感想置場。たまにひとりごと。
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Mon
2012.04.23
22:42
 
今週は合併号のため、来週はWJの発売はありません。

蛇の生殺しですかコレはっ!!!
GWなんて早く過ぎてしまえっ(どうせ仕事で休みなし)!!!

というときの銀魂感想。
そういやエリーこと監修のオッさんのついったが前を向きましたな。
意味深だわ~


 

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「侍の国」僕らの国がそう呼ばれていたのは今は昔の話。
(1巻)

アニメ版では散々聞いたのですっかり覚えたお馴染みのセリフが、ずしんと響くような話の展開でした。

20年前に襲来した天人により、政を執り行う将軍は事実上お飾りに、侍は地位を失ったあげく廃刀令により剣も失った。銀魂という作品を説明する上で外せない設定は、1巻時点では新八が<そんな時代背景があるくせにそれにそぐわない一本筋(作中では「剣」と表現)を持った男にあこがれる>形で描写された。
「剣」とは、刀自体でありまっすぐな己の心でもある。

「ここは侍の国にござる」と現在進行形で言い切った将軍茂々の言葉は、上記を踏まえるといろいろな意味で面白いのです。
ひとつは銀さんの変わらなさ。1巻時点で「客の大事なもんは俺の大事なもんでもある。そいつを護るためなら俺ぁなんでもやるぜ!!」と言い切った銀さんと、「先生ェェェェ!」と絶叫した銀さんは何一つ変わってない。今回の長編で語られたのは銀さんが一本筋を持つにいたったいわば原点だ。
もうひとつ。新八の成長物語。何が成長したかって、レジ打つのにも一苦労で店長に殴られるがままだった新八が、立派に銀さんの肩を支えていた。茂々の言う「彼等」の中に新八も当然含まれているわけで、そういう意味では立派な侍だ。

そして。

将軍茂々の成長物語。今までありとあらゆる連中どもにされるがままだった茂々が、ここで初めて自己を主張したように見えました。元々新八の立ち居地だったと思えば分かりやすいかもしれない。床屋改革なんてやったけれど、あれは所詮は国の存続といった根幹には直結してはいなかったから彼の自由になった。ただ大衆に配慮できる将軍だと描写されたのはこの上なく大きい。
天人、つまり天導衆による傀儡からの脱出を図るには、自らが意思を示さなければならない。本来当たり前のことだがそれすらできなかったのが将軍家であり、定々は彼自身が統治しているようでいて実際のところ天導衆の後ろ盾がなければ何もできなかった(とはいえ定々を完全なる悪者として語れないのも事実)。外部の強者に目をやるばかりで、全て自国の民であるはずの侍に責任を押し付ける形で事を進めていた。
それを、茂々は自身の責任を認めた上で「我々の国」「侍の国」だと言い切った。これはつまり国としての、あるいは将軍茂々としてのアイデンティティを取り戻す行為に見えました。茂々の登場シーンが、「我々の国」ではじまり「侍の国」で締められているのがポイントだ。

自身に剣を向けさせる行為は、覚悟の大きさと天導衆へのパフォーマンスなんじゃないかな。
解官証書は本当なのかそうじゃないのかでちょっと感想かわるかも。本当だったら、茂々は歴代でもっともかわいそうな将軍に見えてしまう。歴代つっても定々あたりしかまともな描写はないけど(笑)。定々の前の将軍は確か天人襲来の折心労で倒れてしまっているので天導衆を相手にするのはかなりの激務だ。となれば将軍家の暗部を一手に引き受けてやめるのは潔いようでいて、見方次第ではその実逃げてるようにも見えてしまう。結局天人を排するなんてことは今更出来ないんだから、誰かに押し付けるしかないんだよね。
もしこれが盛大なパフォーマンスだとしたら、茂々は偉大な人だと思った。
どっちに転ぶのか楽しみです。まあ人間くさいのがどっちかといえば断然やめちゃう前者だったりして(笑)。英雄としても語れるが、辞めたあとの政を考えているのかイマイチわからない。鍵は一ツ橋の誰かかしら。


今回おおっと思ったのが、先生!と叫ぶ銀さんの顔がはっきり示されたこと。白夜叉といい先生といい、ここ最近の銀さんはいつになく心をむき出しにする。感傷にひたるというよりは、気合を入れる感じだったのが印象的でした。松陽はいつだって銀さんを生かしてくれる存在なのかもしれない(と妄想してみる)。
そういえば、先生の顔が先週以上に女顔だった(笑)でも山ちゃんならちゃんとふさわしい声をあててくれる!(だからアニメで見たい)

コミックスの加筆修正を見るに、将軍家に出向いたのが昼間で、夕方銀さんたちが捕えられた頃には幕府の城を背にして太陽が沈む頃だった。太陽が城を照らすように沈んでいった。
それが今は朝日が昇る。城の屋根から朝日が見えた形です。
取り上げられた侍の誇りが「我々」「侍」に戻った(かもしれない)証明だろうか。

先週分で銀さんを心配していた新八と神楽が、傷だらけの銀さんを支えていたのがものすごく嬉しかったです。月詠でも信女でもなくというのが特に。戦いではなく、日常で銀さんを支えているのはあくまでも新八と神楽なんだなあ。



行動の真意なんて、なかなか伝わらない。なんだか捻じ曲がって伝わって誤解されてしまうことすらある。
そんな中全てを理解して説得の言葉にした将軍茂々は、何も考えていないようでいてよく見ていてくれる人なんだなと思いました。育ての親の舞蔵、遊びを教え民の下に連れ出してくれる親父代わりの松平のとっつぁん、そして反面教師のような定々・・・彼をいろいろな意味で育ててくれるひとがたくさんいた結果なのかもしれない。


とにかく将軍茂々がかっこよかった。
相変わらず次回が楽しみすぎる引きですね!
楽しみすぎて来週がつらい(笑)








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Category * 銀魂@WJ
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