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Sun
2011.06.12
00:43
 
アニメージュ 2011年 07月号 [雑誌]アニメージュ 2011年 07月号 [雑誌]
(2011/06/10)
不明

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発売中のアニメージュ7月号に、銀魂’記事が3ページありました。うち2ページがかぶき町四天王篇特集。
「シャイなババアのひとりごと」と題した、お登勢役のくじらさんのミニインタビューが面白かった。
読んでて思ったのは、ババアババア言いすぎw だが、そんなババアなお登勢さんが大好きです。リアルなあの年代を思えば、お登勢さんは精神面では理想のババア像だと思ってます。

なんていうか、211話でお登勢さんが銀さんたちを含めたお登勢一家を「家族」だと言うのは正真正銘本音なんだろうな、と。いざ本人を目の前にすると野良猫だの何だの言っちゃって、切羽詰まったときでないと決して本音は言わない。なるほどシャイだ。

お登勢さんと銀さんの関係性で言えば、シーズン其ノ壱第48話Bパート「何であれやるからには負けちゃダメ」の会話がかなり好きだったりする。

「すげえぞ、ババアは。苦しいとき、そんなとき、頼りになるババア。略して~」
「クソババアじゃねえか、コノヤロー」

この回は、銀さんが神楽の保護者っぷりを発揮してるのも微笑ましい。

そんなお登勢さんが窮地に陥ったとき、銀さんはどうなるのか。
以下続きから。

 

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210話Bパートで平子に「月並みなこと」と前置きした上で復讐はいけないと言い切っている。ところが211話Bパートではどうだ。あの血走りっぷりは復讐者の目だ。ちょうどBパートどうしで対になってるのかな?

次郎長とのバトルシーンで印象的なのは、血を流して気を失っているお登勢を発見したときの一瞬の静寂のあと、大雨と次郎長の声が響く中で銀さんの瞳が全く描写されていなかったこと。
あるとすれば、上記のように血走った目だ。
彼は血走った目で、いったい何を見ているんだろう。
ただただ、目の前の次郎長だけを見ていたはずだ。
211
とにかく表情を露わにして木刀を振りまわしてる。・・・そう、次郎長相手に戦っているというよりは、無駄に力を使いながら木刀をめちゃくちゃに振り回してるように見えた。とにかく気力だけで動いている、というか。

ここで新訳紅桜篇のバトルシーンをちょっと見てみる。

劇場版
目の前の敵を斬って、死角にあたる後ろ側の敵を蹴りつつ、視線の先にもう一人の春雨を見据えている。

劇場版
(この場面の直後は幹部らしきちっこい春雨が空中から攻撃をしかけてくるカットがあります)
首根っこを掴んできた春雨を蹴ったらそいつがやられてしまう。視線を上げるとそこにいたのは空中から武器を投げつける春雨。上をちらっと見てる銀さんの表情が一瞬驚いてるような気がせんでもない。ていうか、画像がちっこくて分かり辛いな(´・ω・‘)
劇場版
そのあとは冷静な表情に戻り、上からの攻撃をしっかりと見ている。で、進行方向に春雨がいたら微妙にそいつの方向に顔を向ける。とにかく死角を作らないように、どの方向からの攻撃も受け流せるように戦っています。
そのうえでヅラと会話も出来るんだから、いかに彼が冷静に戦っているかが分かるというもの。そして、表情を全く変えずにやってのけている。

第80話(柳生篇)敏木斎曰く、「死んだ魚のような目ェして、よう見てるじゃねえか」。
そもそも、敵の武器を奪って自分のものとして戦う~にしても、しっかりと相手の武器を見ていないと奪う事すらままならないはずだ。
もちろん視覚的要素だけではなく他の事でもそうなんだよね。同じく80話ではこんな台詞も出て来る。
「てめえ(新八)にはよく見えるだろう。護り護られる大事なもんがよォ」
眼鏡をかけて視界をクリアにすることと、状況を良く見え据えることとを掛けてます。
とにかく銀さんはああ見えてよく物事を見ている。

ところが、だ。
211話の次郎長との戦いにおいて、あんなに目をかっぴらいている癖に次郎長相手に手も足も出なかった。次郎長が銀さんよりも強いから?それとはちょっと違うだろう。
お登勢が目の前で倒れていて、過去の自分の決意を思い出して、ただただ目の前のものを壊したかっただけなんじゃないか。次郎長への復讐であり、もっと言えば不甲斐ない自分自身への八つ当たり。次郎長がべらべら喋っているのに銀さんが一言も発しないのも余裕がないから。このとき、目の前のものにどう対処したらいいのか、それを判断するために「見る」ことすら放棄している。とにかく瞳の描写がないのは、そういうことなんじゃないかなあ。怒りなのか悲しみなのか分からないようにしてるのが良い。

かっぴらいた血走った目で何を見ているのか・・・目の前の次郎長だけなんじゃないかな。たぶん何も考えてない。回想シーン(墓での決意)を延々思い出し続けていたのかもしれないなあ。それを思わせてくれるのは大雨のSEです。聞こえているのだとすれば激しい雨音だけ。あるいはお登勢を見つけた時一瞬静寂だったように、無音。どちらにせよ、次郎長の声は聞いていたとしても理解はしていないんじゃないかな。反論すらしないということは・・・

見ていなくて、聞いていない。だからこそ、たとえ次郎長と戦ったとしても負けてしまうのは当然だろう。次郎長は鳳仙のようなべらぼうに強い奴ではない。似蔵(機械の紅桜)や地雷亜(糸で宙に浮いたような攻撃)のように特殊能力があるわけでもない。攘夷戦争を生き抜いた男という情報しかない。強さというものを何を持って銀さんより強いのかが明確に定義できないキャラなのです。

歴然とした力の差がない限り状況や精神状態で強さなんて簡単に崩れる不安定なものだと僕は思っています。(16巻68ページ)

空知さんのお言葉を借りれば、状況や精神状態にゆるがされてしまったために力が不安定だということなんだろう。お登勢がやられてしまった・・・その一点で銀さんの強さは簡単に崩れてしまったのだ。ならどうすれば彼は良くなれるのか~は、次回以降に語られる。

銀魂のバトルシーンが素晴らしいのは、派手な必殺技がない変わりにバトル時の個性が分かりやすく描写されていることにつきる。新訳紅桜篇は劇場版だからそのクオリティと言えばそれまでだが、今回の次郎長とのバトルシーンと見比べてみると、銀さんの戦い方の違いがよく分かって面白かったです。

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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂
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