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Mon
2009.05.11
01:01
 
今回は普通に面白かった。
細かいセリフだったり描写が省かれていましたが、特に気にならなかった。
前回5話や、ほぼダイジェストだった2話などといったてんでダメだった間の取り方も今回は良かったです。場面転換が自然だったことに変な意味で驚いた(そこは驚くところではない)。

ということでテンポ良く見れたので、何回も見直しています。うん、面白かった。

以下原作ネタバレありの本編ネタばれ感想です。

 

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脚本:菅正太郎
絵コンテ:タムラコータロー
演出:矢吹勉

なんていうか、絵コンテが入江監督(今のところ1,2,5話を担当)ご自身でさえなければテンポよく見れるのかもしれない。
2話はすっかりダイジェストのあげくアニメなのにセリフ頼みの描写一切なしで主人公の人体錬成の動機や覚悟がサッパリだったし、5話のスカー登場時や迫力に欠けた機械鎧破壊など(あえて言うけど)「鋼」としてありえない。

1回につき原作2話消化の駆け足になるのは仕方ないにせよ、丁寧に描かなければならないところは他を削ってでも丁寧に描くべきだと思ってます。削れないのなら1年という枠組みでは短すぎるし、そもそもアニメ化しないほうがよかった。簡単に言えば原作に置いて1話につき特に気を遣って描かれている部分は、アニメ版でも視聴者の印象に残るような努力をすべきです。そこが出来てるかと言うと・・・機械鎧の破壊シーンはなあ・・・(これがオリジナルだというのなら気にならなかったのでしょうが、原作ファンとしては納得いきません)

スカー登場シーンの演出は論外。

・・・監督・・・頼むよ・・・
次は8話だよ、第五研究所だよ・・・頼むよ・・・


今回驚いたこと。

Cパートがあった!!

本編の時間自体はたぶん変わってない。同じ17時から録画開始したビデオの録画時間が5話と6話の両方で26分1秒でCMになるのは変わらなかった。なので、Cパート部分が「増えた」のではなくBパート部分から移動した、というのが正しいのかな?
ウィンリィがネジを忘れたことを思い出したのがCパートに入れるというのは上手いやり方。鋼FAで初めて次回が楽しみだって感じました。今までって、1話で綺麗にまとまりすぎててやや地味だった印象があります。そういう意味では次回予告よりも効果があるのでは。



アバンとあらすじは早送りでちゃっちゃと本編へGO。
でもオープニングはしっかり見る(笑)
あらすじってそんなに必要なのかな。子供のために、なのか、制作時間が足りない、のかは分からないけど(たぶん両方だけど主な理由は後者だろう)。

Aパートはマルコーの話。原作第8話「希望の道」が今回のサブタイトルです。ウィンリィの話が後半に来るのでウィンリィに至る道が「希望の道」に見えなくもない。賢者の石という希望への過程なんだけど。

大佐や軍部とのやりとりがなかったので、ヒューズの「忙しくて来れないってよ」というセリフを聞くと東方司令部とエドアルの関係は非常にクールというか、ちょい薄情というか。4話で「休みなさい」というセリフもなかったし。原作ではエドアルと東方司令部のゆかいなやりとりの後、ヒューズの「やっぱり忙しくて来れないってよ」が来るので、軍の割にあったかい集団だと感じたんだけどな。

代わりに展開が早いことを考慮したのかヒューズがアームストロング少佐の好意を受け取って気を利かせた形。ヒューズの一件を思えばこれで良いのかも。

その分、エドとマルコーのやりとりを丁寧に描いています。
ファンとして見たかったのは兄弟と軍部のやりとりなんだけど、そこを省いてでもマルコーとのやりとりを描きたかった、のであれば、後のマルコーの行動を思えばその選択は正しかったと思う。

が、「地獄ならとうに見た」のセリフがエドのアップ→はっとするマルコー→マルコー、アル、少佐、エドの4人そろっている場面 と、段々迫力がなくなっていくのが別の意味で面白かった。そこはエドのアップだろう。妙にここぞというセリフが別キャラだったり違う場所だったりにかぶせられているのは入江版の特徴なんでしょうか。迫力と説得力が薄くなりはしないだろうか。

それはそれとして。
ぺこりと頭を下げるエドが可愛かった。これ、アニメでぜひとも見たかったんだ!

