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Mon
2012.05.07
19:27
 
本誌は土曜にコンビニで既に購入してました。
早く感想書きたくてうずうずしてたが、とりあえず公式発売日を待って自重してみた。

とりあえず言えるのは・・・

この話をいつか映像で見ることが叶う日を心待ちにしています。

 

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「2匹の鬼」というサブタイトルが示すとおり、第二百九十七訓の銀さんと高杉の在り方が台詞や服装(ともに天照院奈落=八尺烏の衣装)等をほぼ同一にする形で対比されています。

「確かに地獄じゃ足りねェ奴だが、てめェで作った法で裁かれるがそいつにゃ似合いだ」(銀さん)
↑↓
「たとえ将軍だろうと天であろうと誰にもお前は裁かせねェ。お前を裁くのは、この俺だ」(高杉)

「悪ィな、先約を思いだした。予約はもうとっておいたから、先に地獄(そっち)で待っといてくれ」(銀さん)
↑↓
「思い出す必要はねェよ(中略)。世界の首ひっさげて、地獄(そっち)へいくからよォ」(高杉)

共通項は「先生に、よろしくな」の台詞。
違うのは敵対する相手を定々か、朧か。そして表情もまた、妙に晴れ晴れとしているように見える銀さんと、狂気を宿した笑みを浮かべる高杉とで異なっている。


「似ていたか、あな弟子達は。松陽に・・・」
「似てない」

「でも同じだった」


銀さんと高杉の似たシチュエーションと違いの描写は、この台詞を分かりやすくするための描写だったりするのかな~と。第二百九十六訓ラストシーンの焼き直しのような形で第二百九十七訓で改めて大きいコマで描写された理由はここにあるんじゃないかな。


ひとつ思ったのは、朧は銀さんをひどく買いかぶりすぎなんじゃないかな、ということでした。
朧が一番恐れているのは、松陽亡き今、弟子の高杉だ。「よりにもよってあの男」が松陽かと一瞬考えたが、「あの男」が「松陽の弟子」だとすれば高杉に他ならない。
では何故朧が銀さんを高く買いかぶるのか。
朧が銀さんを白夜叉として攘夷戦争で戦っていた時期までしか知らないからだ。
そして今回は銀さんがトラウマを掘り起こされた結果マジギレしたため、銀さんの普段の・・・いつものギャグ銀魂・・・を推し量れなかった。
同じく松陽の弟子、同じく攘夷戦争を戦った者として同一視してしまった。銀さんとしては たまたま 別件の用事があったのに先入観からそうは見てくれなかったのかもしれない(笑)。奈落ほどの組織であれば情報を得るのは簡単なのかもしれないけれど。なんにせよ、今までの銀魂を読む限りにおいて、本音こそ心に密かにしまっているけれど銀さんは基本的に裏表のない人物だ。

金魂篇でやたらと40巻分の思い出の重要性を口に出していたのは、銀さんにとって大事なのは過去ではなく今にあるのは明白。銀さんメインの長編たるかぶき町四天王篇にせよ金魂篇にせよ、己の現在の立ち居地の重要性が語られている。
ならば、今の重要性を知らない連中が敵として現れたらどうなるのか?とって変わろうとした金さんと違って、朧にはそんな40巻分の思い出なんぞ取るに足らない事なんじゃないかな。それよりもむしろ朧が恐れるのは、銀さんの過去の存在感だ。
この両者のちぐはぐさが物語を生んでなんとも面白い。

それはまた異三郎も同じ。
白夜叉と銀さんを呼ぶのは銀さんの今ではなく過去の存在感を重視しているからで、故に将軍や真選組をも動かす銀さんのカリスマ性を意識する。実際のところお忍びで出歩いた将軍とたまたま(笑)出くわして交流があったからで、真選組も同様。「一本の腐れ縁」と異三郎が表現したのは、もしかしたら真選組動乱篇で万斉と対峙した銀さんが「腐れ縁」と発言したのを報告されていたからかもしれない。

ひとついえるのは、過去を用いるあまりふたりとも銀さんをかいかぶりすぎ(笑)

白夜叉時代の思い出は、誰かを護りきれなかった思い出と直結する。その最たるものが松陽だ。
生前の松陽から言われた「仲間を護れ」を受けて誰かを護ろうとあがく銀さんと、先生を殺されたことを憂いて全てを壊そうとする高杉。両者は違うけれど、根っこの部分は同じだ。紅桜篇で道を違えたことを自覚している(と語ったのは桂だが)けれど、過去を踏まえてどう生きるかが関係あるのかもしれない。


つづきます。
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