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Tue
2008.12.02
23:10
 
喰霊-零- 1(限定版) [DVD]喰霊-零- 1(限定版) [DVD]
(2008/12/26)
前野智昭喜多村英梨

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先日8話まで一挙に視聴。うちの地域では本日12/2深夜が9話放送です。

面白いですが、内容的に1・2話はかなりグロい。それ以降は意外とグロが少なかった、というべきか1話と2話が凄すぎたというべきか。
本来ならあまり血がドバドバ出るのは好きじゃないのですが、それ以前に話にすごく引きこまれた。ちなみにCSのAT-Xは視聴年齢制限があります。

そしてオープニングテーマとエンディングテーマがすごくいい。今はこればっかり聞いてます。

Paradise LostParadise Lost
(2008/11/05)
茅原実里

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原作漫画「喰霊」では描かれなかった過去話がアニメ版のストーリーとなっていて、原作ではすでに悪霊と化している諌山黄泉と、原作本編のヒロインである土宮神楽が「姉妹」として、また環境省超自然災害対策室の退魔師として過ごしていた頃の物語。優しく強く剣では神童とまで呼ばれていた黄泉が、いかに悪霊と化すにいたったかを丁寧に描いているようです。

原作をすごく読みたくなりました。グロいですが、面白い。


8話まで見た感想として・・・
諌山家の養女だった黄泉と、諌山家の血を受け継ぐものの退魔師から退いてしまった者の娘である冥の二人の対決。欲を言えば、冥姉さんの描写がもっと欲しかったかもですが、元々養女として育てられた黄泉にとってみたら、「養女」であるという事実に引け目を感じていたかもしれない。同じく冥にとってみたら父親が党首の弟であるにも関わらず退魔師ではなかったことにやっぱり引け目を感じていたかもしれない。そういう意味では、最初から黄泉か、あるいは冥が党首である奈落の娘であれば、三途河によって殺生石を埋め込まれるような悲劇は起こらなかったのではないでしょうか。最初から、三途河につけこまれるスキは十分にあった。ただ、そのスキを作らない精神力があるかどうか・・・黄泉が正式に党首になることになって、冥のなかにスキができてしまった。

もっと言えば、本家土宮の娘でありながら「おつとめ」に疑問を抱いているっぽい神楽と、自分自身に誇りを持っている黄泉が逆の立場だったなら。いっそ(劇中でも語られていましたが)黄泉と神楽は退魔師とは一切関係のない立場だったら。歯車がほんのちょっとずつ噛み違えてしまった悲劇みたい。

そして、一度三途河によって冥は殺されかける。もう9話のネタばれ見ちゃったんだけど、それを踏まえれば冥はかろうじて生きていた(殺生石によって傷が回復した)んだけど、殺生石の力が冥の魂を蝕んでしまい、彼女の怨念を呼び覚まし「心の赴くまま」という怨念のみが行動の原動力となってしまった、ということだったのかな。てっきり三途河によって完全に殺されていたのかと思ってたけど、9話の黄泉を見る限りでは、あの時点で冥は殺生石によって生かされていた。
冥は黄泉の大切な養父である奈落を殺し、黄泉を人気のない場所に呼び出す。

「あなたが邪魔だったの、あなたが憎かったの、あなたが嫌いだったの、あなたが羨ましかったの!」
「いなくなればいいのに、消えればいいのに、潰れればいいのに、死ねばいいのに!」
「憎い、たぎるほど、胸が焼け焦げるほど憎い」


「憎しみ」をここまで向けることができるというのがなんとも・・・。すごく胸に突き刺さるような言葉の数々です。言葉の刃、って奴だね。前に黄泉と神楽の前に現れた冥の言葉がすごく冷静だったぶん、上記のセリフの激しさの度合がすごい。そこまで黄泉を憎んでいたのか。
大切な養父の奈落を殺したのが冥と知り、また冥が奈落を屈辱するような言葉を吐いたことで、黄泉は絶叫しながら剣を振り続ける。この事がきっかけとなり、黄泉は、退魔師として、人としてあってはならない「憎しみ」で人を殺してしまう事になる。

黄泉との直接対決の最後に正気を取り戻したのがすごく残酷だった。ある意味、狂気のまま死んでいたほうが楽だったんじゃないか。

そして、正気を取り戻した冥とは逆に、黄泉の憎しみのボルテージが一番上がっていたのが最後の瞬間だった。殺生石によって魂が怨念に満ち溢れていた冥と違って、黄泉は殺生石とは関係なく憎しみで心を満たして殺してしまった。「殺生石に惑わされた」という言い訳なんてできない。

1・2話の黄泉は既に殺生石が埋め込まれているので心の赴くままに「憎しみ」や「怨念」で動いているのですが、3~7話を見る限り、黄泉はすごく強い人だった。土宮の分家筋の党首の娘として幼い神楽を諌山家に招き姉妹のように生活していた頃は、むしろ出来すぎた「姉」だった。本当は無理してたんじゃ、と思えるくらいに「良いお姉ちゃん」でありすぎた。とはいえ、神童と言われてはいても、黄泉は神楽とは違って努力の人だったのかな。黄泉が覚えるのに苦労した技をいとも簡単にやってのけた神楽には、姉として嬉しくもありつつも同じ退魔師として嫉妬してしまった、とか。嫉妬を必死に抑えている黄泉が少し痛々しかった。神楽を「宝物」と言い切った黄泉は、「良い姉」であることで神楽に縋っていたのかな。

「良い姉」であり「諌山の名に恥じない退魔師」であろうとした黄泉(ここだけ見れば順風満帆に見える)にとって、婚約者の紀之の存在が黄泉の唯一の慰めだったのかもしれない、のに・・・9話ではアレですか。

8話のラストで、黄泉は三途河の攻撃を受けて全身血まみれになって倒れてしまう。
ここでてっきり死んでしまい即悪霊になるのかと思ったら更に悲劇が待ってた~という念押しがいやらしいアニメだ・・・。一度「憎しみ」を発動させただけではもの足りないのか、あるいは黄泉の精神力は強いので養父を殺された事以外でもっと「憎しみ」を強める必要があったのか・・・

なんで黄泉にこうも良くないことばっかり起こるんだ!というくらい黄泉が大切なものを奪われていく(あるいは自分で失くしてしまう)7・8話は黄泉視点で見るとつらいものがありました。9話で更に突き落されるようなので、覚悟して見ないと・・・。最終的に黄泉が悪霊となる、というオチが分かってるから余計に切ないのです。


ということで、本編のストーリー云々の前に黄泉がカッコイイ。黒髪なびかせて剣を振るう美少女っていうビジュアルがいいですねw 原作1巻の見本を立ち読みしたら黄泉は既に悪霊だったのですごいビジュアルだったのにびっくりしました。
で、1・2話だけ見ていたら単に怖いおねーさんでしたが、3話以降を見てしまうと黄泉が切なくて仕方がないのです。


ていうか、黄泉役の水原薫さんが「聖闘士星矢」ファンだと知ってかなり嬉しかったです。同じ星矢ファンとして親近感が湧きました(笑)ステキだ。
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