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Mon
2011.03.14
20:39
 
銀魂 シーズン其ノ弐 02 [DVD]銀魂 シーズン其ノ弐 02 [DVD]
(2007/08/22)
釘宮 理恵、杉田 智和 他

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本放送は2年目第55話。

本日の2期告知は新八。映像はやっぱりいつもの劇場版DVD収録の新作アニメーション編集バージョンでした。
スポンサーを最初こそ「拾う神」「心あるスポンサー」といいながら余計なひと言「モノ好き」だなんて・・・w
万事屋3人ときたら、来週以降の2回は何になるんだろ。
ついでに。昨日放送の「オトナのサブカルバラエティ ネ申谷田丁バー」(#2 AT-Xで視聴)ではちょびっとだけ銀魂にふれられていました。ファンの反響がものすごかったことが2期に繋がったこと、再放送をへて2期をやること、下ネタと泣かせる話といった幅が広いこと、女性ファンが多いこと~が語られていました。(発言したのはジャンバンでお馴染みのアメリカザリガニのおふたり)映像はやっぱり新作アニメーションから。

以下感想。

 

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「もの食べるときクチャクチャ音をたてない」

この話ものすっごく大好きっ!
ここで描かれるのは、母ちゃんの大胆かつ偉大さたくましさ、そして温かさだ。
空知さんのイメージする「母ちゃん」というのはこういう人なんだろうなあ。本当の名が明かされず、ただ「八郎の母ちゃん」とだけ名乗るのは、広く象徴的な「母ちゃん」というもののイメージを示しているようで興味深いんだよね。だからこそ万事屋の母親にもなり得てしまう。
メルちゃんを助けた場面は、母が子を育てるときのたくましさに見えた。
実の息子の狂死郎が母ちゃんと距離をとっているのに対して、銀さんたち万事屋メンバーは母ちゃんを本当の母ちゃんのように遠慮のないものの言い方をする。銀さんにいたっては最初こそ「オバちゃん」だったのに、「ババア」呼ばわりすらしている。そして「母ちゃん」て呼んでいる。

「泥水すすって顔まで変えて」「それでもオラたち自分の足で歩いて行こうって、この町で生きていこうって決めたんじゃないか!」

八郎という偽名を使い(万事屋は勝手に勘違いしただけ)元々女性だった花子と、顔を変えて狂死郎と偽名を使った八郎は、ふたりで協力してのし上がってきた。確かに褒められたことではないかもしれないが、それでも自分たちがかぶき町で生きるためにやってきたことに誇りを持っている。だからたとえかぶき町四天王の一人が関係する溝鼠組であっても、その要求を飲むことはできない・・・
前回のお登勢曰く「名前も過去も捨てて生きてる連中も多い」とのことだったけれど、母ちゃんがそこで想像したような「なんか胡散臭いことでもやっている」わけではなかった。
顔を変えていても「小さい頃から賢くて真面目で孝行者であたしの自慢の子」そのままだった。

元々母ちゃんから万事屋に以来された件は「息子の八郎を探して欲しい」という一点のみで、ならば八郎を自分の元に戻して欲しいといった要求は一切していない。だからホスト姿で八郎と溝鼠組の問題に首をつっこんだのは、完全に依頼とは別件なんだよね。
なんで銀さんはこの件に首をつっこんだのかな。母ちゃんの目の前で息子に何かあっちゃいけない。そして勘吉たちが母ちゃんを襲おうとしたときに怒りを持って制裁したときのように、連れ去られた(実際には自分からついていった)母ちゃんを護るためだったというのもあるだろう。ついでに言えば、単純に溝鼠組との問題に居合わせたので巻き込まれたにすぎないというのもある。
それもあるけれど、同時に想いだけは首尾一貫している狂死郎が気になったからじゃないのかな。母ちゃんの言う自慢の子の八郎が、姿は変わっても想いはそのままだったのが気に行ったんじゃないかな。
前に河童の海老名さんのエピソードがありました。大昔の娘との約束を律儀に護り続けている海老名さんを「酔狂」だと本人の前では突き放していながら、実際には河童3兄弟として海老名さんの住む湖を護った。「好きなもの?甘いものと、酔狂な奴かな」なーんて言いながら。
狂死郎本人は至って真面目だけれど、まだ親に顔向けできないというジレンマを持っていながら誇りだけはいっちょ前にある・・・これを酔狂な奴だと言わずになんと言おう。銀さんは、そういう風変わりな人間が気になって仕方ない奴なんだろう。大真面目に胸を張った生き方が出来る奴よりも、ちょっと横道ずれて何かを抱えていてもそれでも真直ぐに生きようとする輩が気になってしまう・・・

といっても別に正義の味方でもなんでもないので溝鼠組はそのまま放置。母ちゃんさえ取り戻せさえすればいい・・・勝男の七三分けへの執着、愛犬家っぷりとメルちゃんの出産エピソードとで憎めない者として描かれているので、その後「制裁」されなくても特に気にならなくなっています。そう言うやつらすら存在が認められているのが銀魂という作品の世界観です。「借りたものは必ず返す」七と三にやたらと拘る勝男もまた酔狂な人間だからだ。
そういやかぶき町四天王のひとりが一言喋るシーンはカットされていました。2期を目前にした母ちゃんのエピソードはかぶき町四天王篇の伏線を詳細な回想描写なしにやるには上手いタイミングだと思ったけれど、まあなくても別に平気ではあるかもしれない。勝男と四天王が関係者であることがわかりさえすればいいから。

この話で何がいいかってラストシーン。
母ちゃんの作ったかぼちゃの煮物を食べる万事屋と狂死郎のシーンが交互に描かれます。
そして母ちゃんの八郎に宛てた手紙。

実の息子は母からの贈り物に涙をし、
母親がいないものたちは母というものを知る。

鬱陶しいなんて言いながら、でも温かい存在。それが母ちゃん。
「うちの田舎じゃね、母ちゃんは皆の母ちゃん。子供は皆の子供」と豪語して母親のごとくふるまう、万事屋3人とは赤の他人の八郎の母ちゃんが主体となるこの話は、八郎の母ちゃんからの依頼を受けた万事屋が母ちゃんを護りながら依頼を果たす体をとっていながらも、実際には銀さんたちもまた母ちゃんに癒されたんじゃないかなあ。
「アレだな、母ちゃんなんて鬱陶しいだけだっつうのがよくわかったわ」なんて言いながら若干微笑んでいる銀さんの表情がとても印象的。内心嬉しかったんだろうなあ。そして、羨ましかったんだろうなあ。
母ちゃんは確かに無力だったかもしれない。でもそれでも出来ることはあった。母ちゃんらしくふるまうことが、金銭的な報酬以上に母を知らない万事屋たちの心をあったかくしたんじゃないかな。律儀に20回噛む万事屋が可愛かった。

護り護られという相互関係が銀魂のシリアス面の主題とするならば、この話は2話構成だけど十分に出ていたように思います。


さて次回はお通ちゃんの話。これも好きっ!途中で爆笑した思い出があります。
この話もまた酔狂な連中の物語なんだよなあ。
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テーマ * 銀魂 ジャンル * アニメ・コミック
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