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Sat
2011.09.17
23:23
 
とにかくカッコイイの一言。面白かったです。

キャッチフレーズグランプリの銀魂部門は、「いざって時、銀時。」こちらも(思ったよりも)普通にカッコイイフレーズでした。
まあいざって時にかっこよく決めるときもあれば、いざって時に盛大に失敗することもあるけれど(屁怒絽一家との銭湯話)。

というわけで、以下ネタバレ感想。

 

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なんというか。
近藤さんの活躍をそろそろ見たい。銭湯話なりラブチョリスなり、ここぞというときにおかしな方向に走ってしまうのはもはや仕様なんだろうか(笑)。バズーカをを構えて天井に大穴をぶち開けたところまでは良かったのに惜しいぞ。

異三郎は<冷静に>知恵空党の連中の逮捕のために芝居を打っているのかと思いきや、そのまんま真選組と対立。ここがちょっと意外にストレートでびっくりでした。冷静でいるようでいて、個人的事情に動いていたのは異三郎も変わらない。
銀さんいわく「誰も救おうともしねェ器用なポリ公」
土方いわく「誰も救えねェなんて諦める」「どっかのものわかりのいい野郎」

逆に言えば、物分りがよくなくて不器用だからこそ全部救いとろうとしてしまうのが、銀さんなり土方だということ。

銀さんは罪人だろうが何だろうが丸ごと救いとる。関わった以上は護る。世の中護り護られだ~と改めて気づかされたのがかぶき町四天王篇だ。仲間のためなら星をも落とすと蓮蓬篇で坂本に語られた内容を、星を落とすのではなく「丸ごと救いとる」と銀さん自身が坂本の言葉を改めた形になるのが面白かった。白夜叉と言葉に出来たのは坂本にそういわれたからっていうのもあるかもしれないとちょっと思ったり。

余談ですが、4巻第二十七訓「困った時は笑っとけ笑っとけ」で坂本は「星ごとすくいあげる漁をする」と言った。銀さんは「のんびり地球(ここ)で釣り糸たらすさ」「地べた落っこっちまった流れ星でも釣りあげて、もっぺん宙にリリースよ」と言った。この時点は攘夷戦争真っ只中で、当事に比べたら今の「丸ごと救いとる」という言葉のなんと力強いことか。

丸ごと救いとる、とは浪士どもを見逃すという意味ではなかったのも面白かったです。因果応報で、やったことの報いは受けなくちゃならない。救うとはそういうことでもある。

土方のスタンスとしては罪人だろうが何だろうが、過ちを止めて前に進む術を教えてやる事。
「悪ガキが罪人(わるがき)見捨てたらシメーだろーが」
立場が同じだからこそ、自分にはそいつのことが分かる。分かるからには教えてやらなくちゃならない。決して見捨てない。だからこそ捕まえなくてはならない・・・過ちを止めるために。
自分が通ってきた道であり、このセリフは今の自分に自信がなくてはいえないセリフなんじゃないかな。

銀さんが鉄之助をけりあげたときの怒りは、本気なんだかフェイクなんだかイマイチ分からないが、たぶん本気。この場合近藤の一言「よくここまでこらえたな」で悟ったのかしら。だとしたらなんと言うツーカーっぷり。細かい戦術なり作戦なりがあったわけでは決してなくて、ここで描かれるのは<何もいわなくても仲間には真意が伝わり、その通り行動できる>以心伝心だ。すごいな~と思うと同時に、ジャンプ漫画だな、と。

下にいた沖田がドSラッガーだったのに笑った。
で、信女可愛い!超可愛い!
一緒にドSポ-ツやっていたりして、何気にドS同士意気投合したんでしょうかね(笑)。
落ちてきたのが真選組だったとしても二人ともが同じようにラリーしそうだなコレ。ていうか、何故真剣をバットとラケットに持ち替えたw


土方と銀さんが見廻組を攻撃したのは仲間割れをすることで浪士どもを下の階に追い詰めるためのフェイク。
逃げ場のない浪士たちは下で真選組(と信女)の格好の餌食になった。
対して異三郎が取った行動は、動くものは皆標的だと撃とうとした。
で、下に転がっていた真選組の連中はおそらくフェイクで、味方かと思われた白い征服を着た男も実は土方だった。ラスト、手榴弾かと思われたそれは実はマヨネーズの入れ物で(笑)、見廻組のヘリコプターは勝手に本物の手榴弾と見間違って建物にぶつかった形。
見廻組が自滅して決着、と。
警察はあくまでも罪人を捕まえることが本職であることに対して、「罪を裁くこと」は(たぶん)その権限にない。敵をぶった斬ったところでその場は収束しても何の解決にもならない。真選組をつぶしたところで同じ事でしかなく(個人的鬱憤は晴らせる)、ならば異三郎がこれからどういう行動に出るのかが気になるところ。
だけど異三郎の絶望のような言葉は、諦めというよりは世の中そういうものだという悟りのような感じ?とはいえ、この一連のくだりも異三郎の携帯での茶目っ気を見ればフェイクのような気も・・・






いたるところ脳内補完をしなくちゃならないけれど、それを覆すかっこよさがあったせいか面白かった。さすがジャンプ漫画というべきか。事件の経緯よりも、土方の生き方・真選組としての在り方がメインでした。

銀さんが白夜叉だとぶっちゃけたのは、今後のシリアス話の布石なんじゃないかな。第一銀さんならば口八丁でのらりくらりとかわしそうだ。
蓮蓬篇といいこのバラガキ話といい、銀さんは白夜叉=過去攘夷活動をしていた~といったことを銀さん(と作者)が隠さなくなったのが面白い。あれだけ自分からは話さなかったくせに、どういった心境の変化なんだろうか。話さない=言いたくないではなくなった?

なんにせよ、過去がああだったとバラしたところで、それがどうした!と言い切れるほど万事屋銀ちゃんとしての物語の積み重ねがあるようにも見えました。過去次第で切れてしまうのならそれだけの関係でしかなく、今現在を重視するのであればそれなりに双方関わりがなくてはならず、結局人と人とのつながりは関係の積み重ねの結果なんだと思ってます。土方の過去がどうあれ近藤さんたちが受け入れているのは今の土方が存在した結果だ(・・・という話なのが今回のバラガキ話)。

ならば白夜叉だとぶっちゃけて今後どうなるかは、今までの積み重ね次第なんだろう。そして銀さん自身の問題としての白夜叉時代が彼の中でどう扱われているのか(あるいは変化したか)が非常に気になるお話でした。

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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂@WJ
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