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Mon
2011.06.20
20:06
 
サムライハート(Some Like It Hot!!)サムライハート(Some Like It Hot!!)
(2011/06/08)
SPYAIR

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211話のエンディング「サムライハート」は、えらく切なく聞こえたものです。
銀さんと次郎長が立ち向かう姿が、本編ではもっと悲壮的に描かれていたからだ。

だけど今週はうって変わってエンディングの余裕がある笑みが印象に残った。笑みを浮かべるほどの余裕をもって、勝負そのものを楽しんでいるかのよう。

なんだろう、タイアップ曲にすぎないのにここまで本編とリンクすると良いな~って思う。
「泣いたって笑って、憎んだって愛して生きてゆこう」のところ大好きです。

ちなみに「Some Like It Hot!!」は訳せば「お熱いのがお好き」だそうです。
確かに熱い熱い物語だ。

ということで以下感想。

 

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原作第三百三訓「30巻あいても切れない絆」の途中から第三百四訓「鉄の街」がAパート。
第三百五訓「ジジイと若い女が一緒にいると何か色々想像力が増す」から第三百六訓「しぶとくずぶとくしたたかにしなやかに」の後半ちょい残したあたりまでが今回のお話。

うわー、詰め込みすぎ!
もうちょっと間を持ってひとつのエピソードを印象深くして欲しかったのが正直なところです。エピソードの盛り上がりが若干欠けて印象が薄いのが気になった。
とくに新八と神楽が平子と西郷とタイマン勝負。
ただ何度も書いてるが、2度目に見たときは普通に面白かった。週刊連載のひとつの話の盛り上がりを、数話纏めてひとつのエピソードとして放送するとこうなるっていうことなんだろうなあ。全部が全部盛り上がりでは、結局どれが一番言いたいところなのかが分からなくなる。

ここのタイマン勝負から銀さんの台詞「見損なえよ。そいつらに見そこなわれるよりはましだ」は、私的には前回の自分たちを信じろと新八と神楽が叱咤したことに決着がつくエピソードだと原作を読んで解釈していたんだが、アニメではそうではなくて、Bパートで描写された銀さん一人を遺して新八と神楽に「西郷の息子のことは頼んだ」「約束しただろ、てめえら信じて頼んでんだ。だったらてめえらも俺を信じろ」→「かぶき町でまた会いましょう」の流れこそが前回の新八・神楽に対して銀さんがオトシマエをつけた格好になっているのが興味深かった。アニメスタッフはそういう解釈なのね~。

筋として、新八と神楽と別行動をとって銀さんひとりで次郎長(あるいは他の者も全員)と決着をつけるという構図は、前回と全く一緒。ただここで違うのは、新八と神楽を突き放してひとりでいくか、あるいは信じて行かせるかの差だ。なるほどそういうことか。

で、作画としてもうちょっと迫力を、なんて贅沢言ってみる。とくに万事屋の屋根付近から炎が上がってるCGなんて、あんだけ黒煙が出てりゃ中身も燃えてるだろwとつっこんでみたり。ただ、バトルはテレビシリーズ紅桜篇に比べると格段に上だなとは思いました。劇場版とつい比べてしまうのが難点なんだよね。

そしてツッコミをもうひとつ。屋根の炎はたまさんの攻撃の炎に見えなくもない・・・w


それはそれとして。

余裕綽々にベラベラまくしたてていた平子が、思いのほかあっさり倒されてしまう。
西郷の説明によれば、「こいつが、人の大切なもんを奪ってきたあんたと、護ってきたこいつらとの差って奴なのかね」
最初こそ頬笑みながらまくしたてていたのに、源外の機械の攻撃をかわす平子の険しい表情に変化してます。なんとなく台詞まわしも焦りが感じられるような。


