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Mon
2011.05.02
20:14
 
この話大好きです。(5/3追記あり)
アニメ銀魂再開が決定してから、この話がアニメで見れるのを何よりも楽しみにしていました。
ギャグ話は1話につき原作2話分消化しているのに対して、今回は原作では1話完結の短編にも関わらず1話かけてじっくりと丁寧に見せてくれました。アニメスタッフの方々にありがとうと言いたい。ほんと、銀魂はアニメスタッフに恵まれてる。
ここ最近の原作は面舵一杯ふりきった下ネタ&コマ割無視(余韻が無い)で入れたい台詞は全部入れてるだろ的な圧倒的台詞量なので(笑)、この手のはっきりとした1話完結の人情物は久しぶりかもしれません。そろそろ原作でこういうのがまた読みたい。

そういえば、先週のテレ東携帯サイトの東Pのコラムにて、OP冒頭部分にサプライズがあることが言及されていました。書き方が先週放送分ぽかったので、いくら先週分を見返しても変化が分からずもやもやしていたところ、今週見たら分かりやすいほど冒頭におまけがあった(笑)
銀八先生によるタイトルロゴの「’」の説明です。実際のところは監修のオッさんの説明によれば「コピーライトの区別のため」とのこと。
よそ見してOPを聞いていたら急に音楽が止まって台詞が来たのでびっくり。「そり残しのムダ毛」など例えがいちいち卑猥なんだよw

というときの以下アニメ銀魂’感想。

 

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この話は、「かぶき町四天王篇」の布石で、前日譚的なエピソードだと思ってます。お登勢さんがキャサリンを実の「娘」のように可愛がっていることも、銀さんが何気にお登勢さんのそばにいたり裏で依頼なしでこっそり動いていたのも、お登勢一家のうち誰かがいなくなるのも、全ては四天王篇のための布石。割と順番をひっくり返して放送しているアニメ銀魂’ですが、ちゃんと四天王篇の前にやってくれたことがとても良かった。
ここら辺は語りたいところ山の如しなんだがまたの機会に。

ストリップ観劇のシーンは大丈夫かな~と思ったら全くの杞憂で笑った。ただマダオに投げられたのが上だったのは見逃さなかった。

お登勢と銀さんの二人で酒を呑みながら交す会話は、なんだか親子のようでとても好きな場面です。
あと、冒頭でキャサリンの声が徐々に変わっていったのも面白かった。最初から綺麗な声ではなく、いつものキャサリンのダミ声から徐々に変化してました。

基本的に原作通りですが、冒頭でキャサリンが変化した時点では「結婚を前提にお付合い」というように、時間軸が原作よりも少し前になっています。(原作ではこの時点で「結婚します」)
なので、サブタイトルの後の新八による末次郎の説明は「新進の実業家」「羽振りが良い」に。(原作はこの時点で既に事業に失敗してキャサリンとともに再起をかけた店を持つことになってる)
キャサリンがスナックお登勢で働くことを認める包容力のある男性となっており、キャサリン自身もまたキャサリンの固定客倍増したらしい。それによって「結婚前提のおつきあい」で良い影響が出ていることを描写しています。

ところが状況は一変。リーマンショックの影響で破産で別れを切り出した(キャサリンを想っての別れの演出)ところ、一軒だけ残っていた末次郎の不動産に店を出すための資金をキャサリンが 自分から進んで 質屋で借りた。つまり、末次郎から頼んだのではなく、キャサリンが自分でお金を提供するように仕向けたわけです。タチの悪い詐欺師の手口でもって。外道ローンの男曰く「付き合い出してから無一文になる設定」。原作では事業の再起のための資金提供が末次郎から持ち出されたのかは不明で、キャサリンがお登勢の元を離れた後にお金を持ち出したように描かれているのを考えれば、どちらが末次郎のタチが悪いかと言えばどちらかと言えばアニメ版。

そして、キャサリンと末次郎が大雨の中質屋に入っていく姿を銀さんが目撃している。つまりここは、銀さんがキャサリンのために動くきっかけになっているのが面白かった。普通、これが幸せに直結するとは思わないよね。苦労が目に見えている。

