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Thu
2013.03.28
23:06
 
今日でアニメ銀魂も最終回です。
そして来週からBSジャパンで深夜木曜日に「よりぬき銀魂さん」がはじまります。どうやら2期1話(202話)から放送で、主題歌も当時のもののようで・・・劇場告知があることにほのかな期待を抱くとして。

高松監修のつぶやき「テレビアニメ銀魂、最終回」がものすごく思わせぶりだな、と。
銀魂のアニメスタッフは常に本気で我々ファンを翻弄するのに長けているので、どの程度信じていいかわかりませんが(笑)。
ただ、夏に劇場版公開を控え、それに向けてまだ銀魂は続いてるんですよ~というのではなく、もう終わりだと強調しているのが意味深。よりぬきがBSの深夜放送ということから、散々こだわっていたという地上波の全日帯の放送から外れてしまった事を意味(どちらかというと皮肉)していたりするんでしょうか。2期終了時には既に秋からの放送開始が決定していたことを思えば実際問題「次」あるかどうかは何もわからないんだろう。ファンに出来るのは、DVD買って、劇場に行って、グッズを買うことくらいか。

ただこれだけは言える。
実際終わらなかったけど、偽最終回をアニメオリジナルで作ったり、
最終回らしからぬ原作話でキャラに最終回だとしれっと言わせたり、
アニメオリジナルで全力でガチな「最終回」を作ったり、
と、いろんな最終回を見れて幸せな作品であることだけは確かなのです。

今回の場合原作はまだまだ続いてる。劇場版だってある。だから銀魂ワールドは「終わったわけではない」んだよね。今目の前にあるものを全力で楽しもうじゃないか。


というわけで、ネタバレ感想。

 

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ちらちらと挿入される回想シーンがなんだか総集編のようで。ただの総集編よりもよっぽど上手いやり方だと思った。

万事屋おなじみの「仲良くけんかしなっ」というお話。
口も悪いし態度も悪いから、おかげでしょっちゅうけんかしてしまうけれど。
本気のケンカをしてしまえるのは、むしろ仲のよい証拠になりえてしまってる。
「どうせいつもの憎まれ口でも叩かれて、家出でもしてきたんでしょ」・・・さっちゃんの言葉の通りだったんだよね。

今回は定春の視点を通した形で銀さんの他人との接し方が実によく表現されていると思ってます。
だから銀さんは嫌われる、という話でありながら、だから銀さんについていく、という話でもある。

途中印象的に挿入されたのが、江戸動物病院の連中と子犬の死んだ飼い主の近所に住むババアたちだ。彼らは決して「よい人」とは描かれず、イヤ~な人たちとして描かれる。人を伴っていない犬は化け犬で、綺麗な犬を飼っている連中にしてみたらみすぼらしい犬なんて捨ててもかまわないときた。

なら銀さんはどうだろう。
彼は冷酷なまでに突き放す。やれるもんならやってみろ。出て行くんだったら出て行け。一見酷いよね。
共通するのは<哀れな犬達>に同情の目を決して向けなかったことだろうか。
でも、ただ単にそうであるならば定春は最後に笑顔を向けない。笑顔を向けたのは、定春が護りたかった子犬が無事だったからだ。

銀さんがやり遂げたのは、定春を護ることというよりは、定春が護りたかった子犬を助けること。
だから定春の笑顔はあくまでも子犬に向けられる。

銀さんが松陽先生から託された願いは、「自分(松陽)がいない間に仲間を護る」こと。松陽先生に代わって託された願いであるそのエピソードは、先日放送されたオビワン篇でも変わらなかった。なすべきことをやり遂げるために離れるオビワンに変わって、新八やお妙を護ること。誰かが成すべき願いを補助するのが銀さん自身の役割だといわんばかりに、オビワンに願いを託された銀さんはその願いを受け入れるわけです。新訳紅桜篇でも同じで、鉄子がもう自分の手に負えなくなってしまったと言ったことで今度は兄鉄矢をなんとかするという役割は銀さんのものになった(よく見たら表情が変わってます)。死んでどうしようもなくなった辰五郎の代わりにお登勢を護る、というのも全く同じ。その約束自体は相手が承認してなくても勝手にやってしまうので一緒なんだよね。

しかも目に見える形で手をさしのべるのは、本人が懸命になって奔走している間ではないというのがポイントで。最後の最後、どうしようもなくなったときにはじめて病院に連れて行くわけです。定春が一生懸命な間は面と向かって助けてやらない。あたかも定春のプライドを優先させているようじゃないか(さっさと助ければ事はすぐ済むのにそれはやらないんだよ)。
餌と子犬を天秤にかけて子犬、仲間を選んだ時点で定春は万事屋の仲間。定春が踵を返したときニヤリと笑う銀さんが印象的だ。

その間に銀さんがやった事といえば、定春に気づかれない形でこっそり薬を魚に混ぜていたこと。これはもしかしたら、薬でも毒でもなく見殺しにしようとしたババアたちへの嫌がらせかもしれない。ど汚さで言えば犬もてめえらも変わらねえ、と。報酬なんてなかったんじゃないかな。

自分がどうしようもないから、自分の代わりに誰かを護ってくれ。松陽先生に託された願いを、銀さんはいまでもその通り実行しているのが、とてもとても切ない。すぐに助ければ定春にも素直に喜ばれるだろうにそれはしない。
結果的に銀さんが感謝されるのは、もっとあとなんだよ。


で。
ついこの間キッズステーションの再放送で、隠し子騒動の話がありました。そこで描かれた銀さんは、とにかく相手が赤ちゃんだろうが対等に接していた。もちろん赤ちゃんのオムツを替えたりはするけれど、決して子供扱いはしていなかった。

今回もそれと一緒。相手がケダモノだろうが対等に接する。
だからドッグフードも仲良く分割して食べる。

そういう主旨を理解してなければ、まあ、嫌われて出て行かれちゃうんだろう。
ドッグフードはあくまでも犬の食べ物です。が、それすら対等なので人間も食べてもいいという理屈になる。腹が減っていたら仲良く3分割というのは、「運命共同体」にケモノすら入れ込んでしまうという器のデカさと同時に、人間が犬の餌を食うという浅ましさもまた表現してる。

だからといって、銀さんが常にそういう精神状態かというと違うんだよね(笑)思いの外豪勢な食べ物が手に入った場合、いの一番に我が物にしようとする。スキヤキの時も、カニ鍋のときもそうだった。なんだかその辺りがいかにも不完全体主人公らしい。

延長戦シリーズの銀さんを総括して見て、

・ダメな部分が多々ある不完全体(金魂篇)
・誰かとの約束を律儀に護る(一国傾城篇)
・他人に誤解されやすいがやるときは泥かぶってでもやる(オビワン篇)

てことなんだろうなあ。その総括が今回の話だと思ってる。
ほんと、実に銀魂らしい話でした。


定春と子犬が互いにワオーンと遠吠えしたとき、涙が思わずでてしまいました。



ラストの劇場版予告も笑った。最終回でしんみりして、スタッフの方も最終回を強調してるのにここではボカすのか(笑)
豆しばも可愛かった!四天王篇で豆しばのCMに余韻をぶち壊されたのもよい思い出。あのかわいい顔から銀さんの低い声が出るというのもシュール。



というわけで、アニメ銀魂最終回でした。
しれっと終わるので終わった実感がまるでありません。
特に今日は「しろくまカフェ」も終わったので寂しさも倍増です。

ともあれスタッフの方お疲れさまでした。アニメ銀魂をありがとうございました。

そして!
夏の劇場版とてもとてもとても!楽しみですっ!!



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