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Mon
2006.06.05
20:17
 
展開がドロドロの昼ドラみたい。 

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鋼の錬金術師 第45話『心を劣化させるもの』

ダンテは、きっと極度の研究オタク。たとえ人間であろうがなんだろうが、全ては研究のためのモルモットでしかない。だから自分の子どもであるはずのエンヴィーにすら端から見れば冷酷な態度をとる。
過去の賢者の石錬成の回想で、彼女は倒れたホーエンハイムの魂をとっさに別の人間の肉体に定着させた。ホーエンハイムを愛していたからというよりは、貴重な術者を失いたくなかったから~っていうふうにしか見えない。

ホムンクルスは、ダンテにとっては駒にすぎなかった。自分の生命維持のために賢者の石を他人に作らせ、奪わせ、殺す、調度いい道具(しかもトリシャがもとになったスロウスを使うことは、トリシャへの報復にもなる)。ダンテのやらしいところって、自分では一切手を汚さないところ。森にこもって研究を続けた彼女は、後のエドの台詞にもあるけれど、神様きどりだったんだろう。

本当に6時台アニメと疑いたくなるような描写・・・でもまあ、そういうことがなければエドもアルも生まれないわけですが。一時期、エドは本当はホムンクルスなんじゃ?っていう噂があったけれど、それが覆された回でもあります。ていうか、トリシャもホーエンハイムも、自分の息子達を褒めるのに、なんで「あの人の子」「君の子」とどっちかだけしか言わないのかな。あんたら二人の子どもたちでしょうに。せめて<私の子>くらいは言ってあげようよ。

ウィンリィは<過去の象徴>。まだおかあさんは生きていて、無邪気に3人で笑っていられた頃。それの象徴。だから彼女はこう言う。

ここに隠れて研究すればいいじゃない!

リゼンブールには何もない。兄弟(つーかエド)が満足するような本が蔵書されている図書館も、たぶんない。兄弟にとって最高の図書館だった父の研究室は自ら燃やしてしまった。そんなところで満足な研究ができるわけがない。きっとウィンリィは分かってる。セントラルやラッシュバレーに行ってリゼンブールという田舎にはない機械の部品を見て大騒ぎしてるくらいだし。とはいえ、10歳にしてエドの機械鎧の手術を担当してるくらいの天才で、それがリゼンブールという田舎でできてしまうということで、ここで充分だと満足してしまってる部分も少なからずあるはずだけど。

ただ、エドが自分より先に進むのが寂しかった。昔のように3人で楽しく笑って生きていたかった。ずっとこのまま変わらないでいてほしかった。それでもエドが覚悟を持って何かをしようとしてることは分かってる(今まで機械鎧を壊したときくらいしか決して帰ってこなかったくらいだし)。聞いてもきっと答えてくれない。それは彼女を心配させたくないから。自分もヒューズの死をエドに知らせなかった。ロイが自分の両親を殺したと知ったときもエドに知らせなかった。エドがなぜ自分に話してくれないか、なんとなく分かってきた。だからできることといえば、みつあみを編むくらい。

エドはひたすらにアルの平穏を願っていた。そして罪の決着を。悲しいことに、過去に囚われている暇はなかった。しかもやろうとすることは、母の墓を暴いて得た遺骸をつかってのホムンクルス封印。罪を罪で清算する(むしろ罪が増える)行為。純粋なウィンリィの気持ちに答えてあげることなんてできっこない。唯一できることがあるとすれば、みつあみを編んでもらうことくらい。
・・・書いてて切なくなってきた。

エドは、これが最後の帰郷。もう二度と戻ることはなかった。おかあさんの最後のお墓参りが墓暴きだなんて、ほんとにもう!

