感想置場。たまにひとりごと。
http://kagirinakumugen.blog107.fc2.com/
--
--.--.--
--:--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
編集[管理者用] このページのトップへ

 

Mon
2009.05.18
02:53
 
追記)コマゴマと間違えていたので、訂正しました。すみません。


さて、今回の絵は個性的でした。兄弟はともかく、シェスカが分かりやすかった。

この顔の輪郭や影の付け方
シェスカ

この口元(上唇の部分に線がはみ出てる)
シェスカ


この握った手の描き方。
シェスカとエドっつか、このエドちょっとアレだね(苦笑)



もしやこれは、セーラームーンで超個性的な作画を描いた安藤正浩さんではないのか??
と思ったら、当たってました。

ぱっと見てわかった俺すげー。

「聖闘士星矢」と「セーラームーン」シリーズの作画監督ならある程度覚えてます。昔はソラで言えた。
・・・正直、セラムンのとき苦手な作画監督さんだったんですけどね。セラムンキャラデザの只野和子さんや伊藤郁子さんの絵の美少女な描き方に比べてしまうと、別ベクトルで「可愛らしい」絵になっててこれはもはや別のアニメだろう・・・そのぐらい違ってた。上のシェスカの顔に金髪おだんごくっつけたらまんまうさぎちゃんになるよ(笑)!いや、髪型としては亜美ちゃんか!昔(つってもかれこれ15~16年前)と絵柄が全然変わってないんだなあ。

もともと鋼FAのキャラデザは原作者もびっくりするほどまるいせいか、あまり違和感なかったです。むしろ可愛らしかった。セラムンと違って荒川さんの絵柄にはあってたのかなあ。ところどころあった盛大に崩れていた個所さえなければ・・・ですけど。
口元のはみだした線と丸っこい手の描き方が妙に気になってしまった(ので安藤さんだとすぐにわかった)。
水島版のOPや5話、27話でも参加されていてお名前を見たとき「こんなところに安藤さんがいた!」とびっくりしたのですが、さすがにボンズの総作画監督制度の威力を発揮したのかほとんど分かりませんでした。

(そしてふと水島版のアニメ資料集を見ると、エドが恐ろしく美形に見えた不思議)

以下、原作ネタバレありです。少々辛口。

 

more

とにかく動かない。スカーとグラトニーの戦闘シーンも非常にあっさり。後ろのモブも動かない。前回のほうがよく動いていたくらいです。

ただ、作画が悪いとは言いません。安藤さんがセーラームーンシリーズで作画監督されていたときはこんなもんだった記憶が。いや、だいぶ良い方かな?(ボンズ的にはアレですが)
戦闘シーンが動かなかったのは、5話や次回8話で動画枚数使うために抑えたのかな。作画@Wikiによれば安藤さんは「アニメート能力は一級品であり、作監担当回は良く動く。」とのことですが、今回はあまり動かなかった。あと、キャラが喋るときに背景が映し出されることが多いのも原因かもしれない。

ただ、バックで太鼓が鳴っていて、絵ではアルが音にあわせるようにして動いている、ハズ、なのに全然あってなかったうえにアルの動きが非常に中途半端。合わせるなら合わせる、動かすならもっと大げさにやってください。せっかくのアニメなんだから。

それはそれとして。
展開早っ!
「前回のあらすじ」のセリフひとつで原作の駅のシーンをまるまるすっとばしたのにちょっと笑ってしまいました。別に問題はなかったかです。
その結果時系列も都合上シャッフルされていましたが、あまり違和感はなかった。が、シェスカについて持ち出したマリア・ロスはなんて都合の良い人なんだとちょっとだけ。

で、先週ヒューズと別れたと思ったらもう再会してる(笑)
きっと再会した、と思ったらヒューズはあんな目にあってしまうのね。展開早いから、見ているこちら側が感情移入する前にさっさと次のシーンに進んでしまうので、肩すかしをくらってしまう感じです。もう、こんなもんなのかなあ。「間」さえとってテンポが上手く噛みあえば、すごく面白くなると思うのに。

「間」と言えば、シェスカがマルコーの書籍の複写をエドに見せたシーンはどうにかならなかったんでしょうか。確かに原作どおりのコマの進め方なんですが、なんだかシェスカがその日のうちにすぐ着替えただけに見えてしまいました。本当に5日も立ってたのか?というくらいあっさり。ここはもうちょっと「間」をいれて暗転を挟むなり「5日後」というテロップを入れるなりしたほうが効果的だったように思います。原作まんまアニメにしたら違和感がでるいい例かと。

今回の話のラスト、バリーがアルを襲う場面は特に盛り上がるわけでもなく普通に話が流れていくかと思いきや、いきなりEDテーマが流れてそっちにびっくり。あれ、もう終わったの?というか。ちょい肩すかし。ここはもっとバーン!と少年漫画原作アニメらしく盛り上がろうよ!



