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Thu
2011.05.19
21:04
 
本誌銀魂感想の前にちょっと。←記事を分けるつもりはないらしい。

an・an (アン・アン) 2011年 5/25号 [雑誌]an・an (アン・アン) 2011年 5/25号 [雑誌]
(2011/05/18)
不明

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銀魂の話題が全4ページ。
「限界を攻めるマンガ、『銀魂』が面白い!」というタイトルで、紅桜篇・柳生篇・かぶき町四天王篇・竜宮篇から1ページほど抜粋して名場面の紹介をメインに構成されています。ほうほうなるほどと読めるものから、それ違うんじゃね?というものまで割と読み応えがある記事でした。

違うんじゃね?というのは、「銀さんは、護る。自分にとって大事な人を。そのためには、自分の命だって差し出す覚悟だ」という箇所。・・・違うよ。銀さんは、例えどんな危機的状況下でも生きようとする人だと思ってます。人を生かすために距離を置いたら、それは違うと新八と神楽に言われたのが所謂かぶき町四天王篇。人を生かして、自分も生かされて、どんなに小汚くてもてめえらしく皆の中で生きていこうとする人だ。誰かの危機に自分から入り込んでいくけれど、それは決して「自分の命を差し出す覚悟」からじゃないんだと思うんだがなあ。まあ、読みは人それぞれ。

どちらにせよ銀魂特集というので既に違和感が(笑)。あれ?少年漫画の王道たるワンピでも鋼の錬金術師でもないんだな~と。ギンタマニアということで読者代表の有名人がコメントを寄せたり(女性陣は知ってたけど男性タレントは正直誰?)アニメ銀魂から設定制作の方のコメントも少しありました。


というところで今週の銀魂感想。
以下ネタバレ。
 

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一番笑ったのは、おまえらまだラブチョリスやってたのか、ということでしたw



新八に送られてくる死の爪(デスキャンサー)と神楽、銀さんのメール画面が構成のほとんどを占めている。
つまりこれって、町中で新八が盛大に独り言のようなツッコミをしているわけで(笑)

相変わらず件名に「パ」まで入れ込んで律儀に下ネタを通す銀さんに、怪しげな死の爪を前にして写メを寄こす笑顔の神楽。緊張感のない彼と終始焦っている新八とのギャップが面白かったです。

ここって単純にパチンコ行ってただけの銀さんと下ネタを真に受けていかがわしい店に入る死の爪とは、結局メールでの意思疎通がうまく行ってないということにならないか?wついでに言えば、「ホラ俺いきつけの3丁目の角のいつも玉うってんだろあそこで俺」で神楽は文字通り3丁目の角で死の爪の大事な部分を打ちつけている。この場合まさに銀さんが神楽の目の前で不注意からしょっちゅう打ち付けてるかどうかは知らんが(笑)、やっぱり銀さんの伝えたいことが上手く神楽に伝わってないんだよね。銀さんもまともに伝えようとはしていないわけだし、皆も勘違いを重ねている。
完全にギャグになってるけれど、何気にメールでは意思疎通がままならないことをここで描写してます。

そして死の爪・・・希望の爪(ホーリーキャンサー)はメールでこそ口は達者だが実際は寡黙な男という設定だ。
饒舌だった女房に笑顔をとりつくろうことしかできない不器用な男。ならばと女房が提案してくれた携帯のメールでの意思疎通は、肝心な本心を伝えたい相手である女房が死んだことで幕を下ろすことになる。つまり希望の爪は相手のいないまま一方通行の意思疎通(矛盾)を図ろうとしたのだ。それはもはや意思疎通ではないんだよね。だって相手がいないんだもの。相手が死んでしまったからこそなのか「書かずにはいられなかった」「女房への思い」・・・言い換えれば文字情報が定春が飲みこんだ携帯に詰まっていたわけです。・・・内容はアレだったが(笑)

神楽が欲しかったのはメール機能というよりも意思疎通だった。それも明確な。同じ場所にいるだけでは物足りなかったんだね。メールをしたら返して欲しい・・・つまりそれは、ただ繋がっているだけでは飽き足らなくなってるということ。携帯電話はこの場合は「手段」だ。手造りの「よろず屋」のストラップは、他人のものに過ぎない携帯を自分のものにしたという意味であり、万事屋の明確な結束の証。一度ストラップを破いて川に捨てたのは、神楽が銀さんと新八に文句を言って一人駆け出して離れて行ったことを意味する。

で、その後彼女はすぐに銀さんと新八の前に戻ってくる。捨てたハズのストラップをテープで補修したのはそういうことだ。万事屋の3人は綺麗で完璧な関係性ではない。ちょっとした些細なことですぐケンカをしてしまう。だけどそれをテープで雑にだが関係が修復される。ならなぜ修復されるのか?

銀さんの台詞「まだ来てねーじゃねえか。バーさんの返事」を受けて神楽が送ったとすぐに分かる絵文字入り(だから神楽が送るメールにはしつこく絵文字があった)のメールが希望の爪宛てに送られてきた。
ここすごいんだよね。明確な意思疎通なんざしていないのにも関わらず、銀さんと神楽がたぶん同じことを考えてるのがすぐに分かる。一人は希望の爪を諭し、一人は具体的行動にでる。それが出来るんだからケンカしたとしても関係が修復されるのも分かるというもの。冒頭部分でメールで上手く意思疎通が出来なかったのが嘘のようだ。

携帯は電波の届かないところでは通じない。メールも届かない。でもその圏外ですらわめきあうことが出来る・・・文句言いながら、ケンカしながら、結束しながら、どんなことだってできる。銀さんの言う「圏外」と言う言葉は、結構深いと思った。

とにかく素直じゃないんだよね。決して明確な言葉は伝えない。希望の爪やお登勢さん曰く「何も言わなくても伝わるだろうなんてカッコつけて(中略)ジタバタ醜態さらすのが男って生き物」だからだ。
だけど、そんな中神楽が贈ったストラップは持っている。携帯電話は意思疎通の手段であり目的ではない。だからこそ目的とは相手そのものであり、意思疎通・・・繋がっている証たるストラップを本人が持っていればそれでいいのです。伝えたい相手は携帯電話を通さなくてもそばにいるのだから。神楽は、先週分の冒頭の女の子たちとの他愛のない会話よりも万事屋の仲を優先したんだね。神楽が実に可愛らしい。

喜んでいる神楽が「別に」なんて照れ隠しではぐらかしてしまうのは、カッコつける男性作家だからこそだとも思ったけど。

今回の前後編で描かれたのは、万事屋の関係性でした。あれだけ希望の爪は具体的なメール・・・状況説明台詞ばかりだったのに、肝心な万事屋の関係性となると具体的な台詞は一切書かないんだなあ。これは狙ったのか、あるいは偶然か。そして「よろず屋」と書かれた神楽手作りのストラップを銀さんと新八が持っていることが、言葉では語らずとも彼らの意思を饒舌に語っている。こういう小道具の使い方大好きです。

やっぱり万事屋3人の関係性が好きだなあと改めて感じたお話でした。
こういうの、いいなあ。アニメで見たいなあ。

そういや銀魂本編3ページ目のラストのコマが「メールが届きました From 神楽」だったのに次のページをめくったら銀さんだったってどういうことなのかがちょっと気になる。
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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂@WJ
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