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Mon
2009.06.01
02:37
 
・・・なんとなくです。
水島版は制作が感じる「原作鋼」の面白いところや良いところを独自の解釈をもって語ってくれている(演出過剰に見えるのはそのせい。でも、それがいい)のに対して、入江版は「原作鋼」を関連資料を用いて物語(粗筋かもしれない)を喋ってくれている、そんな感じ。

一つの原作から二つの作り方がなされる「鋼の錬金術師」は、とても恵まれている作品だと思う。どちらの創り方もアリだ。原作がなければ前作キャラデザでボンズに鋼を一番最初に持ち込んだ伊藤さんが本を手にとることもなかったし、前作がなければ今作がこうして放送前から注目されることもなかったかもしれない(今は他アニメの影響で影が薄くなってるけど)。すべては有機的に絡み合って今日に至ってる。
これって結局製作の言うところの「伏線の面白さ」に通じるものがあると思うのです。まあ、アニプレックスはネームバリューは利用しつつ前作をなかったことにして売り出したかったようだけども。

以下ネタバレです。原作ネタバレあり。


 

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原作どおり。

原作漫画のコマが動いてます。

とにかくギャグが多かった印象ですが、アニメだとなんだかテンポが悪いとはいえ原作からしてそういう話です。ただ展開早すぎて次回もうヒューズの話かよ、となってしまう。きっと1年で原作100話近くを消化しなくてはならないというのが一番のネックなんだ。って、ラジオ「あにめじ湯」ではそのあたりぼかしてましたね。

肝心な言葉を話すときにそれを言うキャラではなく別のものなのは、もうこんなもんらしくて慣れました。
流れているか流れていないか分からない音楽って書店で立ち読みしてるときに流れている店内有線放送と同じようなものだと思うけど、それも慣れてきた。いつも同じような曲が流れているような・・・ストックがないのか。
むしろギャグシーンの効果音がたくさんありました。
「間」に関しても極力気にしない方向で。こんなもんだ。今まで鋼FAを見てきた中で一番よい間がとられているのはカラオケのジャイアンのCM。あれ、秀逸だと思う。
多少端折られているのは尺の都合上仕方がない。

話は面白かったし良かった。原作どおりだし。物語に評価するとすればアニメではなく原作に対してだ。
エドとアルの兄弟げんか。そしてウィンリィのちょっとした疎外感。完全には分かりあえないかもしれないけれど、分かろうとすることはできる。言葉に出せば、それが手助けになる。そういった彼らの「絆」が良く示されていました。アルをガンガン叩いて泣きながらエドとアルのことを気遣う、前作ヒドインの汚名返上する原作のウィンリィらしい見せ場です(アルのギャグ顔がくるくる回りながら飛び散るのはやめてほしかったです。せっかくの情緒が途切れちゃったよ)。そして家族の絆つながりで、原作の順番を入れ替えて最後にスカーの右腕の秘密を持ってきたのは上手いと思った。

とはいえ最後のスカーのセリフで「家族にもらった大切な・・・絆だ」と答えを言わせてしまうのは蛇足です。確かにわかりやすいんだけど、見た後にあっさりと「ふーん」で終わってしまうじゃないか。子供向けをうたうのであれば、むしろ「大切なものって何か」を家族で会話させるべきだ。って余計なお世話ですかそうですか。せっかく幼馴染ズとスカーを一緒にした構成は上手いのに、「前回のあらすじ」同様答えをキャラに言わせてしまうのがもったいない。

うーん、なので正直語るところなし。

いや、エドとアルの拳ごっつんこは良かったです。エンドカードがそのシーンで嬉しかった。DVD&BDの特典につかないかしら。
原作のコマが動いていてキャラが喋っているのを見る喜び、そういうのがあのシーンにしっかり出てたように思います。ただ、スカーが「絆」と答えを言ってしまったので、それ以上語るものがなくなったっていうか。そうだよね、絆、だったよね。一言で済んだ(笑)

