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Sat
2013.11.02
22:27
 
実はとても非情な世界観の中で繰り広げられる徹底したくだらないまでのギャグ、笑いと、情の物語。

その両極端なバランス感覚が銀魂の魅力だと思ってます。個人的に。
どっちかに天秤に傾いていた作品だとしたら、ここまでハマりもしなかったと断言できるし、すぐに飽きていた。

いやちょっと今週号におおおおおとなっただけなんだけど。
以下今週号ジャンプネタバレ感想。

 

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どんなに下衆でも心情が描かれてしまえばなんとなく同情してしまうキャラで、なんやかんや有耶無耶のうちに供に歩む仲間になるかと思いきや。
夜右衛門の首がはねられたシーンはちょっと衝撃的でした。死にゆく彼を抱きしめてくれる人もいなかった。

夜右衛門=公儀処刑人の名前は、現・夜右衛門にとっては「剣」の象徴だった。たぶん「父」も同じ。
なんとなく同情してしまう描写がなされていて、彼の目標とするのは父親の剣の腕前だったわけだ。
逆に言えば、それしかなかった事が彼の悲劇の元凶なのかもしれない。

紅桜篇の鉄矢は必死で剣を打ち続けてきたのを思い出す。同じように剣の強さのみを追い求める輩が鉄矢の元に蛾のように集まり、誰も何も言わず、聞かなかった鉄矢の最期が妹の鉄子を自分が作った紅桜の化け物から護った形だったのが、因果応報というか皮肉というか。
それを踏まえるとこの夜右衛門の末路は鉄矢とさほど変わらない。やっぱり妹を護った形にはなっているよね。
とはいえ鉄子のように抱きしめてくれる人もいなくてあまりにも寂しい末路だと思った。

結局池田家の命運は朝右衛門・・・次の夜右衛門に託された形になった。
志が立派でも、剣だけでも、そのどちらかに天秤が傾きすぎても悲劇的な死という末路から逃げ切れない。そんななか池田家の血をひいていないがそこで生活をし、罪人の子という過去を持ち合わせている朝右衛門が今を生きていかなくちゃならないというのがなんとなーく銀魂の世界観とかぶって見えました。
(そして銀さんたちと出会ってどんなキャラに変貌していくか~とかw)


喜々にとってみたら幕府おかかえの公儀処刑人は新政府にとっては不要のもの。
ならば当の池田家の頭首がどんな人となりを持ち合わせているかと思いきや家の不名誉を内々的に処理して秘匿しあまつさえそれすら隠すために辻斬りまでしでかす始末(そもそも、17代目が決定した後16代目=父のやったことを白日のもとにさらして打ち首に追い込んだのは18代目の彼だ)・・・そんな輩は「新時代を切り拓く盟友」たりえるだろうか。夜右衛門はなんとなく同情するような描写されてはいるけれど、やってることはかなり下衆だったと言っていいだろう。
喜々はそれを試すために夜右衛門に近づいたようにみえた。一橋の若君は着々と仲間集めに奔走をしているということだろうか。とはいえ気に入らなきゃすぐに斬り捨ててしまうようなある意味潔癖症な彼がどんな仲間を手に入れることが出来るのか。そしてそういう彼を信用できるだろうか。やっぱり似たような輩しか集まってこないような気がするが?
彼が白夜叉を知っているというのは、ただ単純に攘夷戦争の伝説的に強い侍だったからか、何か特別な理由があるのこれだけじゃ解らないなあ。こうやって思わせぶりなことばかり言われるから「白夜叉」(銀さんの過去)が気になって仕方なくなるじゃないか。

「こっちの用は済んだ」
その用のためにドS航路の彼方に消えていた沖田はともかくとして、マヨネーズ航路という死体を入れる桶に入り続けていた土方はなんだったんだ(笑)一橋の侍たちが夜右衛門たちに集中している間にこっそりやっていたこととは。気になるなあ!!

そしてこういうキナくさいところにはどこにだって現れる高杉。
「恐い顔」をしていた理由が銀さんの件だけではなく夜右衛門への事も含まれていたように感じたのは気のせいか。自分の部下がかつての仲間に同窓会と証した罠を仕掛けている中で、彼はこうして幕府と関係の深い者に近づいていた、と。


現将軍茂々が昔ながらの髷を結っているのに対して現代的な髪型の喜々公という外見的な違いも面白かったです。
前に茂々がどんな酷い境遇に遭おうが耐えて(笑)、自分のできる範囲の中で改革を成し遂げた(床屋革命)エピソードがありました。将軍という立場にありながら茂々公の出来た事といえばこの程度。
定々が失脚した今これから彼がどう動くのか。そういや桂率いる攘夷浪士たちの場に潜入したこともありました。将軍自ら潜入と、結構行動派。というか何気に万事屋の押入れで死にかけたりと神出鬼没な一面も持ち合わせていたりw
対して今は権力そのものはなくとも「旧きを排し新しきをうち建てる」喜々が実際どういうことをするのか。
どんな風になるのか高みの見物をしていたいという異三郎の台詞が一国傾城篇にあったけれど、あれって結局読者の代弁だよな~とちょっと思った。

「将軍」が一番強権を握っているわけではなくて、こうやって喜々という新勢力が強権を求めていて、裏で誰かが暗躍していて、だけど町の連中はそんなのどこ吹く風で笑ったり騒いだりしていて~というのが面白いなあとつくづく感じるエピソードでした。こういうの巷の面々には知ったことじゃないんじゃないかな。上がどんな奴になろうがそこで生きていかなくちゃならないのは変わらないわけで、だったら気張って生きていくしかないんだもの。自分達のやれる範囲でやっていくしかない。その悲喜こもごもが実に面白い。

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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂@WJ
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