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Thu
2013.02.07
21:39
 
一国傾城篇最終話。
リアルタイムで視聴できた幸せです。

以下ネタバレ感想。

 

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エンディングテーマが冒頭に来ていたのは予想通り。
サクラミツツキは絶対エンディングに来ると思ってた。

新八と神楽が走って真っ先に銀さんに駆け寄るシーンが大好きです。

Aパートは今回の一件に対する勢力図の説明でした。
将軍家には派閥が存在し、一橋派の若君・善善は異国に頼らず異国と渡り合える強力な国と作るという思想を持っている。現状幕府が天導衆と密接に関わってしまっている以上、「異国に頼らず」が排除するという意味にも聞こえる時点で何を考えているか分からない。ここは沖田が吉原で語ったとおり。天導衆と対抗できる切り札が何かあるのかもしれないし、ただの机上の空論(理想論者)かもしれない。今回の一件は、定定失脚によって一橋派にとっては思わぬツキが回ってきたということなんだろう。

ある意味茂々公はこの世界がもはや異国に頼らざるを得なくなっているのを知っていると見るべきかもしれない。(天人排除が困難を極める~それこそ悪い事を一通りやらないと~といったことを民間の視点で語ったのがかぶき町四天王篇の次郎長だ)
茂々の「ここは、侍の国でござる」という台詞は、まさに天導衆の事実上傀儡であってなお、自らの意思(誇り、魂)を貫こうとした行動だ。結果的に天導衆の傀儡という立場は変わらなかったけれど、ここで意思表示をしたかどうかで見え方がかなり違ってくるんじゃないかな。もちろん幕府内部にも天導衆と繋がることで利権を得る連中も存在するわけで(配下の者があからさまに悪い顔してた)、なかなか変化できない体質であるのは間違いない。将軍の座は守られたものの、これまで定定の意に従ってきた茂々の前途は多難と言える。もちろん松平公なり真選組なり茂々を支持する者もいるのは確かなので、身動きがなかなか取れない中で彼がどう動くのかが注目される。

現将軍・茂々を将軍に挿げた元将軍・定定は天導衆と深く関わっていた。ただし、天導衆側にしてみれば将軍家はコマにすぎない。そして、天導衆が一橋派の存在を憂いているということは、それだけ定定の実力を低く見ているということでもあり、それ故に定定は自身が得意とする暗殺でもって一橋派の要人を粛清しようとした(傾城篇スタート時の暗殺事件)。天導衆の顔色を伺って、もう政治的手段ではなく暗殺でしか対抗できなくなっていた。そりゃあ天導衆の彼の評価も低くなるだろう。そういや朧も定定は自分のために行動をしていると真っ向から指摘していたんだよね。

異三郎率いる見廻組は一橋派の勢力ではあるが、異三郎自身が付き合っているのは高杉の大法螺。バラガキ篇で高みの見物を決め込むような物言いをしていたことを思えば、彼こそ一番この世界を諦めているように見えなくも無いんだよなあ。高杉の大法螺「世界をぶっこわす」はぶっこわしたその先が全然見えないんだよね。

見廻組副長今井信女は元奈落であり、朧はおろか松陽とも顔見知りらしい。この辺りは銀さん自身の過去と関わってくるんだろう。
朧は天導衆に遣えているらしい。彼が敵と定めるのは松陽の弟子達。信女同様に松陽を知る朧の年齢って、銀さんと同じくらいなんでしょうかね。

「殿のため?悪性を正す?あなたたちは本当にそんなもののために剣を取ったのでしょうか」
上が豚だろうが市民を護りとおす。だとすれば、将軍茂々がとった行為はまさに「上が豚だろうが市民を守り通す」ことだった。真選組は、そんな茂々を思って黙っていられなかった。組織として葛藤を抱えながら、それでも自身の信念のために行動を起こさざるを得ないのは銀さんと一緒で、迂闊に行動を起こして後ろ盾として松平公が近藤さん引き連れて焦りながら天導衆のもとに話つけにいったというのが初期の頃ありましたな。何せ真選組にはブレーンがいないんだもの。

宇宙海賊春雨に近づいたり見廻組と通じていたり真選組の内部にまで探りをいれたり(動乱篇)と、高杉のやっている事はとにかく節操がない。かぶき町にしても元春雨の団長だった華陀を捕えたのも確か鬼兵隊だったはず。あらゆるところに探りを入れてるんだよね。ただ、ほぼ物見遊山だった彼が珍しく自ら動いたのが今回の定定暗殺だ。それほどまでに憎しみが深かったのか、あるいはなにやら計算があるのか。
「先生に、よろしくな」は、同じニヤリとした表情でも、いろんな感情がせめぎあって自分を奮い立たせた銀さんと違って憎しみという感情を前面に出したものだったのが面白かったです。ここは先週の銀さんと対比した形で見たい。



「これだけの長い間迎えに来るのを待ってたくらいだ。きっと素敵な人だったんだろ。それだけはしってるよ」
「だったら、最後まで信じておあげなさいな。良い男ってのは、必ず約束を護るもんだ」

バーンと出てきた銀さんと、神楽新八。良い男、良い連中とはこういうもんだ。隠れるぞとひらひらとふった掌にいろんな人と交わした約束の証心中立てがアップになったのは良い演出でした。
最初缶ケリは舞蔵を煙に巻くためのものだった。次は頑なに閉じられた将軍家の扉をこじ開けるため。
今回は警備で雁字搦めになっている将軍家の扉をあけて、舞蔵を吉原に連れ出すため。そういや最初から缶ケリの目的に舞蔵が関わってたんだね。
ぴょんぴょん飛び跳ねる銀さんと将軍兄妹が可愛かった。
言い争う土方と沖田を前に、黙って聞いていたのならば今までの将ちゃん。そうじゃないのが今の茂々公だ。


ラストシーンは思わず涙が出てしまいました。わかっていたけど!
ここはベテラン声優陣の素晴らしさですね。
長い間ずっとずっと心に残してきて、決して忘れなかった約束が果たされる。それはとても大きなカタルシスを生み出した。鈴蘭がとにかく綺麗でした。約束を決して忘れなかった舞蔵もほんと良い男だ。年齢を重ねた姿は、そのまま時間の積み重だ。それはとてつもなく重い。

そして、元々舞蔵と鈴蘭だけ交わされた約束だったけれど、他の皆の協力のもと果たされたんだよね。吉原の空に太陽と月が取り戻されためぐり合わせでもある。そう思えば、銀魂って、本当に人と人との絆を大切に描いている漫画だなって思う。

エンディング「サクラミツツキ」の特別編集は、銀さんの人生を決めた松陽先生の指きりで締めくくられた。舞蔵と鈴蘭の約束が果たされたのに対して、ならば主人公たる銀さんはどうだという問いかけに見えた。相手が松陽先生に限定されず、剣の届く範囲はおろかそうじゃなくなって現在進行形でどんどん広がってしまっている(既に幕府レベルで巻き込んでしまった)。相手に嫌われようが迷惑がられようが、律儀に果たしていく彼の今後の物語がとても楽しみです。

いやほんと、語りつくせない素晴らしい話でした。
スタッフの皆様、本当にありがとうございました。



という涙を流したあとに絵コンテが全く無くて「アレ?」にかなり笑ったw
さすが銀魂。

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