「おかあさん」を聞けて非常に満足です。

母親に対して甘えた感じの3回の「おかあさん」に比べて、4度目は母親が倒れていたことにショックな「おかあさん」。ころころ転がるトマトはまるで母親にかけよっていく子供たちみたいでした。実際はかけよってくことすらできなかった。倒れている最愛の人に対して何もすることができなかった。母親の笑顔が見たい、それ以上に何もできなかったという無力、その絶望感が人体錬成につながったんだとしたら・・・と読むことも可能ですね(前回に無力さを嘆いていることもあるので)。画面もトマト、もっと言えば血のように赤かったし、ここはすごく良かった!だからー・・・5話の夢(ちゃんと作ってくれなかったのね)はトマトが落ちたところで止めといたほうが良かったんだってば・・・

今回のトリシャさんは、水島版のひたすら美しいトリシャ(スロウス含む)と違ってかえって素朴さがありました。口も大きかったし。
2話でも感じたことですが、何より鷹森さんの演技が水島版と大きく異なっていて子供たちに常に明るく接している。

2話では明るさだけが強調されていたのに対して、今回は涙がほんのちょっぴり光ってて気丈さがすごく出てた。本当は無理してるってのが分かる。しかもそれを子供たちの前で見せたくなかったんだろう。アルの「いつ帰ってくるの?」の問いに対してすぐに答えずにアルをくすぐらせてしばらく間を置いてから「すぐに帰ってくるわよ」と答えていたりとか、悲しい顔を見せないように表情をわざわざ作っていたのかもしれない。・・・なんとなくですが、エドの問いの「おとうさんは?」に「出かけたわ」と答えたのは、ホーエンハイムが「必ず帰ってくる」と自分に言い聞かせているかのようでした。
そんなトリシャは、エドには涙をしっかり見られていたことにたぶん気付いていないハズだ。

そして。
エドの「いえ、自分でやったことですし、つらいとかそんな気持ちは」
アルの「体を取り戻したら何を食べようかなとか、逆に楽しみなんですよ」
のセリフが原作では普通に言っていたのが妙に明るくなってて・・・完全に無理してる。しかもトリシャの涙に気付いたエドのように、兄弟も無理していたのをイズミに気付かれる。トリシャと兄弟はとてもよく似ている。
だから今回の話の最初にトリシャを、最後に兄弟を据えたのかな。そうだとしたら、すごく良かったです。



原作コミックスを読んでいる限り、あまりトリシャ関連の描写がないこともあって、もっと強い女性なのかと思ってた。
原作トリシャは、ホーエンハイムが帰ってくることを確信していた。それが早いのか遅いのかは別問題で。11巻、第44話「名前の無い墓」のトリシャの「先に逝きます」というセリフでもわかるとおり、ホーエンハイムが研究を成就させるということが彼女の中で当然の結果だったわけだ。

そんな強さが全面に出ていたトリシャにおいて、入江版ではほんのちょっぴりだけど涙を見せた。それが原作トリシャのもう一つの顔なのかもしれません。17巻「家族の肖像」で、1コマだけ見せたトリシャの寂しそうな表情を膨らませたのかな。

なのに幼いエドに涙を気付かれていて、結果的に父親に対する嫌悪感(憎しみ?)につながってしまう。そうだとしたら、あくまでも子供たちに明るく接していたトリシャにとっては不本意だよなあ。
朴さんの演技だと、なんだか父親をめちゃくちゃ恨んでそうです。一歩間違えば「憎しみ」というか。イズミが言う父親の「長年の夢がかなう」というセリフ、エドは聞いてないだろう。原作よりも強調されている感じがしますが、そこはわざわざトリシャの涙を描写しただけあって、エドの父親に対する「誤解」、ひいては「理解」までを描いたりするのかな?

