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Thu
2013.03.07
22:36
 
ネタとしてきわどいものが確かにあるんだけれども、全体的にしっとりと、静かに話が進んでいる印象。
Aパート、Bパートでちょうど2話消化。大河的な物語の一国傾城篇がサクサク進んでいたことを思えば、今回の展開のじっくりさはキャラクターの心の動きをじっくり追うのにちょうどよい早さかもしれません。


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この話は、オトナアニメディアVol.7の藤田監督インタビュー曰く
「あと銀さんは、あまり感情表現が豊かじゃないんですよ」
「本当に心から笑ってるのかな、っていう部分がある人なんで。ギャグの時のバカ笑いはアリなんですけれど、普通の時はなかなかそういう内心を覗かせはしないんで。」
てな部分にぜひ注目したい。

以下ネタバレ感想。

 

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「ケノフィ、ケノフィ」がハタ皇子にしか聞こえなかった(笑)
どうでもいいが、イクシオンサーガDTとこれを見ると遊佐さんボイスで笑ってしまって困るw

尾美一兄さんは小野坂昌也さん。動乱篇直後のギャグサッカー話以来のご出演です。
そして幼いオビワンはキャサリン役でおなじみの杉本ゆうさんでした。声優さんて本当に達者だなあ。



剣術留学生に選ばれ宇宙に旅立とうとしたまさにそのとき、ターミナルの爆発に巻き込まれてしまった・・・
もし、オビワンがあの時事故に巻き込まれていなかったとしたら。
もし、そのまま無事に剣術修行に行って、無事に地球に帰ってきていたとしたら。
もし、志村父が亡くなったとき志村姉弟のそばに彼がいたとしたら。

金魂篇の金さん曰く「はじまりの4人」が全てのはじまり<原作銀魂第1話>に揃わなかったかもしれない。
もしかしたら銀さんの傍には別の誰かがいたかもしれない。金魂篇が坂田金時による強引な乗っ取りで銀さんが排除されて「銀魂」がなくなっていましたが、それと違い、自然な流れの中で志村新八と坂田銀時の結びつき・・・ひいては今の銀魂は存在しなかったかもしれない。そう思えば、メタ的な要素を多分に含んだ金魂篇を物語の展開としてもうちょっと自然な形で繰り返した物語がこのオビワン篇と言えるだろう。
とはいえ、新八や神楽が金さん金ちゃんと慕う坂田金時に対しては(他者の助けを借りつつ)露骨なほど嫉妬や敵対心をむき出しにして対峙していたのに対して、新八が心底慕うオビワンにはポーカーフェイスを装っているんだよね。監督曰く「感情表現が豊かではない」銀さんが、何を思い考えているのか・・・それを想像するととても面白い。オビワンはもう一人の坂田銀時ではなく、もう一人の兄貴分であるからこそ。根底には金さんに対する感情と一緒のものがあると思ってる。

余談だが、オビワンを囲んだ歓迎会で、原作ではあくまでもポーカーフェイスを徹していたように見えていたのにアニメでは酔っ払っちゃってる。そのあと自分の名前を何度も書いたり・・・つまり「阿呆」・・・ここはアニメスタッフなりの「銀さん」のキャラ解釈なのかもしれない。フレンドリーなオビワンとあからさまに距離をとってるみたいじゃないか。積極的にオビワンの話を聞いてないんだよね。こういうところ面白いっ!

オビワンが目の前に現れる前から銀さんの表情に明確な変化はない。普段と変わらないように見える。でも。なんだろう、随分と面白くなさそうに見える。柳生篇で神楽が「寂しがり屋」だと言っていた、まさにその通りなんじゃないかな。
(神楽が大人しく銀ちゃんの傍にいるのが良いんだよね・・・)
この辺りの感情表現は、近藤さんと九ちゃんがあからさまに本音をさらけ出している分わかりやすい。


半分ロボっ子、サイボーグ化された身体を持つオビワン。ターミナルの事故に巻き込まれたという彼は、奇跡的に助けられ、半分サイボーグ化されている。人間の心臓は機械によって生かされて、逆に言えばいつ死んでもおかしくない状態。
・・・であると分かると、心情的に新八とお妙とオビワンの再会をゆっくりとさせてあげたくなるじゃないか。
でもそうは言っていられなくなってしまう。
オビワンの中に存在するビーム砲がそれだ。
ならば銀さんはどう動くのか。

オープニングでオビワンが戦っている描写があるが、普段冷静であれば強い銀さんが、そこでは劣勢であるように見える。つまり、銀さんの心中に感情が渦巻いているということを示しているんじゃないかな。冷静になりきれない何かがそこにある。新八やお妙が心底慕っている、という前程があるからこそだ。

「だから本当に強い人間ってのは、泣きたい時ほど笑うのさ。痛みも悲しみも全部抱えて、それでも笑って奴等と一緒に歩いていくのさ」

松陽先生と交わした約束を律儀に護り、仲間を護り、挫折しても新しい土地かぶき町で辰五郎(眼前にいたのはお登勢)と新たな約束を勝手に交わして生きてきた「感情表現が豊かではない」銀さんが、ギャグのバカ笑いを除いて、「笑う」といえば一国傾城篇で見せたようなニヤっとしたものが思い浮かぶ。その笑みはどちらかというと、抱え込んでしまう、隠してしまう弱さでもあるような。

結局は「奴等と一緒に歩いていく」と複数形なのがポイントだろう。人は一人では生きていられない。仲間といるからこそ、どんなときでも笑える。そう考えれば、今回ポーカーフェイスを装っていた銀さんの周りに新八を含めた連中がたくさんいて、オビワンの周りには誰もいなかったんだよね。もう一人の坂田金時たるオビワンは、金さん同様に、また銀さん同様に、仲間を求めているんじゃないかな。最初から常に笑っている、笑顔が張り付いているオビワンが本心では何を考えているのかを想像すると・・・オチ知ってるからか・・・切なくなりますね。だいたい、銀さんが熟頭だと、自分の代わりに新八たちのそばにいた兄貴だと最初から認めていたんだよね。


約束といえば、どんなときも笑うという約束を一番護っていたのが新八ではなくお妙さんだった~というのも切なかった。誰よりも男勝りな彼女は、彼女なりにいろんなことを考えながら生きてきたんだろうなあ。


劇場版の重大発表は重大発表するよという重大発表でした。
やはりジャンプ初出ルールに準じるようで。
もう、生殺しなんだからっ!



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