で、二人が質屋に入るのを見ていた銀さんが、それに関して何も言わずに黙ってお登勢の言葉を聞いていたのがとても印象的でした。実の娘ではないけれど、それと同様に親心を見せるお登勢の想いをはかって何も言わない。もしかしたらキャサリンが酷い目に遭うんじゃないかと引きとめる話も出来たかもしれないのにそれはしない。黙ってお登勢の話を聞いて、キャサリンが作るであろう新しい店で呑むことを提案するだけだった。苦労をするのが目に見えていても、それでも悪態をつくしかできなかったお登勢さんの心情の吐露。
二人が質屋に入っていくのを目撃した銀さんもまた同じような気持ちだったんじゃないかな。なるようになるしかない。キャサリンを、ふたりを信じるしかない。本人に直接いえないのがとても不器用なんだよね。むしろ悪態をついてしまったりとか、こういうところが人によっては嫌われる原因にもなっている。

ところがマダオがキャサリンを目撃したのを聞いて銀さんが彼女の顛末を知る。これらが末次郎と外道ローンをつぶしに行く直接的な要因です。信じていたものを裏切られたとあっちゃ黙ってはおけないから?銀さんの中で許せない何かがあった場合に初めて行動に移すのは、今までの数多くのエピソードで語られている。そうはいっても、直接関係のあるお登勢さんとキャサリンが仕返しをするのではなく、あくまでも部外者(金銭的には全く損得が無い)の銀さんが殴り込みをするので「本物の外道」と自分を呼んだのだろう。キャサリン自身が末次郎への報復を望んだわけではないのも「外道」。
末次郎と共謀していたローン会社に銀さんが殴り込みをかけたところは若干唐突でしたが、末次郎の正体くらい質屋に聞けば分かるかもしれない(そんな描写はなかったけれど質屋と外道ローンが裏で繋がってるかも)。

こうやって、お登勢さん、キャサリン、銀さんの心情がとてもとても丁寧に描かれてます。


あと特徴的なことと言えば、貴重な酒を安酒と称したり、あまつさえ食べカスが残るであろうからの缶にその酒を注いでみたり、反対の意味をわざと持たせているところでしょうか。団地妻顔だったキャサリンが綺麗な顔になり、最後には涙を流しながら元の顔に戻っているんだよね。外道ローンに銀さんが「外道」として乗り込んだ後、キャサリンとお登勢のシーンが綺麗な月と雪の描写だったのも興味深い。
たとえ汚くたって、見た目が良くなくたって、それでも心根が良ければいいんじゃない?お登勢がくれた希少価値のある酒をキャサリンが大事に抱えていたのは、それが希少価値のあるものだからではなく、何よりもお登勢がくれたものだからだ。何を大事にすべきなのか、見た目よりもお金よりももっと大事なものがあるだろう・・・それが分かっていればそれでいい。希少価値のある酒をわざと「安酒」と言い放ったお登勢も同じこと(だとキャサリンは受け取った)。価値が分からなければただの酒でも、分かる人は分かってくれる。

(追記)
違った。ホームレスのおっさんは「三桁は下らぬ伝説の~」と言ってる。つまり、1000円もしない正真正銘の安酒だ。それでも価値があると思えば、どんな安酒でも高級品に思えてしまう。お登勢からもらったものであれば、末次郎に裏切られたばかりのキャサリンにとっては尚更だ。希少価値があるから良いんじゃなくて、安酒でも価値を持たせることができる、そういうことか。

銀さんが取り戻してくれたキャサリンがコツコツ貯めたお金は、キャサリンそのもの。わざと汚く見せるのは照れ隠しなのかもしれません。シャイなあんちきしょう。
全て元に戻って皆で呑もう。銀さんが勘定を持つというのは、何気に一歩身を引いているようで面白いですね。


ほんとうに面白かったです。また見よう。
新八も神楽もたまも優しいんだよね。

来週はめがね篇。予告のさっちゃんあえいでいたようなwしっとりとした雰囲気をある意味ぶち壊したのが実に銀魂らしいというか。めがね篇も好きなエピソードなので楽しみです!
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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
Category * 銀魂’@2期
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空色きゃんでぃ【2011/05/02 22:11】

 

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