感想置場。たまにひとりごと。
http://kagirinakumugen.blog107.fc2.com/
--
--.--.--
--:--
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
編集[管理者用] このページのトップへ

 

Wed
2013.05.15
23:31
 
先祖代々伝わる印が手首から刺繍に変更。
あれだけ人が食われる描写があるにもかかわらずのコレが不思議で仕様がなかった。
手首の傷は一生残るかも知れないし、死ぬまでそこから逃れられない。
でも刺繍になると、その気になれば捨ててしまえる。
エレンから貰ったマフラーを戦場ですらも大事にしていることを思えば、刺繍の描写がないからあっさりと捨ててしまったように見えてしまうんだが。
マフラーが家族の象徴だとしたら、刺繍は失った家族の象徴だということか?

そんなときのネタバレ感想。


 

more

若干9歳にして、相手に合わせて攻撃を使い分けるエレンというのもすごいなあ。
刃物を持った相手には刃物で「殺し」、格闘してくる相手には格闘で「やっつける」。「そいつの出方次第」でいかようにもやり方を変えてしまう。
「獲物に素手で対応しようなんて、馬鹿のやること」(4話)だから、アッカーマン夫妻を殺害した連中には同じ武器をもって対応したのかもしれない。(もっともこれに関しては4話で力を持つ「兵士」であれば無責任だとライナーに指摘される)
異常とも思えるほどの冷静さだ。母親を見る限りは普通そうなのに、幼いながらの情熱はどこからきているんだろう。この場合エレンに倫理観の欠如がどうのという気はないが、1話でわかるとおりエレンは巨人の脅威に関する父親の言葉をそのまま受け取っているようなので、そういうのが影響しているんだろうか。
幼いからこそシンプルな考えなのかもしれないけれど。

アッカーマン家で普通の生活を送っていた彼女が笑顔を見せていたのに対し、事件以降は感情をほとんど表に出さなくなったのは偶然じゃないはずだ。やはりその出来事は残酷な世界にあっても「異質」なのだと思わせてくれた。だいたい虫が他の昆虫を殺して食っていた行為も、父が野鳥を捕獲したのも、食って糧としていたはずで、一緒くたにするのは変だと「普通」なら考えるよね。
解るのは、ただただ「弱者が生き残る」ことだけに主眼が置かれていること。だからこそ、糧としてではなくただ弱者として<殺戮目的でのみ人を食らう>という巨人相手に立ち向かえるんだろう。世界は残酷だ。相手の都合にまでかまって自分が弱いことに満足なんてしていられるか?
ならば戦え。

何せ人の形をした巨人が文字通り「人を食う」「残酷な」世界で生き残るためには相手がどんなんでも立ち向かわなければ今度は自分が殺されてしまう番。逃げるなんて事を考えようにも、今度は自分よりも早い動きで食われてしまう。
(そういう意味では、アルミンのモノローグとミカサの過去と、現在の巨人・・・奇行種の描写が同時にあるのでわかりやすくなってる。巨人も両親を殺した売人も脅威という点では変わらないし、糧にもならない)

逃げろではなく「戦え」・・・エレンがミカサに言い放った一言が強烈に印象に残った。
エレンがミカサを助けてくれた、家族になってくれた、それと同じくらい文字通り人生を変えた一言だったんだろう。

「強いものが弱いものを喰らう」
「親切なくらい分かりやすい世界のなかで、この世界で強くあろうとした」

アルミンの憧れるそれを持つエレンとミカサにとって、前程にあるのは、自分の意識をコントロールできること。
ミカサはかの事件でコントロールできるようになり、エレンもまた(実力はどうあれ)歯向かう相手にどう立ち向かえばいいのかを理解していた(そういや熱くなるジャンに対して以前の自分だと冷静に分析してましたね。

そしてその行為は、誰かが認めてくれるだろう。
人身売買をしようとした連中を殺めた事自体を、イェーガー医師は否定しなかった。
人々を押しのけてまで財産を守ろうとした人間に対して(言い訳かのように)淡々と独り言を続けたミカサの描写で解るとおり、後のミカサに強い影響を及ぼしている。
実際女の子に感謝すらされている。それは野鳥を撃って戻ってきた父を迎える幼き日のミカサのようで。
狩られた側の都合を一切考えないのは、あくまでも強くあろうとした弱者の側の立場だからなんだろうなあ。

アルミンの言うエレンとミカサが出会いの話は、子供の経験というにはあまりにもヘビーなエピソードでした。
ミカサは涙だけは素直に見せるのが切ない。




原作読んでしばらく頭から離れなくて困ったハンナとフランツのあのシーンは原作のほうが重々しかったかな。
やはり輪切りは表現できなかったか。
でも乙女走りする奇行種の唐突さは怖かった。先週から奇行種だらけじゃないですか。

で、同じように先週から自分だけ助かりゃいいというクズが出てきています。彼らは同様に一般よりは「力を持った」方々だ。人間のなかで強者たる彼らが誰よりも真っ先に助かろうとするのは、残酷な世界で生きようともがく人間を描こうとするには分かりやすいほどの比較対象だな。


にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
テーマ * アニメ ジャンル * アニメ・コミック
Category * 進撃の巨人
Trackback(0) Comment(0) 編集[管理者用] このページのトップへ

 

 
Comment

 

 Secret?

 

 

 

 
Copyright © 2017 Blauer×Himmel, all rights reserved.
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。