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Sun
2008.09.28
21:33
 
1期から通してもう一度見たくなった。

なんとなく予想はしてたけど・・・ 

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憎しみの連鎖を断ち切るためには、わかりやすい「悪」の存在が必要。

「どこへ逃げればいいんですか?」
「俺はね、みんなとで毎日楽しくやってければそれだけで良かったんですけど」(リヴァル)

「わたしは、お兄様とふたりで暮らせればそれだけで良かったのに」(ナナリー)

組織を使うという手もあったはずだけど、支配された組織(システム)に入れなかった人間はレジスタンスとして抗うしかない。組織に入るしかなかった人間は、その行為を認めたことになる。守るべきものがあるのなら、そうするより他になかった。戦のあり方に矜持や美学が失われている・・・それでも居場所は必要だった。戦争は発明の母だけど、その先の「人間」を見ていない。でも、繰り返さないために、戦争でやれることをやるしかなかった。人は弱いから、夢を見ていたい。なんでそれをバカにするのか。世界は思い通りにならない。思い通りにすることは、ギアスとは、卑劣な行為。ならばダモクレスとは「憎しみ」の象徴。

・・・まとめてみたら分かりやすくなりました。キャラがそれぞれの立ち位置でそれぞれの想いをぶちまけるシーンで、ナナリーだろうが黒の騎士団メンバーだろうがブリタニア軍だろうがスザクだろうがロイドさんたちだろうが、想いの矛先は違っていても何かに抗っている点では全く同じ。誰が良いとか悪いとか、そういう次元の話ではなかった。

だからこそルルーシュは、ダモクレスの鍵を渡せ!とナナリーにギアスをかける。
鍵をナナリーから受け取るときのルルーシュは、姫に対する騎士みたいでした。
思えばこのときのナナリーの笑顔が、ルルーシュに向けられた最後のものだったんだね・・・しかもギアスという相手の心を支配する力であり、本人の意思とは関係がない。つまり、ルルーシュにとって本当の意味での笑顔ではなかったことになる。「愛してる」今回もナナリーに向けてそう言いましたが、だからこそ自分はナナリーの本当の笑顔を向けられるべきではないと考えたのかもしれない。ギアスによって人々の心を操り、多くの人々を殺し、力で支配してきた自分には。「悪魔」だの「卑劣」だの最愛の妹の言葉を甘んじて受け入れる。

そしてルルーシュはダモクレスの鍵を得てフレイヤを使い、世界を支配した。
ここのルルーシュはかなり悪そう。「我が覇道」だなんて、あからさまに(分かりやすいほど)悪役のセリフじゃないか。BGMが盛り上げます!

先のダモクレスでの死闘でカレンはスザクを倒し、爆発によってスザクは死亡。
スザクの墓の前にぽつんと佇むアーサーが可哀想で仕方なかった。
といってもあっさりすぎたので何かあるだろうなーとは思っていましたが。

Bパートでは既に2か月後。皇帝ルルーシュが皇帝直轄領・日本でパレードを行う。黒の騎士団やシュナイゼルたち、ナナリーさえも、ルルーシュに反逆した者たちを処刑するためだ。パレードを見る人々、報道する人々も一様にしてルルーシュに対して憎しみを向ける。そりゃそうだろうなあ。「悪いこと」ではなく「ルルーシュに反逆した者」は須らく殺されるんだから、言いたいことも言えない、何もできない。人々は委縮するしかないんだもの。

でもルルーシュの本当の望みは、こうやって皆を力で支配することではなかった。
といいつつ、ギアスを手に入れた当初の望みはこれだったはず。

ひとり現れたのは「ゼロ」。教会で祈るC.C.。
ひらひら舞うように戦うゼロを見て、一瞬咲世子さん?と思ってしまったら、スザクでした。

「ゼロ・レクイエム」とは、世界の憎しみを全てルルーシュに向け、後にルルーシュが殺されることで憎しみの連鎖を断ち切ること。世界を壊し、世界をつくる。それってソレスタルビーイングが1期でやろうとして失敗したことじゃん。マイスターたちには憎しみが向けられる覚悟が足りんかったってことなんだろうなあ
黒の騎士団における「ゼロ」の人々の希望の存在だったという伝説と、皆の願いを聞いてくれるシュナイゼルとを組み合わせて話し合いをさせる、と。前回シュナイゼルにギアスをかけたのは、その時シュナイゼルがフレイヤをばんばん撃ち続けるといった望まれれば神にすらなろうとした行為をやめさせるため?行きすぎさえしなければ、シュナイゼルはちゃんと人の話を聞いてくれるから・・とかかな。何よりも権力も地位もある人物なので、まだ利用価値はある。だからこそ前回ギアスをかけるにとどまり、殺さなかった(たぶん)。

