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Mon
2012.05.14
16:46
 
アニメ銀魂’DVD最終巻の情報が公開されました。
3話収録で特典CDがつくとのこと。
ドラマCDは7巻でこれで最後~といった台詞もあったし、ラジオDJCDは今月発売の12巻につくし、なんのCDなんでしょうかね。情報公開が待ち遠しい。

さて、第三百九十訓から収録予定のコミックス45巻にはキリの良い今回までのお話が収録されるのかな?されるといいな~というときの銀魂感想。
以下ネタバレ

 

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今回銀さんの目だった台詞がほとんどないのが印象的でした。爺さんを心配する言葉と缶蹴りをする連中を集める第一声を威勢よく発したくらいだ。

「いい男ってのはね。必ず約束を護るもんさ」

かぶき町四天王篇ラストの平子と次郎長の邂逅の演出といい、こういうときは銀さん黙って事を進めるんだよね(笑)。そういうところがホントカッコイイと思いませんか特に社会人の方(現実はホラ)。
大将の皿を自分ではなく自分の陣営の大将たる新八に割らせた柳生篇もそうだったが、自分が突拍子もなく目立つのではなく(結果的に目立つがw)、あくまでもサポート役に徹する。この場合は舞蔵が城から出るための手助けをした。こっそり抜け出させるんじゃなく、だったらいっそ堂々と。缶蹴りだったのは、基本隠れんぼだからそう騒ぎにはならない(第三百八十七訓の月詠の台詞)からか。このあたりは言葉遊びというか、屁理屈というか。

ただの浪人にすぎない銀さんがその声一つで多くの真選組はおろか将軍、そよ姫、信女までも集めてしまった。もちろん銀さんに(前回異三郎が語ったような)絶対的な影響力があったわけではないと思ってます。
そもそも城内に入れたのはそよ姫と神楽が友達だったからであり、缶蹴りに将軍まで参加したのはいろーんなところで偶然(笑)出くわす将ちゃんこと茂々との交流もあったからだ。
真選組が参加したのは・・・事情をどっかで聞いて情に絆された・・・というのもあるだろうが、厳戒態勢下で城から出る舞蔵の警護役だろう。
信女が缶蹴りに参加したのは、異三郎の意思に従うだけじゃないことの表れだろうか。
いろんな人がいろんな考えでもって行動してる。だけどこうやって、時には大勢で同じことをするために動いたりする。そうやって生きていく。

缶蹴り鬼は舞蔵。
吉原まで飛んだであろう缶を追って、彼は吉原をひた走る。
誰でもわかる嘘を嘘だからと糾弾するのはヤボだ。

鈴蘭が待っていたのは小汚い空き地。背中にあるのは桜ではなくたぶん電信柱みたいな味気ないものだった。
ひとつ念頭に置かなくてはならないのは、舞蔵と鈴蘭がかつて約束した一本桜とは旧吉原にあったそれであり、今回はかつて一本桜があった場所ですらないということだ。現在の吉原は20年前に天人が襲来した後に地下に作られたと吉原炎上篇で語られている。約束の場所は今の吉原にはない。

いや、そんな場所がどうとかはここで語るのは無粋か。

何十年たっても、爺さんと婆さんになっても、場所も違っても、お互いが再び会うという約束を覚えて果たすということこそに意味がある。

枝のない木から舞い降りる花びらや、若かりし頃の二人、地下から見上げるものではない大きな月は、経年の移り変わり以上の普遍性が感じられて好きな描写です。
月とは普遍性の象徴。
本来約束していた一本桜が一本の枝のなさそうな木だったのは、流動性の象徴。
移り行く時の流れにおいて、変わらない何かがあるとしたら。移ろいやすい人の心の中に、変わらない何かがあるとしたら。ずいぶん昔の約束を律儀に果たした二人の姿は、昔と変わらない心を持ち続けているのかもしれない(からこそ若い姿という演出)。

考えてみたら今の吉原で月が見れるのは吉原炎上篇で銀さんや月詠や晴太たちが鳳仙相手に戦って空をこじ開けたから。そういう意味では吉原が変化していて良かったんだよね。変化したからこそ良いもの、悪いもの、そういうのが全てごちゃまぜになった上で彼らは生きている。


日輪が鈴蘭の心情を代弁していたのは、彼女もかつては同じ立場だったからだ。地下の暗部を知りすぎたために動けなかった日輪と、幕府の暗部を知りすぎたために吉原から動けなかった鈴蘭。そして、吉原にいたおかげで晴太と会えた日輪と、約束のために吉原にい続けた鈴蘭。彼女たちは良くも悪くも縛られて、自身を縛っていた。

なんというか、人情人情人情!の銀魂らしいお話でした。
アニメで見たいな。号泣する自信がある。



天導衆にとっては自分たちに有利なものが名目上の執政者=傀儡であればいいわけで、そういう意味では一橋の若造だろうが変わらない・・・とは前回の朧の弁。
一橋の大志を抱く善々は、天導衆には取るに足らない存在だということだろう。朧が敵とみなしたのは一橋派を「擁し」中央に近づく存在。擁し~なんて言葉を使っているということは、一橋の善々の背後には茂々における定々ならぬ誰か黒幕がいると考えているからに他ならない。それこそ松陽の弟子だという。もっとも主観が入った朧の発言なので、実際の天導衆にはやり方次第では誰でもが敵になりうるんだろうけれど。実際に執政しはじめた茂々も、いまだ登場しない善々も、全ては未知数だ。

それを踏まえたうえで沖田の台詞を読むとなかなか興味深い。
政治合戦の中に真選組が入ってないんだよね。故に彼はあくまでも第三者視点で物事を語る。
定々暗殺を見逃してしまったようなもんの真選組のお咎めがなかったのは、ある意味公に病死だなんだと偽って公表されたからというのが実に皮肉に感じた。
ただ変化があったとすれば、吉原と真選組が幕府の状況を会話できるほどの仲になったということだったりして?
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