水島版だとトリシャの最期の言葉が自分たちではなく父親だったことで、母親がずっと父親の影を追っていたことにショックを受けた~という実に分かりやすい描写があったので父親を憎んでも当然だった。もっともそれは完全に愛情の裏返し。久しぶりに対面してぶんなぐったときはギャグっぽかった。そして45話「心を劣化させるもの」で父親の膝の上で父親の研究を見ていたり、一緒に散歩したりと、しっかりスキンシップしていたり・・・母親を悲しませたことが父親への恨みのもとではあるけれど、憎しみとまでは言っていなかったような。対して、母親が自分たちを見ていなかったことには、ある意味トリシャが兄弟の人体錬成によって「スロウス」(子供への愛情を怠惰した)という名のホムンクルスとして生まれてきたことに繋がってる・・・と思う。そしてスロウスは「後片付けもちゃんとするのよ」という母親としての言葉を残して消えていく。エドにとって一番聞きたかったのは、父親に向けた言葉ではなく自分に向けられた言葉だったはずだ(直後のエンヴィーとの会話ではスロウスを「母さん」と呼んでます)。自分の手で封印した結果、最期になってようやく母親としてのセリフを聞けたことが、エドの人体錬成をしたことへの直接の罰(大好きだったハズの母親を殺したこと)となる(たぶん)。
完全深読みですが、水島版において最後のトリシャのセリフが自分たちではなくホーエンハイムに向けられていたことで恨みの対象が表面上はホーエンハイムだったけど、実際はトリシャ自身を恨んでたんじゃないのかなと思うのです。それ以上におかあさん大好きだったからこそ、かえって罪の意識が強まったんだ。


原作では父親への接し方は確かに母親の一件だったり、今回あった父親との別れの間際での目が怖かったという描写だったり、プラス思春期、で仲良く接することが出来ない。そしていない奴には頼りたくない!という感じでしたが、なんだか入江版ではプラスして恨みがある感じ。「あいつのせいで母さんは死んだんだ」だなんて、原作と水島版のちょうど真ん中(母さんを恨んでないから)なのかなあ、なんて。ある意味、水島版よりも理想の母親像だなとはちょっと思いました。

だったら、水島版ではエドと母親との関係をがっつり見せてくれたので入江版ではエドと父親との関係をがっつり見せてくれればいいなあ(一番の難題は尺)。何しろ鋼にはいろんな父親が出てくるんだから!(お父様だったり、子供を遺して死んだ父親だったり、父親になることができなかった者だったり。そもそも人体錬成は母となるべき者の存在を無視した男の行為という意味では面白いかも)


オープニングであらかじめ示されていた原作コミックス17巻、第68話「家族の肖像」の一場面が今回使用されています。今回見る限りではエドの父親の恨みの元になってるぽくあるので、結構重要な扱いになるかもしれません。だといいな。いいな。
ここの描写が面白くて、原作の視点は父親であるホーエンハイムであるのに対して、今回はエド視点。ホーエンハイムの表情なんて、そりゃちびっこ(と原作を知らない視聴者)には誤解されちゃうなあと、原作コミックスを読み返すとなんだかにやにやしてしまうのです。ということは後にがっつり「家族の肖像」をやってくれるんですよね!入江監督!家族写真の父親だけ表情を隠すエピソードとかオリジナルでやらないかなあ。

それ以前に何が嬉しいって、原作の描写を鷹森さんの声で実際に聴けるということです。それでもう満足。

・・・これ、イズミに話したわけではないんだよね。
うーん、イズミがものすごく察しの良い人のような気がします。2話にしろ今回にしろ全部回想だったわけですが、そうじゃなくてしっかり兄弟の過去を自分たちでイズミに話すという形をとってもらいたかった。イズミは自分の禁忌を犯した過去を話すことで満足してるけど、そうじゃなくて弟子が犯した禁忌をしっかり聞くことも師匠としての役割だと思ってたんだけどな。だからこその「破門」になるんだろうし(それともこのエピソード自体が削られたりするのかな)。だいたい人体錬成という禁忌をおかす動機の部分を、どうして聞かないんだろう。子供がすることとイズミ自身がおかしたことを同一視してはいないだろうか。子供がやったことだから大目に見てもいい、そういうわけじゃないよね。視聴者的にはエドの回想という形で彼が人体錬成を犯した動機を知っている。でも、それが実際の物語内でキャラ同士も通じ合ってるかというと別問題で、師匠であるからには尚更原作のようにしっかり話を聞くべきだ。師匠と弟子、それ以上に対等の立場になるには必要なことだ。
そのうえで、抱きしめて欲しかったかも。これがイズミとトリシャの「母」としての子供への接し方の違いでもあるような・・・

