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Mon
2012.06.04
20:25
 
来週WJ本誌は休載だそうで。
ならジャンプ買わなくていいや~とか考えながら巻末予告を見たらはみ魂(グッズ情報)はしっかりある模様。一番くじが近いからかな?ああ買いますとも。その一番くじはメイン開催がセブンイレブンのおかげで、車で1時間圏内にたくさんあるので前回よりは早めに引けるのが嬉しい。お目当てはクリアファイルの描きおろしだっ!

というときの本誌銀魂感想。
以下ネタバレ

 

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随分と酷い話なんだが、強引にイイハナシに落ち着かせるのがなんとも銀魂らしいお話でした。


生きるための必要最低限・・・食べるためならなんでもやる。それが良いことなのか悪いことなのかはそこでは語られない。なぜなら生死の境目でそんな<綺麗事>を語っていたらその間に死んでしまうからだ。
このあたりは・・・戦場で屍が持ってたおにぎりを食って生きながらえていた銀さんを思い出してしまった。

ならばその<綺麗事>はいつ語られるのか。たぶん拾われた後の事なんだろう。今回で言えば銀さん曰く「坂田家」と言った具合に家族として迎えられた後のお話。銀さんが松陽先生に拾われて「剣の本当の使い方」を教わったように。吉原炎上篇の晴太のエピソードのように。
(もっとも、だからといって銀さんがイイヒトになったかは別問題だったりするが 笑 現に今回も診療代を踏み倒してるクサイw)
(その因果応報という意味では、結局ドッグフードを分けて食うしかない貧相な食生活ってのに現れているんじゃないかな)

「我が坂田家はしんどい時は仲良く分け合いだ」
しんどい時だけだろうが(笑)。思いがけず上等な品が手に入ったときは、ここぞとばかり独り占めしようとするくせに。スキヤキのときも、蟹鍋のときも。実に人間くさい。

定春は何故か酷い目にあわされたことではなく良くしてくれたことだけを思い出してしまう。銀さんの酷い言い草で飛び出したのに、銀さんが自分にご飯を分けてくれたことを思い出してしまう。そして、子犬の本来の飼い主のご近所さんらと銀さんの会話を聞いて怒りの表情を見せたにも関わらず、思い出すのは当の銀さんと無理やり<仲良く>ドッグフードを分けたこと。
普通、この場合思い出すのはむしろ悪い事だと思うんだよね。されてしまった酷い事を思い出して鬱になるのではなく、何故かイイコトをされたかのように思い出す。実際、今回銀さんが定春に対してやったことは決して褒められることではない。

人がドン底に堕ちてしまったとき、どうやって生きていくのか。しかも自分ひとりじゃなくて、誰かを護らなければならない場合どうするのか。・・・その最低ラインを見せ付けられたようなエピソードでした。イイハナシといわれれば、イイハナシかなあ(笑)必死になって誰かを護って生きようともがく定春にうるっとした。
「エサもたらふく食えるし万々歳じゃねーか」残酷な言葉はひどく現実的で、自身が飢えるなか飢える誰かを目の当たりにしてどう行動するのか。

銀さんは定春を試していたのかもしれないなあ。神楽や新八が必死になって探していた定春を、そうとは言わずにこっそり見ていた。この銀さんは、あくまでも家長ではあるが本当の肉親じゃない(定春はケモノだから当たり前だが。逆説的にケモノすら家族と認めてもいる)からこその行動だとも思った。実に不器用。無関心を装っている体でいながら、実際は関わらずにはいられない。そうだなあ・・・煉獄関の鬼道丸の生き方を思い出してしまった。人斬りとしてロクな死に方をしないとわかってはいても、子供たちを拾わなければ心を保てなかった男のエピソードは、そのまま誰かさんにも当てはまってしまう。

でも感情に押し流されて他に手をつけない新八・神楽よりも、どんな状況でも仕事を入れる銀さんは、たとえそれが薄情に見えたとしても生きるためには必要なことだとそれとなく示している。定春に関連した依頼だったからこそ受けたという事情はあるだろう。でも今回「食べること」が前面に押し出されたエピソードでは、どんな状況下でも仕事をするという姿勢には銀さんに共感しました。感情に押し流されて仕事を放棄するのは、長谷川さんのように更にどん底に落ちるしかない。そういう意味では長谷川さんよりはマシな生活しているのはこのためか(笑)。


元々捨て犬ポジションだった定春は、当時は大人しく捨てられていたわけだ。それが今回似た境遇の子犬を必死に護り、自分の取分は少なくとも子犬に分け与えた。これって、万事屋に迎えられたことによる立派な変化だ。同時に、誰かの影響による変化なのは間違いがないのです。こんな具合に万事屋の関係性が<あくまでも擬似的な後付けの>と前程されている<家族>(ややこしいな)として描かれているのが印象的ですな。どんなにドン底でも、生きなくちゃならない。もがかなくちゃならない。誰かさんの影響をいやおうなく受けてしまうのは、家族だからこそだろう。もっとも、定春は銀さんみたいに<死んだ魚の目>でごまかしていないけどな!(笑)


そういえば、定春が動物病院で忌み嫌われていたのは定春がデカイからというよりは人間に付き添われていないからなんじゃないかとみた。ケモノは誰かに飼われてペットとして成り立つ・・・そういった規定観念は子犬の死んだ飼い主のご近所さんの会話からも伺える。だけどそのケモノを「家族」として受け入れた万事屋の異質さもあるんじゃないか。
「しょせん家族だなんだ言ったってケモノだよケモノ」
当たり前のように家族だって認めている銀さんが印象的だ。まあ逆に言えば自分たちこそケモノ同然だと言っているようにも見える(笑)

それにしても、銀さんが拾っていた腐った魚に毒入ってたって言って手に丸い薬のようなものをつまんでたけど、あれ本当?ただの魚の目に見えたんだがよくわからなかった。「色々経費が嵩んで~」なんていっても、あれで報酬を本当に受け取ったようにも見えなかった。実際に貰ったのかそうじゃないのかは各自の想像に委ねられていたりして?



家族とはいっても、誰かが突出して責任を負っているわけじゃない。世のお父さんやお母さんが外でお金を稼いで子供達を養う・・・そういった家庭像とはわけが違う。坂田家でありながら万事屋でもある彼らの関係性は実にフラットだ。もっと良いご飯を食べたければ皆でもっとがんばんなくちゃならない。とはいえ今までのエピソードを鑑みるにこの連中は腹を鳴らしながらの貧乏ゆえの仲のよさのほうが<らしい>かもしれない。飼い主のご近所さんたちよりも受け入れる器がでかくて、だけどケンカばかりドッグフードすら分け与える体たらくの万事屋連中がいとおしい、そんなエピソードでした。
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