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Mon
2007.11.12
20:23
 
表紙イラストがカッコイイ!

こういう黒と白のコントラストが生きたイラストってとても好きです。
しかもエドが偉そうなのがイイ!私の中で、エドといえばこの表情です。何気に一緒に座ってるのがオスで、メスを2匹も侍らせてるなんて、やるな君は。

以下ネタばれ。

 

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第77話「逆転の錬成陣」

そういえば、クセルクセスの大壁画。これの一部がグラトニーの腹の中にあったわけですが(12~13巻)、その中に「太陽を飲み込む獅子の図」がありました。これは「賢者の石を示す記号」とのことだったけれど。

で、表紙のアオリ文句が「百獣を統べる金の瞳ーーーーー。」

序盤の内容は、エドがかつてグラトニーの腹の中で自らを再錬成したときのように、生命エネルギーを使う。ただし、あのときはクセルクセスの人々の魂だったけれど、今回はエド自身のもの。

「寿命がちょいと縮むかもしれねーな」
使った分だけ容量が減る、そういうことなのかな?

「自分を一個の生命エネルギー体と考えろ」
「賢者の石と同じだ」

ひとつの賢者の石として自分の体を錬成する!
そんな君のパパンは多くの人々の魂を使ってできた賢者の石なのだよ・・・なんだか、「全は一、一は全」ってのを親子で両極端に示しているみたいだ。
ここは、前までパパン・・・若かりし頃のホーエンハイムの過去を描かれてきたからこそ、読者は簡単に両者に思いをはせることができるのだけど、こういう構成力ってのが、牛さんはすごいと思います。ホーエンハイムの一件が、ちょっとだけ短かったのが残念だったけれど、あのエピソードからエドのエピソードまでの間隔が秀逸だなーと思いました。

それに、冒頭の過去のエドへの思い(リザ・アル・ウィンリィ)から自分を錬成して応急処置をするまでの盛り上がりがすっごく良かったです。牛さんは、こういうのも本当に上手い!すごく冷静に物語を構成して、尚且つ物語を熱く盛り上げる!こういう熱い物語は大好きだ!

「自分の甘さが招いた結果なら、ケツは自分で拭かなきゃ・・・な」
このセリフを待っていましたよ!!!
これを言えるエドは、心底カッコイイのだ!!

とはいえ応急処置にすぎなかった。
完全じゃなかった、ってところにもまた一筋縄ではいかないな、と。
まだ何かあるんじゃないのか、そんなことも予感させます。

で、獅子のキメラの軍人の毛で窒息しそうに~ってなるっていうギャグも・・・なんだかすごくほっとした。まだまだ予断は許さないんだけど、それでもたぶん大丈夫ってこちらに思わせて・・・ホント、牛さんは上手い!前回の「エドはどうなった!!??」っていうピリピリしたストレスをやわらげてくれました。絶妙なタイミングです。

なんか今回べた褒めしてるや

エドが気絶してしまったあと、エドの言うことはきかなさそうだった軍人たちの目の前に落ちていた石・・・それはキンブリーが持っていた石なのかな。また何か伏線が出てきましたぞ。楽しみだ。



スカーが、アルにとって一番重要な部分を持ってるあたり、すっかり良い人に見えてしまう。なんか毒気が抜けたっぽい。この人は、話を聞いて欲しかったんじゃないのかなとすら、思えてしまう。つらかったんだろうな。本当は。

それにしても、ばらばらにされて運ばれているアルの体を見て、そしてスカーの兄の研究書の「微妙に表現の違う語句」に感ずいていて、
「研究書をバラして同じ語句の部分を重ね」る
ということに気づいたメイチャンは、とても優れた名探偵だなと・・・今久しぶりに金田一少年見てるから特に

そしてやっぱり肝心なところでこそ役に立つヨキのくしゃみ(笑)
こいつがずっとくしゃみしつづけてるっていう描写があるのも、さすが完璧に構成する牛さんだなと思わせてくれる。
アルが並べなおした研究書をひっくり返すということに気づく!
裏からみたそれは、「錬丹術を組み込んで発動すル、新たなアメストリス国土錬成陣」

スロウスは地下で穴を掘り続けていた。

地下。

地下から上を見上げれば、そこは当然のごとく天井となる大地があるわけですが、それを地面として反対にとらえる。人がそこに立つと・・・重力で落ちちゃうよ?・・・そういうことじゃなくて?
地下で存在するお父様、てのも関係あるかも。

しかし逆転とか言われちゃうと、アニメ版ヒューズが殉職前に「逆」と気づいたことをちょっと思い出した・・・
地下といえば、やっぱりアニメの地下都市のこともあったわけですが、少しずつ、本当に微妙なさじ加減で、アニメは原作のネタばれをしていたのかもしれない。

「逆」といえば、プライドの正体にしても実はセリムという子供だったり、死なないであろうと思われたヒューズが死んじゃったり(思えばヒューズの死(アニメですが)で「ええっ!?」と盛大に驚いてあわてて見逃してたテレビシリーズをアニマックスにて追いかけたのが鋼にはまった一番最初のきっかけなのです)、エドとアルの物語を正攻法で描いていながら「逆に」・・・搦め手でも描いていく。

少年漫画の王道を行きながら、それだけでは終わらない。
簡単な少年漫画としても、読者にあれこれ推測させるミステリーとしても読める。こちらは気分によって単純に読んだりあれこれと深読みしたりしてますが・・・単純な表側も、複雑な裏側もそうほう楽しめる。表と裏がどっちかは、読む人によって異なっていて。
逆にしてもいい。

だから鋼の錬金術師は面白い。
このマンガのキーワードは「逆転」なのかも?

なんて。
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テーマ * 鋼の錬金術師 ジャンル * アニメ・コミック
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