ウィンリィがネジをしめ忘れたのは、ある意味6話でエドがせかしたせいもあるんじゃないでしょうか(苦笑)
・・・って、もしかしてこれがウィンリィがねじ締め忘れてごめんなさい言わなくて良い理由だったり??このためにあのエドウィン描写を入れたんでしょうかね。

大人を信じろというマリア・ロスの声が少女の声にしか聞こえなかった・・・orz

牛乳嫌い、だからアンタは豆なのよーを扉からアルがのぞきこんでいるあたり。
せめて扉の外から自分(アル)の気持ちを知らないでがやがや騒いでいる物音に気付くちょっとしたシークエンスがあればなあ。原作では最初からその場にいたけれどそっと出ていってます。いきなりのぞきこんでいるのが少々唐突に感じてしまいました。こういうのがとてももったいない。

原作のエリシアちゃんの「みっちゅ」あたりの「間」は可愛くて大好きなシーンです。それを「ふた・・・」から1コマ置いて更にページをめくらせることで「間」をとってるのが上手いところ。
アニメではウィンリィが妙に間をとってオーバーリアクション(笑) この間はいらない。
そしてヒューズがガキ相手に拳銃を向けてウィンリィにつっこまれた後で背景に笑い声が重なったり、Aパートのアイキャッチの英語ナレーションの言い方だったり、あからさまにウィンリィの後ろを歩いているカーティス夫妻だったり、なんだか教育テレビでやってる海外ホームコメディドラマを思い出してしまいました。

Aパートアイキャッチのナレーションに軽くイラッときた。激しくいらない。思考が止まってしまいました。
そういやアバンナレーションがすっぱりと無くなったのは3日にオープニングテーマが発売されるから聞かせようっていう意味があったりして(テコ入れがきたのかと思った)。うん、情緒がないナレーションは1回で良いんだ。ビデオだと早送り出来るから便利です。

3話と同じ演出家だけど、画面分割が無かった。結局3話だけああだったのか。その代りAパートでは「ここはギャグシーンです」というのをキャラではなく背景使って表現してました。うん。実にわかりやすい。でも紙芝居みたいだった。
そしてとにかく動かない。兄弟の組み手だったりスカーとラスト&グラトニーの戦闘シーンは基本的に止め絵だったのが残念。こういうところを動かすためにアニメーターの入江さんを監督にしたのかと思ってたんだけど。

そういや、前回の感想で「鎧人形」についていろーんな事を語ってしまったにも関わらず「前回のあらすじ」で「アルは自分がエドによって作られたマガイものの魂ではないかという疑念を抱くのだった」って言われてしまいました。そうか、魂もまがいもの、ってのもしっかり使うんだ。
また解釈間違えちゃったよorz 別に深い意味はなかった模様。そうですよねえ。私よりも解釈が何百倍も素晴らしい原作ファンの方々も「分かりやすくて上手い」って書いておられました。私の前回の感想がすごくバカっぽいじゃないか。ほんと、バカだね。今作は解釈がひとつしかないので想像しがいがないよ・・・。

ねじ巻き式人型ロボットは「鎧人形」を具現化したもの。それで遊ぶ子供は、悩めるアルが想像してしまった「自分を作ったかもしれない」エドの姿だ。もしかしたら無邪気に自分で遊んでいるかもしれない。いわばアルの悩みをダメ押しする存在であり、あの子供を見てそう思ったってことなんだろうな。世界観的にロボットはどうよと思うけれど。


・・・・・・

こういうツッコミをしないように、無心で見れば面白いの。
でも、ついついツッコミをしたくなってしまう(苦笑)。
前作もこんな感じでした。ただあの時は先の展開知らなかったし何度も見返す面白さがあったんだけど、今作は1回見たらいいやってなってしまう。原作どおりだから。結果的に感想書くために何度も見返してるけど。

何よりも残念なのは、答えを本編でずばり言われてしまうことかな。
語るところがなくなってしまった。
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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