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Fri
2008.08.01
19:17
 
BSアニメ夜話 Vol.8 鋼の錬金術師 (キネ旬ムック)BSアニメ夜話 Vol.8 鋼の錬金術師 (キネ旬ムック)
(2008/07/29)
不明

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最初から最後までの144ページ、まるっとアニハガづくしの一冊。
2006年7月15日に広島市立大学で公開録画が行われ、8月9日にNHKBS2で放送されたアニメ夜話を書籍にしたものです。

この本の特色としては、実際に放送された部分とカットされた部分の字体を分けていることで、カット部分は太字で表記されています。

アニメ夜話は暇なときに思い出して見てました。私は幸運にも公録に参加できたのですが、カットされた部分は正直忘れてたw 今回改めて書籍になって読んでみて、ああそういやこういう話もあったなあと思い出してみたり。

 

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観覧者からの質問コーナーがあったはずなのにそれには全然ふれてなかったことが残念。
シャンバラのオチについての女性ファンの嘆きというか質問というかと、もうひとり男性の質問もあったはずなんだけどな。

あとはとある人のDVDをコピーして~という発言もさすがにカット。放送しちゃいけない言葉は書籍の段階でも書いてはいけないのか。

46ページからの「キーワード「ホムンクルス」」については、現場でフリップの間違い(ホムンクルスの名前と説明がばらばらだった)があり、かなりばたばたしていたのを覚えています。ちなみにそれを指摘したのがスタッフではなく観覧者だったというw ファンの目は厳しいのだ。なので47ページで「収録時に使用されたフリップより」とかありますが、それ間違ってましたから。そのせいかどうかわかりませんが、ばっさりカット。今回ちゃんと収録されていて良かったです。

あとは・・・どこまで原作ファンを敵に回せば気がすむんだ會川さん!(笑) この方のモチベーションは、とにかく原作へのアンチテーゼにあるのかもしれない。今回會川氏が批判した原作者のバイトの体験から機械鎧が生まれた~というインタビューは私も読んだことありますが、それは単に(言い方として語弊はありますが)マンガのネタとして使った~くらいだと思ってたんだけど(苦笑) だったらアレだ。私は生まれたときからなぜか体の骨の一部に欠損があるのですが、それも何かを得るための犠牲なのか。そうじゃなくて、ないならないでそれを受け止めて生きるしかないじゃないか。得るとか犠牲とか、そういうレベルの問題じゃないと思うんですが。荒川先生が言いたかったのは「視野が広がった」ということなのであって、損得うんぬんの問題じゃない(と思う)。
で、原作エドに対することとか・・・。とりあえず、8巻以降の原作読め!原作エドはアニメ以上に綺麗事を信じているじゃないか。誰も死なせずに殺さずにみんなを守り元の体に戻るだなんて、究極の綺麗事じゃないか!
それはそれとしても、原作鋼に対する批評は絶賛ばかりなので、こうあからさまに批判されるとすごく新鮮(笑) 私としては、原作についても絶賛ばかりじゃなくて批判も読んでみたかったり。

アニハガを「未完の大作」と評した岡田氏の批評も面白かった。50話までということは、この方にとっては、エドが死んだことで終わりになるんだなーと。
ああでも脚本家自らがシャンバラを「デザート」と言い切ってるから會川氏は確信犯なのでは(笑)つまり、食べても食べなくても大丈夫~的な。
私的に、原作ラストはエドが元に戻るかどうかが一番気になってます。アルは絶対元に戻るだろうので心配してないんですが、エドはどうだろう。

「マンガ作品、アニメ化のツボ!」では、原作つきのアニメを原作ファンの視点でどう感じるか~を岡田尚子さんが記述しています。「一つの物語が終わった。彼らはまた新たな一歩を踏み出す」のパターンとして「あまつき」を挙げていらっしゃいましたが、まさに今日その最終回を見ましたが、あれほど中途半端にされるとイラついてしかたなかったです。まるで次週普通に続きが放送されるような最終回だったけど、これは後は原作に丸投げなのか、人気(DVDが売れるとか)があれば二期が制作決定するのか、はたまた最初から二期は決定してるけどとりあえずいったん終了の形なのか。まるで会話が途中で終わってしまったかのようで、私的にひどい終わり方だと感じたのですが・・・続きを作る気がないならせめて綺麗なところで終わらせてくれ、と思います。
ただ、四ページあって岡田さんの鋼に対する感想がたったの4行だったのが残念でした。オチの「原作の魅力を何割増にもして見せてくれる。そんな作品をこれからも待ち望んでいる」というのは鋼も入っているのか否か。
原作付きアニメと二次創作を絡めているのが面白かった。「二次創作」という言葉のニュアンスからあまりいい印象を受けないし、好意をもってアニメを「二次創作」と評している人をほとんど見たことないですが。

この本を読んでいてつくづく思ったのが、まず原作があり、その原作のテーマに対しアンチテーゼでぶつけてくる脚本家を、朴さんいわく「人柄の監督」の水島監督が場を丸くおさめ、かつスタッフが一丸になってハガレンプロジェクトを推進していったのではないかな、ということ。まあ、ファン目線ですが(笑)

森さんのインタビューでは、この方は本当に社会派。ご本人が否定すればするほど。
小難しい(失礼)単語がいろいろ出てきて、ここまで原作は考えてないだろ的なことも。でもそれは森さんの読み方。「そんな読み方はありえない!」なんてことを他の人間が言う資格はないのかもしれませんね。ファンが自ら視野を狭めてどうするよ、と。「真の楽しみ方」なんてものは、人に押し付けられるものではなく自分で見つけていくもの。そして人の視点はいろいろ。興味あることもいろいろ。それに絡めてこうやって同じ鋼を読んで(見て)くださるのだからすごく嬉しい。

文字ばっかりで(当たり前)、かなり読み応えがあります。来年初頭に発売されるDVDBOXの副読本みたいに読むと面白いかもしれませんね。BOXにつくクロニクルでは内部視点でのアニハガを、この本で外部視点によるアニハガを見ていく~みたいに。これ読むのに休日の今日、半分は使っちゃいましたw
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