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Thu
2011.11.03
00:18
 
最初に書いた感想を読み返したらバカっぽい書き方に絶望したので捕捉的にもうちょっと書いてみた。
読みすぎてしわだらけになったんだが、ジャンプをもう一冊買うべきか否か(立ち読み倒された木曜日のジャンプだけは勘弁)。

 

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「俺ァおいていかねーよ。誰も」

かぶき町四天王篇では、自分ひとりで全てを背負い込もうとしたら新八と神楽、キャサリン、たまにそれは違うと叱咤された。それを踏まえたうえで、今度は決して逃げないとたまに宣言しているわけだ。自分は誰かを支えている存在だという自覚。

だけど。

一見決意の言葉だが、どうしようもなく寂しがり屋の台詞にも聞こえてしまって切なかった。誰も置いていかない、逃げない。それは裏を返せば自分は一人では生きられないと告白しているようなもので。彼もまた、誰かの支えなしには生きられない。

夕日を背景にした銀さんの表情は、力強いような、それでいて寂しいような、複雑な感情が渦巻いているように見受けられました。強さと弱さが渾然一体となって顔に出ている。

「前はもっと・・・こう複雑なややこしい魅力の人」日輪が評した銀さん像はなるほどその通りだな、と。
彼は強いんだけど、どうあっても弱さがそこから無くならない。

金時に攻撃をしかけた時などとんでもないドSを発揮しておきながら、どうあっても銀さんとの経験を思い出せない新八と神楽を強引に自分の手元に置くことはしなかった。あげく金時を慕うふたりを認めてすらいる。・・・ここでは何故か(女の子に対して同様に)押しが弱い。「意中の女をおとすには時に強引さも必要」・・・だから銀時はモテないんだと評したパーフェクト銀時こと金時の言葉がそのまま当てはまってしまう。何故、そこでとたんに押しが弱くなる?何故、強引にでも二人を自分の下に戻さない?

「俺達がこの手でつくってきた真実」=40巻分の思い出にすりかえるのは、結局新八や神楽への優しさあるいは押しの弱さゆえの言葉だと思うのです。本来、とり戻すと宣言した「真実」のなかに新八と神楽は当然含まれているハズなのに、何故かそれが除外されてるように聞こえる違和感。銀さんひとりで作ってきた真実ではない(「俺達」と複数形になってる)だと分かっているくせに。銀さん自身と新八と神楽あっての万事屋だと分かっているくせに。
毒気まで削がれて、大事な彼らがうまくやっている金時を倒した結果、たとえ真実を取り戻したとしても元に戻れない覚悟すらしている。

これ、新八と神楽が記憶を取り戻したら、かぶき町四天王篇よろしくやっぱり盛大に叱咤されることになるような気もします。なんで自分らを強引にでも元に戻そうとしないんだよ真実は金さんではなく銀さんと3人プラス一匹で万事屋じゃないかバカヤロー、と。
ここで思うのは、銀さんの世界の中心は万事屋なんだということ。中心で作り上げてきた万事屋というものを、彼は本当に大事にしている。普段セクハラ大王でも、意中の女の子には押しが弱い。

肉体的にはどんなに強かろうが、精神面でふいに弱さが表に出てしまう。
護り護られ・・・誰かに支えられて、あるいは誰かを支えて生きている。そんな<当たり前の日常>は誰かに破壊されることでかえって有難さが思い知らされる。ある意味、銀さんの原点(万事屋)回帰なんでしょうね。万事屋に新八が入ったことで始まった物語は、やっぱり「万事屋」が原点だ。








強さと弱さが一緒くたで、ドSでありながら優しくて、万事屋としてすごしてきた時間を大事にしている、そんな銀さんがとてもいとおしい。新八と神楽が宇宙海賊春雨に連れ去られたときに、いつの間にか背負い込んでいた・あいつらがいないと歩いていても楽しくないなんて言っていたけれど。かなり初期段階でもそうだったんだから、40巻の積み重ねがある今はもっともっと「楽しくない」んじゃないかな。新八や神楽だけじゃなくて、万事屋として関わったたまや他の皆もまたいつのまにか荷物として背負い込んでて、やっぱりいなくなったら「楽しくない」んだと思います。お登勢に拾われて万事屋をはじめて、新八と神楽がはいって、誰かと少しずつ関わって、バカ騒ぎして、巻を重ねていくごとに少しずつ銀さんをとりまく世界が大きくなっていった。それが感じられて、読んでいてとても面白かったです。

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Category * 銀魂
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