今回、マルコーに賢者の石について教えてもらおうとしても拒まれいったんあきらめるけれど、そこがすごく明るくて前向きでした。原作エドは口を尖らせて弱冠悔しさをにじませていたはずだ。やっぱり原作とアニメ版ではエドの性質がちょっと違うんだね。入江版エドはとにかく強い。より前向きというか。
私は原作エドのほうが人間ぽくて好きかなあ。前回のスカー戦は時計塔の鐘の音は「エドの強さ」を表したのではとどこかで言われていましたが、やっぱり原作どおりスカーによってもたらされた「死への恐怖」を描くべきだったと今でも思ってます。「誰も死なせずみんなを守る!」そうエドの口から言わせるのであれば尚更に。原作初期のエドは強がっていたのが(たとえばニーナに何もしてやれなかった無力さから「人間なんだよ!」と叫ぶ)が、段々経験を経て強くなっていく(みんなを守ると言い切ってしまうやや無謀な強さ)んだと思ってたら、ちょっと強かったのがだいぶ強いに、そしてものすごく強いエドへと進化していくのが入江版なんでしょうか。


ラストが現れてからいきなりCMに入り、マルコーの話が強制終了してましたが(そこだけはかなり違和感)・・・別に端折られても「何か良からぬことがあったに違いない」と想像できるとはいえ、規制が入ったかな、と・・・
原作において「死ぬのだからな!」と言ったセリフや一度死んだラストがたまたま来た女の子を人質にとったりしたこと、がダメだったのかしら。これだとホムンクルスのあれがそれだったから一度死んだけど平然と立っていられる、っていうのがちゃんと描写されるのかが心配。
そもそも人が死ぬ描写はまずいってことなのか・・・だから母親が死んだシーンも妙にあっさりとしてたのかな(私があくまでもこだわるポイントはそこ


・・・ああもう、死んだおかあさんは死んだおかあさん、人体錬成で出来た者は出来た者、で分かれてるような描写が5話であったもんだから、「地獄ならとうに見た!」のセリフだったり母親の墓参りに行った後に焼いた家に行った描写だったりに含みがあるようでがっかり・・・(泣) 他の原作ファン(現に「過去の人」だそうで)がこだわらなくて、私だけがこだわるポイントだから仕方ないっちゃ仕方ないにせよ、やっぱり5話の母親の夢の顛末は気に入らない。それとも11巻で人体錬成した者を暴いて結果的に別ものだったと分かるのを今の時点から気づいている「勘の良いガキ」(byタッカー)を表現しているのでしょうか。夢自体はイイカンジにアニメにしてくれてたのに、谷底につき落とされた感じです。だったら3話でロゼに「死んだ人間は生き返らない」と言ったのは母親をさして、ではなく人体錬成した結果できた者をさしているんでしょうね。それってなんか根本的な意味が違う気がする。原作の夢の描写は、死んだ人間が生きかえったら化け物になりました、ではなく、死んだ人間は死んだままでした(しかも更に殺してしまいました) だったハズだ・・・結果的に元どおりにならなかった=死者は死者のままだったのに「もっていかれて」機械鎧になった左脚が疼いて「痛て」になったのでは。
・・入江ェ、あの描写さえなければ墓参りのシーンはベタ褒めだったよ・・・(はじめて「水島ァ」って言ってた人の気持ちが分かった 苦笑)
・・・もっとも私が深刻に考えているだけで深い意味はないのかもしれません。絵コンテもそうですが、入江監督ご自身の母親関連の描写は私的に合わないかもしれない。

だがしかし。
今回トリシャと兄弟、ピナコとウィンリィが一つの写真に収まっていました。
これ、すごく良いですね!!写真だけど、これ一枚で母親が生きていた頃からエルリック家はロックベル家と繋がりがある、家族ぐるみの深い付き合いっていうか家族も同然、みたいに感じられます。そして意図的に隠された父親の写真を見てさっきの写真を思い起こすと、その場に兄弟の父親がいない違和感も感じることができる。ウィンリィの両親はピナコとアームストロング少佐の会話でどうなったのかが分かるので、父親不在が強調される形だ。うん、これ、いい。

落ち込んでいた気分がだいぶ回復しました。
なので気分が落ち着いたところで墓参りのシーンを見ると、(鋼FAにしては珍しく)セリフと場面があっていて良かったです。家を焼いたとピナコが説明するくだりと、音楽のボリュームがあがったこと、背景も燃えるような夕焼け(家が燃えたことを示してるんでしょうね)とで、すごく印象的なシーンに仕上がっています。