今回のシリーズの特徴は、とにかく時間経過が分からないこと。作中の時間の流れは数日から数週間くらいたっているはずなのに、アニメ見ているとほんの数日の出来事にしか思えない。セリフでは5日かかっただの10日かかっただの言ってますが。
ここ最近の盛り上がりは5話のスカー戦だったようなんですが、ラストで兄弟がリゼンブールに行くと決意して綺麗にストンと落ちてしまったので、印象もその分薄れてしまったような。

3話から原作どおりの展開になり、リオール行った―、今度はイーストシティ行ったー、スカーに襲われて機械鎧壊れたー、マルコーに会ってリゼンブールに帰ったー、セントラルに戻ってきたー・・・が、とても平坦。原作も初期は今の原作の盛り上がりを思えば信じられないくらい淡々と進んでいるような印象を受けますが、アニメで同じように淡々とやっちゃうと他作品に比べて地味に映ってしまう。「ダ・ヴィンチ」6月号で荒川さんが答えていましたが、荒川さんはガンガン内でとにかく目立とうと努力したとのこと。アニメももっと目立つように頑張って!。「伏線がある面白さ」をアニプレックスがアニメ関連番組「アニメTV」で答えていましたが、それは後半になって初めてわかる面白さ。制作がやりたがっているのは本当に後半部分だったとしても、今、視聴者の目を引きつけるために何をしたらいいのか。
もっと演出がんばれ!

やっぱり、「知ってる話」をいかに楽しむかというのが非常に難しいですね。前作に思い入れがあるからとは全然関係なしに、ストーリーを知っているからこそ「先の展開が読めない面白さ」がないわけです。ならどこに面白さを見出すか・・・私の場合、家族関連だったんですけどね・・・orz 

賢者の石の「真実の奥」を知り、一度立ち止まる兄弟。どちらかというと賢者の石の材料が人の命だったことに落胆しているというよりは、ひとつの可能性が閉ざされてしまったことへの憤りにみえた。
この後に少佐に真実があっさりばれてしまい、兄弟の部屋に少佐が訪れるくだりはギャグもなじんでて面白かったけど、その分賢者の石が人の命だったことの衝撃は軽くなった。

追記)ここはもうちょっとタメて描いてほしかったです。人の命に関連することを軽くしてしまったらダメだ。けど、原作読んだら結構あっさりなんだよね。賢者の石が人の命だったことにより石が使えないから他の方法を探さなくちゃならない、にしても、人の命だったということ自体が結構な衝撃なんだと思うんだけど・・・確かに「原作どおり」なんだけど・・・

それにしても、なんで原作にあったここのグラン准将の件を省いたんだ。せっかく5話で力を入れてグラン准将がスカーに殺された場面をわざわざアニメにしたのなら使うべきだろう。ここぞというところでせっかくの伏線を使わないなんてもったいない!「伏線の面白さを見てください!」でしょう?

「オレ達がこんな身体になっちまったのもオレ達自身のせいだ」
「だからオレ達の責任で元の身体に戻る方法をみつけなきゃならねーよ」

「悲しいけどよ。こういう時には生身の手足じゃなくて良かったって思うぜ」
「ははは、同感」

以上原作コミックス3巻第11話「二人の守護者」で第五研究所に潜入する時のエドとアルのセリフです。これ、地味に省いて欲しくなかったなあ。機械鎧と鎧の身体で便利な部分もある。でも、元に戻らなくちゃならない。たとえ自分たちのせいであっても、自分たちの責任で戻る。

だって、人間なんだから。生きてるんだから。

あー、地味~に、でもものすごーく、省いて欲しくなかった・・・


・今週のブシドーならぬ大佐関連。
なんだかダブルオーにおけるブシドーのようなポジションだなあと思う訳です。ブシドーみたいにワンマンアーミーじゃくて部下がいるけど。ハクロ将軍とのやりとりが省かれていて、別に物語的に必要ではないのかもしれませんが、物語の幅が感じられないのはこういう部分にこそあると思うのです。つまり、主要キャラの枠内でのみ物語が収まってしまってる。せっかく5話でグラン准将を出しておきながら使わないのといい、もったいない。

