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Wed
2009.01.21
00:57
 
なんだか知らないけど、ゲストキャラのキャスト二人がガンダム00の中の人でした。

ティエリア(夏目)はまあともかくとして、玄がアレルヤ(吉野裕行さん)、翠がフェルト(高垣彩陽さん)。

声優ファン的に面白かったです。まあ、作品としては全然関係ないんですが。

そんなせいもあってか、翌日すぐにガンダム00を見たところ、ティエリアがファーストシーズンではありえないような他人を気遣うような行動とセリフを話していた(ミレイナに毛布をかけながら感謝の言葉をつぶやいたシーン)ので、一瞬夏目の声に聞こえてしまったという。
 

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冒頭で夏目が見た夢が普通に怖かった。あれは怖い。見えないってある意味幸せだなあ、なんて思ってしまったり。そして子供は無邪気に残酷なので、誰も夏目を気遣うなんてことをしない。

ああいう小学生の頃って、怪談話とかそういうの流行っていました。自分の体験談じゃなくて、テレビで見たとか本で読んだとかそういうの。たとえば二十歳までに覚えていてはいけない言葉だとかを皆で話すと妙に盛り上がったのを覚えています。
そのくせ実際に体験したとかいう話を聞くと逆にどん引き。あの人ヘン、だとかそういう話にすり替わってしまう。言ってみれば、自分は安全圏にいるという立ち位置から物事を見たいのであって、自分が恐怖に襲われることからは逃れたがっているのかもしれない。

夏目の境遇を思えば、そういう人たちって夏目を理解しようとしない自分勝手な人に映るけれど・・・確かに自分勝手だけど・・・それが絶対悪というわけではないんだよね。夏目にとって、彼を理解してくれなかった人たちというのは、全て「過去」の中でしか描かれていません。今の夏目には、優しい藤原夫妻とクラスメイトたちがいる。「大丈夫。毎日幸せだよ。心から」なんて夏目が言うことができたりする。そういう人たちと、過去に夏目が出会ってきた人たちと、どういう違いがあるのでしょう。過去に出会ってきた人たちが須らく夏目を理解しないおかしな人たちだった~というふうには、「夏目友人帳」という物語を見ている今、思いたくはないのです。そもそも夏目の「過去」は夏目視点でしかないのだからあの過去が全て現実だったとは言い切れない。夏目の見る「過去」は、言ってみれば子供の夏目が見ていた夏目だけの「世界」なのだ。

それが。
今の夏目は友人帳の名前を返すことであやかしとふれあい、恐怖心ではなく彼らのために自ら行動を起こしている。今回の話でいえば玄のために翠を引きとめようと自分の身を顧みず翠をつかんだところ。ニャンコ先生と出会い、そのおかしなコンビは他人(あやかしであっても変わらない)のために自分から行動を起こす。ひたすらに自分のあやかしが見えるという能力を隠そうとしている夏目が、その能力でもって誰かのために何かしようとしているのです。子供のころ、ただただ恐怖と孤独感に苛まれていた頃とは違って、夏目自身が「変わった」のでしょう。

変わったきっかけというのは、やっぱりニャンコ先生に出会ったこと、自分を無条件で受け入れてくれた藤原夫妻に出会ったことってのが大きくて。夏目だけの力ではどうにもならなくて、そこはやっぱり誰か他人の力も必要なのだ。夏目ひとりの力じゃない、というのがこの作品の良いところなのではないでしょうか。塔子さんが主要キャラのポジションにいるのはこのためかなあ、なんて。

人はひとりでは生きていけない。そこには寂しさが常に付きまとう。
だけどふと周りを見渡してみたら?そこに暖かい手を差し伸べてくれる人がいたら?
人って変わることができるのかもしれない。今は誰もいないように見えても、いつか、分かってくれる人に出会えるかもしれない。繰り返すけれど、(少なくとも「夏目」の世界観の中で)理解してくれなかった人たちは絶対悪ではありません。なぜってそれは全て夏目の「過去」に落とし込んであるから。夏目の「今」そばにいる人たちが優しさにあふれているように、そしてあやかしに対して恐怖感だけでもって見なくなったほどに夏目自身が変わったように、視点を変えてみれば、恐怖に満ち溢れていた「世界」にも優しさが見えてくるかもしれない。

それに気づくためには、いろんな人と出会って別れるという経験が必要なのかもしれません。夏目は藤原夫妻に出会って、また、友人帳を手に入れることによってそれを為し得たわけです。そういうきっかけが必要なのかもね~
今回の話では、翠は信じていた人間たちに裏切られ悪霊と化してしまったけれど、ふと気づいたら玄という彼女を温かく見守る存在がいた。それに気づいた彼女は玄に暖かく抱きしめられながら悪霊から元の翠に戻った。うまく言葉にできないのが歯がゆいですが、今回の翠と夏目って、割と似たようなキャラの作り方がされているように思います。翠にとっての玄が、夏目にとっての藤原夫妻~みたいな。


「先生が思っているほど、俺はまだ別れには強くないんだよ。だから、大切だと思ったことは大事にしていきたいんだ」

夏目のこのセリフがとても印象に残りました。あやかしとは別れてばっかりだけど、それでも何かが心に残る。それを大事にしたい~って。


ていうか、なんでこんなに語ってるんだ私は。
実際問題、本当にヘンな人っているんだよね。自分が全て正しい!自分が嫌いなもの(人)は皆嫌いでないとおかしい!という唯我独尊な人が(笑)。


今回の話で残念だったのは、キャラのセリフはあるのに画面上が背景~というのが多用されていたこと。たとえばニャンコ先生が犬をからかっていて塀の上で横踊り(笑)していたのはいいんだけど(可愛かったv)、その後ニャンコ先生が塀から落ちて犬が盛大に吠えているのに犬の描写がない。
そしてニャンコ先生が腰を痛めたシーンと、みかんを剥いてくれというニャンコ先生とそのあとの一連のシーン。
ここらへんは見ていてちょっと残念でした。これが「銀魂」ならまたBG(背景)オンリーかよwwとネタになるんだけど・・・制作がたいへんなのかなあ。

ああでも雪合戦をする夏目とニャンコ先生は可愛ゆうございました。そして雪うさぎに乗り移った玄とか。玄が一生懸命首をめぐらして翠を探しているところとか、涙をひとしずく流しているところとか超和みましたvv
雪うさぎにのりうつったのだから、涙ではなく雪が溶けたのかもしれない、そういう二つの意味があわさってなんだか余計に切なく感じてしまいます。

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テーマ * 夏目友人帳 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 続 夏目友人帳
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