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Sun
2008.08.03
23:30
 
「聖闘士星矢」
ストーリーとしてみれば所謂ジャンプの「王道」的作品で、凝った物語展開もなければ考え抜かれた伏線なんてものも存在しない。言わば原作者の思いつきの産物。だから物語内で多くの矛盾が存在する。もっともコミックスになると修正されているので、今見てもよく分からなかったりしますが。たとえば氷河の師匠はカミュのはずなのに、ジャンプ連載時ではシルエットがミロだった~とか。
世界各国に聖闘士となるべく送られた100人の子供たちが実は城戸光政というひとりの男性を父に持つなんていう荒唐無稽もいいところの設定なんて、素晴らしくいいかげんインパクト勝負だけで考えられたんだろうな、と。

それでも「熱さ」だけはどの作品にも引けを取らないと思う。とにかく熱い。一歩間違えれば笑っちゃうjほどの熱血ぶり(死語だな)で友情や兄弟愛、師弟愛が描かれ、ほんのちょっぴり恋心なんてものあったりして、それがまたぐっときたりする。そんなマンガ。それを思えば技法がどうの物語の矛盾はどうの~なんてことがどうでもよくなってしまう。必殺技の応酬なんて、素直にカッコよくて好きだった。アニメは音楽も素晴らしかったし、荒木信吾さんのキャラデザインが麗しかった。


・・・そんな大好きだった作品の、アニメ版最終章が放送されました。 

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第5話『神話よりの覚醒』
第6話『光あふれる世界へ』

原作どおり。これ以上でもなければこれ以下でもない。

なんだろう。最後の、星矢の胸にハーデスの剣が突き刺さるシーンは、子供心にそれはもうすごくショックなことだったのですが!
なんか・・・イマイチ・・・。

ていうか、音楽がクライマックスシーンや盛り上がる場面でかかるものが多用されていたために、なんだか終始クライマックスで、見てて途中で疲れてしまった。言いかえれば場面の緩急が全くない。
ジャンプ連載時、このエリシオン編は常に巻末のほうに掲載されていて、ジャンプシステムは当時から有名だったのでいつ打ち切られるのかハラハラしながら読んでいました。実際ハーデスが星矢の拳で顔に傷を受け、それによって前世がらみのことを思い出して二人が一騎打ちして・・・打ち切り。続きはVジャンプに掲載されました。見ててここら辺を思い出してしまった。ああここからVジャンプに島流しされちゃったのね~とか。

とはいえ、それでもこの演出は酷いだろう。セリフも場面も原作どおりでこれじゃあコミックスに音声がついたといっても過言じゃない。しかも声優が違うから当時のアニメに熱中していた者としては全然別物でしかない。だってラストシーンは古谷さんたちの声で何度も何度も読み続けてきたんだもん・・・声優変更はまあ仕方ないにしても、これではちょっと・・・余韻に浸る間もなく次の場面に移動するので、感動自体を忘れてしまうのです。ついていくので精いっぱい。
星矢に剣がささったシーンでは、冥王ハーデス12宮編にあった星矢の予知夢を絡めて演出してくれればよかったのに!あれがあったら間違いなく泣けたかもしれないのに!まあ、尺的にとてもじゃないけどオリジナル(というか緩急のついた演出)をするゆとりもなかったんだろうというのは容易に想像できますが。エリシオン編だけで全6話は短すぎるよ・・・

5話は星矢が神聖衣をまといタナトスを倒してからハーデス復活まで。
6話(最終回)は空に青銅の顔が浮かんで終了(原作どおり)。

これは普通に天界編序奏に続くとみていいのか、それとも天界編は展開変と言われるがごとく黒歴史となったのか。私的に星矢は生きててほしい。

それはそうと、原作どおりなのでアレですが、いつ聞いてもラストの沙織さんの愛についてのセリフはなんだかなあ。生きてる以上草や花を摘まない・虫を殺さない人間なんてありえない。そういう罪も、他人を殺した大罪人も、死んだら平等に安らかな眠りを与えられるべきだ~というアレ。それ違うだろ。そもそも人間の味方のはずが動植物を生きるために殺すことを「罪」だと言い切るということは人=罪だと認識している証拠だし、それと犯してしまった罪に関係なく安らぎを得ることをそれがたとえ故意のいかんにもかかわらず「平等」だと言い切ってしまうのは実は人間の後退を招いてしまうのではないか(どんな良いことでも悪いことでも何やろうが死んだら結局関係ないんだもの。なら何やってもいいじゃん?)子供心におかしいと思ったセリフでした。
しかも大瓶から自ら脱出して・・・星矢たちってつくづく頑張り損だ。つまりハーデスが自らの肉体を持ち出してくる瞬間を待っていたんだろうけど、自分は神の力はあるけれど肉体的には非力(だから聖闘士に守らせている)を忘れて飛び出した結果星矢が彼女の盾になって・・・あーorz
それに対してハーデスは死んだら裁かれるということを教えなくてはならない。でも今の人間ではそれを分かることはないから滅ぼしてしまえ~という論理。論理にすらなってないが、そもそも死んだあとのことなんて生きてる人間にはわかる術がないのにどうやって教えるんだよ(笑)ギリシアの神なのに「引導を渡す」とか言っちゃうグローバルな神様だしw
しかし・・・ハーデスの声はちょっと渋すぎないかしら。大塚明夫さんの声は好きなんだけど、ハーデスはもっと青年の声を想像してた。

公式サイトの最新情報が3月で止まっていたり、スタッフブログもやはり5月で止まり・・・やる気があるんだか、宣伝する気があるんだかないんだかさっぱり分かりません(苦笑)。私はといえば・・・DVD買わなくてすんだ。それだけだ。それでもしっかり冥王編は全て見てしまったのだから、自分でもおかしいと思う。いやなら見なければいい話のはずなのに・・・
結局、最後の最後までアレなままでした。すごく残念です。原作どおりがダメというわけじゃなくて、緩急ある演出をしてほしかったということにおいて。
そして、やっぱり声優陣は古谷さんたちでやって欲しかった。紫龍役の鈴置さんんが亡くなられ、もう永遠に青銅は5人そろうことはありませんが・・・

なにはともあれ、スタッフの皆さん長い間お疲れ様でした。


さあ、冥王神話(ロストキャンパスのほう)を楽しむぞ!
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テーマ * 聖闘士星矢 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 聖闘士星矢
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