まあ私はトリシャが一瞬映ったのでそれだけで満足したのですが(笑)、原作においては血まみれのエドをロックベル家に抱えてきたアルと、国家錬金術師になると宣言したエド、機械鎧の手術に耐えるエド~の描写がエルリック家&ロックベル家の集合写真に差し替えられた意図はなんだろう。原作では上記描写の後にエドの強さの裏で「何かの拍子にくじけてしまった時立ち直れるだろうか」と心配するピナコのセリフが続きます。くじけてしまったとき、の暗示としてトリシャの姿が映し出されたのかな。人体錬成直後、死んだような目をしていたエドを思い出して。そういったことを示すには効果的だったと思います。
でも、それと同時に原作の上記シーンが入らなかったことが残念。そこは2話でも描いてない、焔のついた目をしたエドが実際に強さを証明したところ。こう、具体的な過去の事例が入らないままに本編ではすでに強いので、故に初めて見る人にエドの強さを説明するにはちょい強引すぎるかなあ。ここはきっと少佐の「あの兄弟は強い」のセリフと、後の機械鎧と神経をつなぐときには痛みが生じる描写で事足りると判断したんでしょう。結局端折られてしまったことになるかな・・・

入江版において、エドとアルの過去は今のところ2話が全てなわけですが、これ、6巻部分をアニメ化するときにもう一度じっくりやるつもりなんだろうか。それとも一度やった部分はやらない、とか・・・?
私的には兄弟の過去は丁寧に描いて欲しい部分です。入江版では過去の動機付けや覚悟が足りないように感じます。

水島版を意識したのかどうか分かりませんが、原作において水島版でアニメ化された部分は微妙に端折られてました。まあ、2度見せられても、というやつでしょうか(入江版は入江版のハズなのだが)。

アルと一緒にいたヒヨコが可愛かった。癒される・・・
Aパートではほぼ存在感がなかった(正直置物扱いだった)アルは、Bパートになってようやく登場したような。エドが寝ている横で話すシーンは炭鉱の話が端折られたので具体例がなく、アルのセリフがちょっとだけ恥ずかしかった。ウィンリィの「泣ける身体があるのに泣かないバカ」「強がっちゃってさ、このバカは・・・」はぜひとも入れてほしいセリフでした。でも、マルコーから聞けないと知って次の方法を探すと明るく話せたエドは、強がってるのではなく本当に強いのでウィンリィのセリフがあったらおかしくなるかな。でもやっぱり私は原作のほうが(以下略)

エドウィン!
ということで、徹夜で作業するウィンリィを数回邪魔するエドの描写がオリジナルで入ってました。
直後にセントラルに蔵書があると分かってるのに落ち着かない、というセリフがあるので、つまりヒマだからウィンリィを邪魔しにいったと・・・ここは、微笑ましくも微妙にエドがウザい。そりゃ追い出される(笑) なんのために徹夜してるかというとエドのため、なんだからそこは気付けよ鈍感め!とイライラしてしまった。 いや、可愛らしいシーンでした。ウィンリィが気になってたのか、機械鎧が気になっていたのかは微妙なところ。

そういえば、エドと一緒に鎧が破壊されたアルもウィンリィは蹴り上げてます。今回の入江版ウィンリィは兄弟平等に扱いますよ~という水島版と違う点のアピールってことなんでしょうか。スパナではなく素手で殴る蹴るだった(笑)
・・・壊れた機械鎧の描写が非常に貧相だったのは、壊れた部品を拾いきれなかったと考えていいのかな。


今回はやっと音楽が聞こえてきた感じがします。
が、・・・ウィンリィの機械オタクの描写は音楽止めても良かったかも。
今回のギャグシーンは1~3話ほど気にならなかった。全体的に原作の雰囲気に近づいてギャグシーンも自然に物語に入り込んでいるような感じでした。これは絵コンテ、演出の力なんでしょうか。

ただ、アルの鎧を修復したときはいきなり治ってて、兄弟の組み手もあっさり(少佐の乱入なし)
せっかくのボンズなんだからちょっとしたアニメならではの動きが見せられるシーンだったりアクションは力入れて欲しいぞ。前回動きすぎて動画枚数を押さえたんだったりして。





いや、本当に面白かった。何度も見返したのは久しぶりかな。
その分やっぱりいろいろ端折られていましたが、それが効果的だったかは少々疑問だとはいえ、繰り返しますがそれほど気にならなかった。
見やすくすっきり最低限の形に纏められた印象で、好感触です。来週以降もそうやって進めてくれればいいんだけど・・・ホンット、頑張ってください入江監督!
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