感想置場。たまにひとりごと。
http://kagirinakumugen.blog107.fc2.com/
--
--.--.--
--:--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
編集[管理者用] このページのトップへ

 

Tue
2013.07.09
01:20
 
初日のレイトショーで見て、月曜にもう一度見ました。
三位一体フイルムは銀さんと新八。あと神楽がそろえば完璧です。

初日レイトショーは満員御礼でした(その劇場での週末ランキングは1位)。
そんな中ギャグシーンでは逐一皆で笑い、驚き、しんみりする・・・とてもよい雰囲気の中で見ることが出来たのを嬉しく思います。やっぱり銀魂の映画っていいね。

冒頭のワーナーのロゴで笑いが起きたんだが、それって紅桜篇の影響だよねw

で、パンフの杉田さんのコメントが意味深だったが、あれはもしや「奇声」と「規制」を掛けてるんだろうか。やたらと声の大きい人の発する言葉はそれが基準になると勘違いしやすい。

というわけで、以下簡単に感想。
ネタバレを含みます。

 

more

何気に嬉しかったのは、最近原作ではすっかり描写のない原田以下真選組の隊長たちに出番があったこと。


よもや映画泥棒をああまでキーな存在に仕立て上げるとは。
冒頭のギャグだけでは終わらない。使い捨てじゃない。そういう意気込みが感じられた。
使い捨てではない、という意味では入場者特典の三位一体フイルムもそうなんだよね。映画内でしっかりと描写をして「ひとりで持っていても未完成でも仲間同士で寄せ集めれば完全な一枚の絵になる」という金魂篇ではっきり描写された主旨を織り込ませ、本編中もっと言えば観客にとっても意味あるものに仕立て上げてしまった。友情・努力・勝利のジャンプ3原則を思えば、たかが入場者特典までに「友情」の精神を入れ込むなんてさすがだと思いました。
まあ、現実問題としてリピーターを呼び込もうという主旨も決して忘れないのもさすが銀魂w あざといわあ。
劇場内での注意事項を叫ぶ神楽ちゃんの描写は、自身もそうだと自覚した上であえて他者のやり方を悪賢いから注意しろとしれっとあたかも悪徳業者のように言い切っているわけです(笑)だからここは突っ込みを入れるべきところなんだよね。「お前もな!」


本編はどこかで見たことの描写や台詞が満載で、テレビアニメ銀魂7年間分を見ていればにやりとするものがとても多かったです。銀さんの墓の前でのお登勢さんの台詞だったり、「腐れ縁」「約束」をするゆびきりその他もろもろ。集大成とはまさにこういうことだといわんばかりに詰め込まれている。

そして、冒頭の白夜叉の横顔とラストの白夜叉の横顔の対比。

冒頭からポ○ノ連呼で下ネタ満載。逐一でてくる珍宝には笑った。銀さんがにやりと笑ってるシーンでも実際に新八や神楽が見ている珍さんの顔が微妙にキモくてじわじわきたw


そういや「鋼の錬金術師シャンバラを征く者」が平行世界ネタだった、「涼宮ハルヒの消失」がタイムループものだった。
銀魂はひたすら主人公の願い(現状維持)をかなえるためにやり直し続ける。
5年後の世界は自分がラスボス化した世界だった・・・神楽が銀さんに語ってきかせた手帳のくだりは、相変わらずバカやってますよーという銀さんなりの優しさ。実際は全身文字が浮き出た姿を見せまいと姿を隠しエンミのコスプレまでして悪役になりきって、だけど彼らの傍から離れることもできなくてだったらいっそ過去改変だ~と源外にわざわざタイムマシンまで作らせたわけだ。

なんとなく水島版鋼の錬金術師「シャンバラを征く者」のエドの父ホーエンハイムを思い出しつつ。(彼もまた愛する息子のエドを護るためにエドの元を離れ独自に動き、最終的にエドを錬金術世界に戻すために犠牲になった)