冒頭部分の流れが原作と順番が入れ替えられていて、スカーとグラトニーの戦闘直後にリザのセリフで「スカーの目撃情報は、エルリック兄弟の一件以降皆無です」が続く。今さっき近くのマール川にいたじゃん、と。余計に大佐たちがスカーを見つけられない無能さが目立ってしまって残念。せめて逆だったらなあ。
そして「利用できるものは全て利用する。私が大総統の地位について、軍事の全権を掌握するまではね」と言いながら「奴の死体をこの目に見るまでデートできない」が早い場面転換の後に来るのもなんだかなあ、と。大佐の大総統になる目的が軽くなってしまわないだろうか。

もうそろそろ、実は出来るんです!というところを見たい。原作だとトレインジャックの「焔の錬金術師だ。覚えておきたまえ」が非常にインパクトあって、それだけで良かったのにアニメだと無能の描写しかない。今回のにやりとした笑みにしても、青臭い野望ががあるというよりは、小物っぽく見えてしまう。

ていうか、もっとカッコイイところが見たいんだけどな。

・オープニング
間違い探し。あまり気付かないんだけど、プロデューサー陣のお名前の位置が変わったことにまず気付いた。

・アイキャッチ。
ほんっと・・・ナレーション勘弁してください。そこは笑うところなんでしょうね、きっと。

・声優
シェスカ役な藤村知可さん。「大江戸ロケット」のおソラさんだわっ! 兄弟とのやりとりを聞くと大江戸ロケットを思い出して面白かったです。

シェスカが助けて~とうったえてアルが気づくあたりの演出はとても良かったです。

・錬金術関連の資料追加
マルコーの資料を元に兄弟が何か喋ってた。フラメルがなんとか・・・ええと、わたくしよく分かりませんでした。ここ、アニメ関連本とかで解説してくれないかな。水島版では5冊ほど薄い資料本が出版されてたけど、今回は出ないのかな。

・次回予告
?

入江監督絵コンテです。さてどうくるか。
今回のサブタイトルが「隠された真実」だったのは、マルコーの印象的な言葉「真実の奥の奥」」が前作で使用されていたので使えなかったからでしょうか。「真実の奥の奥」という言い回しがいいんだけどなあ。

某所での説明責任の話題について。
水島版について監督がとことん言及しないのはもう別にかまわない。放映中の今は言うべきではない。
でも、こうやって前作の錬成陣をそのまま使用するのはどうなんだろう。
別作品、なんでしょう?ニュータイプ6月号の声優インタビューにおいて前作ファンにそれを求めておきながら、実際には同じ「鋼」としてデザインはそのまま使用してますということなんでしょうか。これがプロデューサーなり声優なりが言う「前作を心から称えて」「リスペクトして」の部分なんでしょうか。なんか、美学がない。
他の人にはどうでもよくても、私はここが一番の問題だったりします。

それとも前作ファンへのサービスなんだろうか。うーん。

オープニング改編なり、錬金術資料の小ネタを挟むくらいの腕があるのならば、ここも、入江版鋼の錬金術師に相応しい錬成陣を用意してほしかったです。なんで原作のを使わなかったんだろう。





「何かに一生懸命になれるってことは、それ自体が才能だと思うし」

「どっかの誰かさんを見てるとね。心の底からそう思うよ」


このセリフがあったことに、この回の価値があると思います。アルの言い回しが相手を気遣ってではなく「当然だろ」というように聞こえてすごく良かったです。これ、原作の屈指の名セリフだと思うんだけど。そしてそれをしっかり描写してくれた鋼FA万歳!
これだけでいいよ!

どっかのダメ人間=私は、一生懸命になるものすらないからダメなんだけどさ。
スポンサーサイト
テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
Trackback(1) Comment(0) 編集[管理者用] このページのトップへ

 

 
Comment

 

 Secret?

 

 

 

Trackback

 

 

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

(アニメ感想) 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第7話 「隠された真実」

鋼の錬金術師 vol.13 [DVD]クチコミを見る ☆<5/15更新>前回、鋼の錬金術師(第6話 「希望の道」)の感想をポッドキャストにて収録! 「原作準拠という事の意味」、「ウィンリィの心の描写が足りなかった?」、「作品への愛が感じられる作品とは?」等、アニメブロガー...
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人【2009/05/20 20:44】

 

このページのトップへ
 
Copyright © 2017 Blauer×Himmel, all rights reserved.
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。