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Fri
2008.10.03
20:12
 
最終回ラッシュなので、なんだか寂しくなってしまいます。
どことなく切なさと余韻が残る終わり方が個人的に好きなので、こういうラストは嫌いではありません。
・・・でも原作続いてるんだよね・・・

先週のコードギアスの最終回の派手な主人公の死(←まだ引き摺ってる)に始まって、こっちもこれか~とは思いましたが。ああでもギアスのほうは死んでないという説(C.C.が話しかけていた御者?)があるみたいですね。私的にルルーシュはコードを引き継いでいないという説に一票。 

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原作もアニメでも、宵風は消滅してしまいました。彼(彼女)の後に残ったのは、まだ温かさが残った洋服のみ。その「温かさ」こそが、宵風が生きていた証。存在した証。

原作では消滅した宵風に対して、壬晴は泣いてしまいました。アニメでは・・・きっとこれから悲しみが襲ってくるんだろうな。絶対に。

宵風は、森羅万象による強制的な消滅ではなく、宵風自身のことは宵風の思うまま・・・それが皆の気持ちに答えることだから・・・「あるがまま」自分として残された時間を生きることを決めた。「気羅」を得て灰狼衆にいた過去を消すこともなく、だってその過去が今の「宵風」を形成したから。

だから、壬晴は森羅万象を使うことをやめた。それによって、森羅万象は消滅・・・した?
もっともここは明確に描かれていないので、森羅万象は壬晴が望めばまた出てくるものなのかもしれない。

「無関心でいたいんだ」と思い続けていた壬晴は、宵風と出会い、彼のために行動し、そして雲平に反発し続けることで誰かのために自分自身の力で行動することを覚えた。 宵風の望むことに対して、自分はどう考えるか、どうしてほしいかをはっきりと本人の前で言える壬晴が、それを受けてちゃんと自分の望みを答えることができた宵風には優しい口調で返したことが印象的でした。もう「大人」になったんだなあ、なんて。つまり、壬晴は<自分の存在を消してほしい>と願う宵風の存在を認めているに他ならないから。「あなたのこういうところがいけない!!」と自分の思いだけ一方に伝えられてみてください。かえって自分の存在を否定したくなる(逆効果)。とにかく徹底して壬晴は宵風のことを離さなかった。この関係は、なんだか羨ましくもあります。普通そこまで徹底的に意固地にされると、見放されてしまいます(苦笑)。だって見放されたことあるしー・・・orz 

とはいえ、雲平に対しては完全に反抗期の子供みたいな感じでしたwていうか、雲平がまだまだ精神的にガキだったというべきか。最終回では完全に逆転してる感じ。英さんとの関係は大人なんだけど・・・

そういう重要なことは全てアバンで描写され、オープニングなしで本編突入。本編は、ひたすら穏やかな描写が続く。あー・・・雷光完全に死んじゃったんだー・・・ちょっとショック。俄雨は英宅に居候、宵風もまたそこにいた。編み物をする宵風は、少し髪が伸びて女の子っぽくもあります。ちょっと前までは全然見られなかった穏やかな表情がここに。森羅万象だとか、灰狼衆だとか、そういうの全然関係なく受け入れてしまう萬天は、「あるがまま」生きると決めた宵風にはよいところなのかもしれない。虹一もニャンコしじまもあるがまま生きると決めたんだね。そういう意味では、灰狼衆のままの雪見もか。
これが風魔とかだと打算があるだけど。

雪見と妹の和穂によって、宵風の薬・好物のラムネードのレシピ、そして宵風の・・・これはかつて住んでいた家?父親?の場所を教えてもらう。ここはちょっと説明不足で全然分かりませんでした。
さんざん自分を否定した場所&自分から否定した存在だったのに、受け入れている宵風。

あるがまま生きることに決めた人々のあるがままの描写が淡々と続き、壬晴のとなりにいた宵風は、壬晴がレモネードを入れにいった間に消滅。宵風の本名は「空」なのですが、空に宵風が消えていく様はまるで宵風が「空」という自分自身に戻っていくようで印象的でした。

壬晴も、そんな宵風を受け入れて、空を見る。「忘れないよ、宵風。君のこと」


*****

アニメ版では、妙に壬晴が大人になりすぎてしまった感があります。対して雲平はいつまでたってもガキのままでした。雲平って、最初から最後まで何かをやりとげたわけでもなければ、何か変わったところがあるわけでもない。とにかく迷い続けていました。壬晴のために森羅万象を剥がそうとしたはずなのに、その壬晴にいろいろ言われたらそれだけで迷いが生じる。結局最終回まで何一つ変わらなかった。変わらなかったのは他の面々も一緒だったりしますが。

この26話は冒頭部分を除いてまるまるエピローグ。宵風の消滅で終了ということを思えば、自分や他人を否定し続けた「気羅」使いの宵風が自分と他人を受け入れるまでのお話ということなのかもしれません。そう思えば宵風のための物語でした。通りすがりの他人にど突かれて自分の存在を否定した彼が、最終回で赤ちゃんをつれた家族に微笑みかえすくらいに変化したのです。
主人公はあくまでも壬晴なはずだったのですが・・・「無関心」でいたいという壬晴が唯一宵風にだけは心を開いて彼(彼女)のために一人行動するようになったので、その意味では成長と言えば成長といえるのかもしれませんが、やっぱりこの子も雲平や他の面々に完全に心を開いてはいなかった。黒い羽生やして小悪魔になって「使う」ことと心を開くこととは別問題なはず。第一、描写を見ている限りでは宵風に対する接し方こそ変わったものの、他の面々との接し方が変わったかと言えば首をひねらざるを得ない。ていうかよく分からなかった。

でも、「変化」はしたかな。最終回の妙に大人になった壬晴には違和感がありますが(原作みたいに泣き叫んでほしかったぞ)、「変化」こそが実は価値あるものだったりして?



まあそれ以前に、宵風と壬晴に話を集中させたのは良かったとは思いますが、あとのキャラが多すぎて(特に雷光なんて)その他大勢的な扱いになってしまったのが残念です。一番の悲劇キャラは自分の部下を全て殺されたまま終わってしまった織田八重さんです。彼女には全然救いがなかった・・・

なにはともあれ、全26話、スタッフの皆様お疲れ様でした。
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テーマ * 隠の王 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 隠の王(終)
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