それとも描写されていないところで話をしているとか?10話でマスタング大佐がセントラル招へいを察していたように(次回予告みたらチェスシーンをやるようだけどどうなるんでしょうね)。

とはいえ、この結果兄弟が何も言わずに無理して明るくふるまっていることが分かりやすくはなったように思います。イズミは師匠というよりも兄弟にとっての第2の母親というポジションが強調されたりするのかな。



ということで、今回はしっかりトリシャさんの描写があって良かったです!
それにかなり面白く見れました。
最初は原作を全部詰め込もうとしておかしな状態になってたのが、ここにきて原作を大胆にアレンジしてきました。個々で思うことはあるけれど、悪くない、と思う。
満足です。



トリシャ語りでほとんどつぶれたので(気が向いたら)次回に続く。
メイスンとチコ省略についてはその時にでも。兄弟自身が感じる「自分が死ぬかも!」という理不尽な死への恐怖は、今作では本当に本当になくなってます・・・
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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Comment
 

修行中のエドが幻覚を見てしまうのはもう少しシリアスにできなかったものかと思います
アルが食べ物に見えるとしてもマンガ肉というのは萎えました
アリをチョコレートというのはまあ許容範囲ですが
それよりだったらメイスンを出したほうがよかったのかとも思います
思えば水島版ではここらへんからオリジナルになっていきましたよね
ラースの存在はあまりにも残酷でエグかった・・・
次回はグリード登場ですが水島版で最もアクションが凄かった
vsグリードは超えられないかと思うと残念です

NAME: | 2009.06.22(月) 17:01 | URL | [Edit]

 

マンガ肉もチョコレートも、「子供が好きな食べ物」なんですよね。そしてチョコと蟻が繋がったのは、「蟻が好きなのは甘いもの」という概念からでしょう。実際に蟻が運ぶのは原作の蝉のように食べられるものならなんでも運んでしまいますけど。

蟻をエドが食べてしまうエピソードですが、蟻酸で検索すると面白い話がありました。以下ウィキペディアにリンクしてます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9F%BB%E9%85%B8

「錬金術師」という記述があるのが興味深いです。あのエピソードはこれをふまえているのかもしれませんね。ただまあ上記ウィキの記述を見て結論として言えるのは、蟻は食わないほうがいい、ということです(苦笑)

メイスンは・・・別記事をたてて語ります。今回端折られたので設定そのものがないのかと思いきや、次回予告にいたのでびっくりしましたけど。私的にチコのエピソードが欲しかったですが、これは蟻を食べて食物のありがたみや大切さを知る、食物に絞った「全は一、一は全」になっているので、死んだ動物が土に還るというエピソードは意味合いが違っているので(物語として重複していますし)削られちゃったのかな、なんて考えてます。食物連鎖に絞ったことで、ひいては食事を作ってくれる母親の存在のありがたさを知るということもあるかもです。何しろ亡くなった母親トリシャとのエピソードや、子供を亡くして人体錬成をした母親イズミのエピソードがあったくらいなので。

水島版のラースは、イズミの罪の形であり、勝手に門のはざまに捨てたことに対する罰として描かれています。残酷でエグイのは、狙ってのことなんでしょう。だとしたらしっかりスタッフの狙いが伝わっているということです。

そして水島版のグリード戦、特に中村豊さんが作画のエドVSグリードはNHKの「アニメ夜話」で取り上げられるほどのものですから・・・今回はアクションというよりもストーリー展開を中心に見ようと思ってます。どのみち作画的余裕がないということは、放映前のアニメ誌でプロデューサー自らぶっちゃけてたくらいなので。

コメントありがとうございました。




NAME:ともえあや | 2009.06.22(月) 20:38 | URL | [Edit]

 

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