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Fri
2015.10.16
00:23
 
MBSアニメフェスのシークレットでなぜかテレビ東京の銀魂が参戦したそうで。
いいなあ。仕事なければ絶対行っていたのに(ハイキュー!!目当てで)
羨ましい・・・

というときのアニメ銀魂°感想。
以下ネタバレ

 

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ギャグのテンポが壊滅的に悪くてクスリともしなかったが、話はとても面白かったです。

寺子屋の問題児が近藤さんだと判明するくだりが一番テンポが悪かっただとか
作画(というか動き)がとても悪かっただとか
冒頭の猿吉登場から勝手に弟子にしたあたりの流れが初見だとあまりにも唐突だったとか

言いたいことは数多くあれど、Bパートからは初期銀魂にあった切ない人情話がとてもずしんと心に来たのでよしとしよう。
猿吉と近藤さんの最期の会話からの流れでエンディングテーマが流れるあたりは神がかってたと思う。
今回は特殊エンディングで、猿吉の意思を近藤さんが継いでいる描写と、それに続く豊かに実った稲穂は近藤さんの器の大きさを示しているようでとても良かった。

思えばこの話は、登場する男達が絶対に本音を語っていないのがミソなんだろう。それを明かすのは最後の最期というわけだ。猿吉が最期に近藤を知っていると明かしたように。

単なる猿公が、何かを護るために警察と泥棒という両極端な存在になった。
そのどちらにも共通する「何かを護りたい」ということがあるならば、どちらでもいいのか。
近藤さんが、果たしてそのどちらを選ぶのか。

もうわかりきったことだったんじゃないかな。流されやすい感情論とは別に一本の刀を心に携えているならばそのどちらを選ぶかなんてわかりきったことで。
ミツバ篇において泣き言をグチグチ語る沖田をぶん殴ってでもまっすぐ見つめて悪友だと言い切ったり、動乱篇において語られた近藤さんにある敵だろうが関係なく示す包容力と素直さを見てしまうと、揺れる感情とは別の確固たる信念で彼がどう行動するかなんてまるわかりじゃないか。あの土方のモノローグは、それこそ土方の揺れる感情であり、彼にとっての一本の刀は別にある。だからこその近藤さんとの背中合わせなんだろう。
もっと言えば、真っ直ぐな一本の刀だけではなく、彼らの揺れる感情も同時に描かれているからこそ彼らがより不完全な人間ぽくて大好きです。

猿吉も自身の行為が駄目だとわかっていたからこそ、警察として陽のあたる場所で堂々と活動する近藤の下に自分のけじめをつけるために現れたんだろう。やっていることは間違っているが、真相を知ってしまえばそれをもってして完全否定することもできない。だけどけじめだけはちゃんとつけなくちゃならない。そのどうしようもなさに対して救いがあるとすれば、当時とまったく変わらない近藤と最期に再会したことなんだろうなあ。つまり猿吉は死の直前に救いを求めていた。盗人心得なんて言いながら、その実太陽神の作り出す日の光に憧れていた、と。結果、彼の死後律儀に神社にバナナを奉納をしにいく近藤の行為は、猿吉に対する答えを言葉ではなく行動で示したわけです。こういう男らしさが近藤さんは本当にかっこいい。


ぐっときたのは、この話は何げに銀さんと松陽とに似てることでした。組織にいる近藤と、組織ではない万事屋の銀さんとの対比というか縮図というか。猿吉を松陽に置き換えてみると。そして近藤を銀さんと高杉に置き換えてみると。とてもとても面白かった。1話完結のアニメ版だからこそそれが顕著だったかもしれない。だからあのエンディングへの流れは神がかってた。
ギャグはまったくもって面白くなかったけれど、銀魂の良さはとても出てたんじゃないかな。

次週は終兄さん登場!
ほどよく期待せずにそれでもやっぱり楽しみにしてます。


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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂°
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