大事な者のためならば死をも厭わない。実際に腹を切ろうとするシーンは切なくて切なくて。
だけどやっぱり大事な者の傍にいたい。このどっちつかずの(しかも同時には手に入らない代物)気持ちを持ち続けた未来銀さんを想像すると、とても悲しくなりますね。
たとえば、新八や神楽が仲たがいしていたとしたら銀さんが割って入ってまあまあ落ち着けよみたいなことを言うわけだけど、仲違いした新八や神楽がいても未来銀さんはその中に割って入って仲裁することもできなかったんだよね。ただひたすらに遠くから見ることしか叶わなかった。この辺りの描写をしっかりしているのが良かったです。

昔の万事屋らしさを取り戻した新八神楽を見て安心したのは現在銀さんだけではなく、遠目で見ていた未来銀さんも一緒だったんじゃないかな。

本当は新八と神楽に真実を話してタイムマシンでも作ってもらっとけば同じような結果になったのかもしれないのに、そうしなかったのは、自分を殺れんのは自分だけ、そう思い込むことでエンミのウィルスに彼らが感染して彼らがいなくなってしまうことを恐れた・・・神楽曰く「寂しがり屋さん」の銀さんが何よりも怖いのは、孤独だ。彼らが無事なんであれば腹だってかっさばくし自分から遠くに行ってしまうという自己矛盾が銀さんにはある。なおかつ真意を知られたくないかっこつけたがりでもある。

タヌキの源外のこと、たぶん時間泥棒が盗まれたなんていいつつ未来銀さんの協力をしたんじゃないかな。銀さんをターミナルに誘導したのはむしろ源外だ。
そして未来銀さんは決して新八と神楽の前には姿を現さない。現在銀さんの後だけをおいかけた。自分ならば新八と神楽を危険な目から遠ざけると分かった上で。
そしてここでは二つの可能性に分岐している。一つは5年後に「本当に」死んだ未来(失敗例バッドエンド)と、もうひとつ。そのもう一つの可能性を求めて、銀さんは時間泥棒とともに15年前に飛ぶ。

5年後の未来銀さんが死ぬ直前であっても可能性を求めていたのは、5年前の自分が上手く行動して15年前の自分(白夜叉)を殺害することで5年後世界の自身の惨状を消しさること。この時点では銀さんが独りであがいているわけで、それこそ他人を想うような体でいて実際は自分勝手なんだよね。5年後の未来を生きる者として、自分が生き残る選択肢がその時点であるはずもなくて。

そうじゃないよ、銀さんが消えたらつまんないよ~ということを皆が教えてくれるわけだ。
銀さんの物語は、いつだってその繰り返しだ。彼は完璧な存在じゃないから、誰かに支えられて生きていることを自覚しなくちゃならない。三位一体フイルムのように、皆がそろわなくちゃ完成しない。

ラストの万事屋で円陣組んだシーン、大好きです。前の新訳紅桜篇ではバクチ・ダンサーがかかってキタキタキターーーってなったけど、今回は円陣がまさにそれなのです。
いつでも万事屋で待ってる、そういう銀さんの笑顔はオビワン篇の無理やり笑顔じゃなくて心からの笑顔だよね。そしてやけに積極的じゃないか。
心底新八と神楽が大事なんだね。銀さんの言葉はヘタなラブストーリーものよりぐっときた。今までの7年間のアニメの積み重ねがあったればこそだろう。

生きている彼が今すべきことは、誰かとともに生きること。
それを自覚した銀さんの姿は、ある意味成長物語の完結であり、まさしく「完結篇」だなあと想った。
本当に綺麗な終わり方でした。



まだまだ語り終わらないので続く。


スポンサーサイト
Category * 銀魂
Trackback(0) Comment(0) 編集[管理者用] このページのトップへ

 

 
Comment

 

 Secret?

 

 

 

 
Copyright © 2017 Blauer×Himmel, all rights reserved.
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。