共に真剣を使った新八との完全無欠のタイマン勝負で負けてしまうまでに何があったのかと言えば、万事屋を慕って・あるいは騒ぎを聞いて駆けつけた者が多くいたことだ。火消しの辰巳が、鉄子が(新訳紅桜篇を見てるのでここは胸が熱くなった)、ハードボイルド同心こと小銭形とハジ(小銭形にはツッコミしてほしかった!)、源外、マダオ、狂死郎以下ホストクラブの面々、お妙以下キャバ嬢たち・・・彼らが万事屋の危機に集まってくれた。ただ万事屋やお登勢を慕っているというのではなく、それぞれが自由に生活して護りたいものが「かぶき町」にあるからだ。

これが予想外だったんだろう。

あくまでもお登勢一家に拘り、四天王の周囲しか平子は知らなかった。万事屋がここまで深くかぶき町に根付いていたとは思ってなかったんじゃないかな。お登勢をつぶした以上、たとえ立ち向かったとしても相手はわずか数名という計算しかしていなかった。ましてやあんな戦力があるとは思いもしなかったはずだ。彼女の余裕の根拠は、泥水一家とオカマ軍団での数としての圧倒的戦力、対してお登勢一家は「孤立無援のひとりぼっち」だと思いこんでいた。
平子は新参者なんだから分からなくて当然で、この設定を活かした形。

よく見たら、原作ではゼーハー言ってる新八がアニメでは息を乱していないんだよね。共に真剣を使い、勝負としては新八と平子は完全に対等になってる。
力に歴然とした差がないのであれば、状況や精神状態で力は左右される。そして平子の戦闘能力がいかほどかが分からない。・・・それを踏まえれば、平子が負けたのはつまりそういうことだ。新八と平子がどちらがどの程度強いかどうかはここではどうでもよくて、問題なのは<どうして負けたか>だ。むしろ勝った喜びは全く語られない。

それともうひとつ、タイマン勝負には複数の仲間がいる連中(まんじゅうをわけあうような仲)とたった一人で誰にも頼らずにいたものの差がここに出ている。

西郷は踊ってやっていたにすぎない。平子に対しても、勝負を挑んだ神楽に対しても真剣に踊ってやった(ほんと、優しい大人だ)。そんな彼女の傍にいてやられてみせたのは彼なりの優しさなんだろうか。
おかまと狂死郎のバトルは完全に遊戯でした。本気で殺りあうつもりなんざ毛頭ないのは、同じかぶき町で生きているからだ。

Bパートの次郎長が渋かった。相撲中継ほっぽいて~というくだりは普通のおじいちゃんみたい。

宇宙海賊春雨とつながっていた華陀。傭兵部隊を率いてかぶき町をのっとるのが本当の目的だとここで明かされる。そのためには四天王と呼ばれて町を牛耳っているものたちが邪魔だったのだ。
それに対抗したのが次郎長で、かつての攘夷戦争から学んだ天人の脅威と友も護れなかった自分の無力から、どんな手を使ってでも天人に勝とうとした。何気に分かれた妻は次郎長を理解していた形だ。それを気付かずに手放してしまった次郎長のやり方は正しかったのか?間違っていたのか?平子は次郎長と一緒に間違うことで共にあろうとしたのがなんだか切ない。だけど間違っていたからといって追い出されはしないのが「かぶき町」だというのも面白いんよね。

Aパートの詰め込みっぷりに比べたらBパートの方が面白かったです。
四天王篇になってからBGMが2曲ほどヘビーローテーションされているのに、心情で変わって聞こえるんだから凄い。

傭兵部族・辰羅を巻き込みながらタイマン勝負をすると見せかけて「俺がヤるまで」「死ぬんじゃねえぞ」は211話と対になってる。あのときと違うのは、銀さんがひとりじゃないことだ。ちゃんと面と向かって話をして、げらげら笑ってしまう彼は、強い。護るべき者があり、支えられていると頭で理解すると強いんだ。
ここで反転してちょい間があって「サムライハート」に行く流れが良かったです。
次回が楽しみ!




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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂’@2期
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