全ては、「明日」を得るために。って、明日の中に自分は入ってなかったんだ・・・ルルーシュ自身は、「明日」を得るための「きっかけ」だった・・・

「願いとは、ギアスに似ていないか?」
ギアスを人々にかけた代償として、撃たれる覚悟があるからこそ。

ルルーシュはスザクに瞳のギアスを使わずに、「ギアス」をかける。仮面をつけて、全て世界のために永遠に捧げろ、と。
そして、「ゼロ」によってルルーシュは殺され、「ゼロ・レクイエム」は完成した。

虐殺皇女ユーフェミアの汚名は、魔王ルルーシュの存在と死によって人々の記憶から薄れていくのだろう。

ナナリーの叫び声が・・・これがまた涙を誘う。ナナリーにしてみたら、ただただ兄と一緒にいたかっただけなのに、なんで兄のルルーシュは死んでるんだろうね・・・ルルーシュの手にふれることで彼の想いを理解したことが、救いでした。ナナリーの本当の意味での「愛しています」を聞けて逝けたんだもの・・・。カレンも理解してくれてたし。スザクも理解してくれたし。「世界」の憎しみを一身に受けても、自分の大切な人が真実を知っていてさえくれればいい、のかもしれない。

エンディングのツッコミどころとして。
オレンジがオレンジを育てていた!(笑)なんのギャグかと。ていうか和んだ。ルルーシュの死で涙ぼろぼろでしたが、ここで思わず笑ってしまいました。ジェレミア卿は、何気においしいポジションだったような。
玉城、趣味悪っ。なんだあの置物。

「ダモクレス」というシステムではなく「ルルーシュ」という人に全てを押しつけてしまった世界。彼は死んでいるので、人々は前に進むしかない。ちょっとやり方ずるいかも。ずるいのがルルーシュらしいというか。ダモクレスはひっそりと、太陽で消滅。

C.C.は旅を続ける。「なあ、ルルーシュ」
で生きてるのか?と思ったら折り紙で折った鶴でした。

ええと、シンクーは?写真がちっさくてよくわからんかったです。シンクーの病気がどうのこうのって結局なんだったんだろう。
皆のその後がさらっと描かれていましたが、扇だけじゃなくてもうちょっと他も見てみたかったかも。



ルルーシュは「世界」に反逆して、その報いを受けて、だけどナナリーの願う優しい世界のきっかけにはなることができた。もっとも、このルルーシュの反逆だって長い目を見ればちょっとした期間だけなんだろうし、いずれはまた憎しみの連鎖が生まれるかもしれない。それでもルルーシュは「ゼロ・レクイエム」をやりたかったんだろう。自分がやらなければ誰がやるんだ!っていう気負いというかプライドというかがあったから。生徒会メンバーともう一度花火を見たいというささやかな(だけど一番現実的な)夢はかなわなかったことが残念。世界を見るあまり、「自分」を見ていなかったことになるのでは。結果的に自分を犠牲にしてしまったんだもの。犠牲が美学になるなんてことは、赦されるべきではないと思います。犠牲にならないように努力しなければ。この点で、美学にしてしまったルルーシュは、やっぱり根っからの王子様なんです。潔くて、カッコよすぎなんです。それがルルーシュの悪いところであり、良いところでもあって。

スザクは「ゼロ」として仮面をつけたまま自分のためではなく世界のために一生を送らなければならない。それがルルーシュのかけたギアスだから。何よりも「罰」だから。
これは結局のところ、ルルーシュとC.C.との関係性(共犯者)と同じ意味があるんだろうなあ。結局死んだルルーシュと同じようなものだ。残念なのは、スザクがルルーシュに傾いたきっかけがよくわからなかったことですが。ユーフェミアの汚名を晴らすという目的は弱冠違う形で果たされたんだけど・・・(虐殺した事実は覆ることはなく、もっと酷いことをしたルルーシュの存在により隠れてしまった形)。

あ、そうか・・・ルルーシュは「嘘付き」だったんだっけ。いろーんな仮面を持って、「ゼロ」という仮面で世界にすら「嘘」をついた。
そう思えば、なんだか違った感じに見えてきます。自らの死で、また世界に嘘をつき、世界はその嘘に踊らされて戦争ではない別の方向にも目を向けた。だとしたらその「嘘」にも意味があったっていうこと。嘘は、ただただ悪いだけことだけじゃない。ひたすら兄を罵倒したナナリーも、ここでようやく理解できたかもしれません。そしてスザクは、これからも「ゼロ」として嘘をつき続ける。
・・・もう一度見直そう。

なんにしても、完全無欠に終わっちゃったなー・・・。確かにこれでは続編無理(笑)
ルルーシュの死には脚本家に踊らされてるよと思いながらもしっかりと泣いてしまいました。今までの出来事が走馬灯のように思い出されて。やっぱり主人公の死はあらゆる意味で痛い・・・おかげでルルーシュが元気なドラマCDのCM見ると泣けてくる始末です。

でも、綺麗な終わり方だったと思います。

すっかり心は後番「ガンダム00」ではなくさらにそのあとにあるだろう「鋼」に傾いていたんですが、思いっきりギアスに戻ってしまいました。今度テレビシリーズ全話まとめて見てみよう。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。面白かったです。
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