ロイはロイでとんでもないことを。ていうか、大総統がホムンクルスと分かり、しかもそいつらが戦争をけしかけ、先のイシュバール戦での悲劇を生み出し、ヒューズを殺し、とかいろいろやってるとわかった時点で、なんで味方をつくらない?ハクロ将軍はただのバカだったけど、他の将軍のなかには自分の味方になってくれそうな人(たとえば東方にいた老将軍。ブラッドレイ失踪後に軍で訓示してるくらいだから結構いい地位)はいたのに。それをやらなかった(できなかった?)ロイはやっぱり無能だったかもしれない。考えが足りないって。結果的に私的クーデターのあげくに周囲はそうとやかくいったわけでもないのに自ら責任をとって伍長まで降格ですか・・・。その中途半端っぽさがあくまで受身のロイらしいというかなんというか。ヒューズの死が本当に悔やまれる。ヒューズさえ生きていたら、もっと賢くクーデターなりなんなに起こしていただろうに。

鋼の錬金術師 第46話『人体錬成』

前回あたりから、最終回に向けて急速に展開が進み、情報量がとても多い。全部把握するのに四苦八苦。だからついていけない人がでてくるんだよ。ぶっちゃけキャラ萌え視点でみると面白くなかった(物語展開としては面白かったけど)第3クールをなくせとは言わない。ただ、もう1クール伸ばして丁寧に描写してほしかった。後釜(種デス)が決まってたから出来なかったのはわかるけど、なんかもったいない。
ていうかもうちょっと鋼の世界にひたっていたかったっていうのが本音。

ショウ・タッカー。こいつのいやらしいところは、既に完成された何かを用いなければ何もできないところ。しかも、半ば盗んだような形で。それは人間の体そのものだったり(合成獣化)、他人の知識だったり(賢者の石を発動させる錬成陣はエドの発案)・・・。かつて12歳のエドが指摘したように(第7話)、楽だから。彼はより高い錬成をするためにもともと高いレベルのものをつかっていた。つまり<ずる>!何が自分の研究を試してみたい、だよ。より高いレベルにまで錬成するには、高いレベルの知識が必要。その知識を得るという行為をタッカーは無視してしまった。無視してるくらいだから、そもそも理解できていないはず。理解してないんだから、成功するわけがない。
もともとあったものを発展させる・・・てのは言い訳。だからニーナの錬成は失敗した。賢者の石を使ったおかげでタッカーが何か持っていかれるということはなかったけれど(逆にアルの体<賢者の石>が減った)、ただニーナの器の体が人間っぽくなったというだけ。できたのは魂のないできそこない。ホムンクルスにすらなっていない。
アルもこんな奴の言うことに素直にしたがってのこのこ出向いてくるくらいだから、切羽つまってたんだろうな。どうでもいいけど、ニーナが何人もいたとこ綾波レイの水槽を思い出してしまった。

なぜエドが賢者の石を使いたがらないか。
きっと、アルに罪を犯させたくないから。賢者の石は人の命でできている。そういや、アルがどうやって賢者の石になったかをエドは言っていないんだっけ。それを知らないから、アルは賢者の石を使いたがる、と。
人の命をつかうということは罪。ニーナの命をつかって合成獣を作ったタッカーが罪なのと一緒。エドには、かつての母を錬成時、アルが止めようとしたにもかかわらず実行してしまい、アルを強制的に共犯者にしてしまった負い目があるから。第1クールで、アルに対して強烈な罪悪感を感じていたエド。今でこそそんな描写はほとんどなくなってしまったけれど、エドのなかにアルにたいする罪悪感が消えるわけがない。だったらもう二度とアルに罪を犯させたくない。全部自分が罪を背負う。更なる罪を犯そうとも、アルが平穏な生活を送るためだったらなんでもやってやる!そんな悲壮な決意。しかもアルに心配されたくないもんだから、やっぱり何も言わない。「何が起こるかわからないから」は建前だ。

ごめんなさい

イズミに謝るエド。全部自分が罪を背負う。自分がやったこと(墓を暴く、グリード殺害、賢者の石の錬成を止められなかったこと)に対する「ごめんなさい」。これからホムンクルスを葬りに行く(更なる罪を犯す)ことに対する「ごめんなさい」。

前回のロイもそうだけど、エドも全部自分ひとりで背負いこもうとする。
なんでわざわざつらい道を歩こうとしてるんだろう。


SonyMusic Anime Fes.06(大阪)まであと6日!!
ちょっと一言。
限定品なんてものは、なんですぐに売っちゃうような人に限って当選するんでしょうか。世の中不公平。
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