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Mon
2017.12.04
23:34
 
実写版「鋼の錬金術師」を見てきました。
そのネタバレ感想。

鋼はイベント等に出かけるくらい大好きな作品です。
と、主張する程度には久しぶりの鋼。

 

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膨大な情報量の漫画原作の実写化にあたり、その情報量をいかに取捨選択して2時間に落とし込むか。取捨選択には時間軸のシャッフルや、登場人物、キャラの背景も全て含まれる。
夏に公開された実写銀魂は、いっそすがすがしいくらいに積み重ねをバッサリきってとあるストーリーを映像化したのに対し、鋼は原作をかいつまんで(分解)再構築されています。原作をてにをはに至るまで忠実に映像化すれば面白いものになるとは全く考えてはいないけれど、その分解されたエピソードを重要視するか否かはファン個人個人によって差があるので、それが良いか悪いかは人によると思ってる。
つまりこれは監督による鋼の好きな、ぜひとも大衆に知らしめたい<鋼の錬金術師>のあらすじを監督なりに纏めて大胆にアレンジ・再構築したもうひとつの鋼なんじゃないかなと。

1本の映画として見てみる。
なぜエドワード・エルリックの周りに人が集まっているのか。
なぜタッカーの周りには誰もいないのか。
禁忌を犯し人を作ろうとしたあげく弟の肉体を失わせた者と、家族を犠牲にして栄誉ある称号と生活の約束を得ようとした者。
片や家族のために、片や家族よりも名声。
この差が分かりやすかったのがこの映画の最大の良い点だと思ってる。
そして人体錬成時の兄弟とタッカーの子供のニーナの年齢にさほど差がないという事実を改めて思い知って、ましてやニーナがあんな姿になっても父親を慕っていて、この二つの「家族の持つ業」の深さを考えると頭を抱えてしまった。
あとは何げに赤い石と賢者の石の違いや「増幅器」について語るシーンで銀時計を見せたのはナイスな演出。

良かったのは大泉洋、もといタッカー。話し方や身振りがタッカーそのものだった。髪型がどうのとかは全く気にならなかったから、要は実写版で重要なのは見た目ではなくキャラクター性の再現度なんだろう。ちょっとうろ覚えだが、ニーナを抱きしめるシーンは震えた。言葉と真意が全然違うから。
ハクロ将軍は意外や意外、これはこれでアリだった。結末も含めてなるほどこうきたかと。ここで大総統を出さなかったのはむしろなんでなんだろう。
アルの声は良い!実写版の雰囲気にあっていた。声の優しい感じ、自分の足元の不安定さにぐらつく感じ・・・そういうのがすごく良かった。
ラストはしっかりラストで再現度高かった。

でもやっぱりつっこみどころをあげるとキリがない。

例えば冒頭の幼少期。淡々と物語が進むので全く感情移入できない。子役のヤンキーのガキっぽさには思わず苦笑。つかどっちが兄でどっちが弟だかさっぱり

コーネロ。後のリオールの暴動に繋がるエピソードだというのに、ただのしがない街の新興宗教家に成り果てていました。街の連中から全然慕われてる様子がない。奇跡を起こす=街を破壊できるに終始して、代わりに町の人の望みを叶えることが一切ない。その上で彼自身が墓穴をほるからこそ町の信頼を失うのに、余所者のエドワードが暴く都合上コーネロが町の通行人を人質にとるのでこれではまるでチンピラだ。てか、街を盛大にぶっ壊してるんだから鍵のしまった扉くらい持ってる赤い石でなんとかしなさいよww・・・主人公の株を上げるために下げられてしまって哀れだった。なぜリオールが暴動を起こしたのかがさっぱりわからない。別件か。

ドクター・マルコー。突然現れて突然死んだ人。汽車でウィンリィがかれを見つけて「あーー!!」と叫ぶのに姿が全く見えなかったのは私が見逃していたからか。この人赤い石じゃなくて絶対あやしげな白い粉を隠し持ってるだろう。

心理の扉。夢で簡単に行けるwのに通行料とは。脚や腕をもっていかれたシーンが子役ではなかったのは演技力か。ええと、つまり夢でしかないので(自分自身の)人体錬成じゃない、賢者の石(人の命)も使っていないからオッケー!と・・・。

ウィンリィ。Twitterでただの夢主だったと見てなるほどなあと。わたしもエドとアルのそばにいたい!一緒に旅がしたい!と思う視聴者の代表者。ウィンリィは兄弟の切実な望みを知ってはいても、それと同時に自分の機械鎧技師になる夢を叶えるべく行動する子なのです。兄弟は応援する、でも自分の道はしっかり進む。そんな彼女の良さは実写版では描写されていなかった。

ロイ・マスタング。彼の周りになぜ人が集まるのかはここでは描かれていない。兄弟の上司役であり殺されたヒューズの復讐を果たすものとして描かれている。だからリザさん以外人集まってないんじゃないの・・・兄弟の道とストーリー進行に徹する完全なる脇役ポジション。・・・ここで復讐だけは果たしちゃいけなかったよ。

ロス少尉。ヒューズの件りは単純にマスタング大佐の出番のためだと思ったw 

エンヴィー。ラストの子分その1。姿かたちは似せられても当の本人にはなれない嫉妬の人は(あるとすれば)続編の鍵を握っているようで。
グラトニー。ラストの子分その2。腹がばっくり割れたシーンはギャグ

ニーナ。どこいった。今何をされている。この子の結末が全く描かれていないのが消化不良。




ほぼ突っ込んでばかりですが。
言われるほど駄目じゃなかったなと感じたのはハードルが低すぎたせいかw
良い部分が見つけられたので満足です。もう少しひとつのエピソードに特化したほうがまとまりが出て良かったんじゃないかなー
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